あらすじ
掛け茶屋「まめや」で働く芹は、ひょんなことから、踊りの師匠・東花円の弟子である才、紅、仁の三人とともに、男装して娘芝居をすることになった。自分たちの身分を隠し、満開の桜が咲き誇る飛鳥山で披露した娘芝居は、瓦版が売り出されるほど江戸中の評判となる。気を良くした芹たちは、娘一座「少女カゲキ団」を結成して芝居を続けることにした。そんな折、南伝馬町にある薬種問屋橋本屋の箱入り娘、静が思いも寄らないことを言い出し、少女カゲキ団に暗雲が立ち込める──。話題沸騰のシリーズ第二弾!!
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Posted by ブクログ
女性が男装することが好まれない世の中、前巻で少女達は男に扮し物語を演じる
彼女たちが想像した以上に巷で人気を博していく
それにより、バレた?バレてない?が今作の物語のメイン
ご令嬢方は男に扮したことを絶対にバレたくない!カゲキは続けられない!で終わってしまった二巻……
堂々巡りでちょっと物足りなかった…かな…
それぞれの家の事情や時代の事情があり、自分の保身を優先するのは当たり前だと思う
だけど、踏み出してしまったのも事実なんだから、ある程度はバレてしまうのも仕方ないと思ってやらないと続かないよなぁ
良かったのは、今作登場の新キャラお静ちゃん!
まさかの男の娘!?
彼…彼女?が今後どういう動きをしていくのかがとても楽しみ