あらすじ
せっかちで気が短い。占いには興味がない。最近の映画の邦題はよくないと思う。ときどき無性にビーフ・ステーキが食べたくなる。双子の恋人が欲しい。フィッツジェラルドとチャンドラーとカポーティが好き。この中で三つ以上思い当たる方は、誰でも村上ワールドの仲間です。はいほー! と軽やかに生きるあなたに贈る、村上春樹のエスプリとユーモア。安西水丸画伯のイラスト入り、全31編!
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Posted by ブクログ
相変わらずエッセイ面白いな~(笑)なんか読んでいてうらやましくなってしまうような話が多いですね(笑)小説から受ける印象とはだいぶ違うな~(笑)
Posted by ブクログ
今回は名義を見ればわかると思いますが
画伯の存在はちょっとしかないです。
なのでファンの方は回れ右かも…
意外だったのは著者は英語の翻訳はできるけど
しゃべることは実に不得手ということ。
これ気持ちわかるな。
私もある程度は文章は理解できるけど
しゃべることができないのよ。
本当に悲しみ…
あとは生まれていない時代のお話だったので
わからないけど白子と黒子の広告って
斬新だな、と思いましたね。
Posted by ブクログ
やっぱり春樹のエッセイは面白い。
プクッ…クスクスと思わず一人で笑ってしまう。
割かし色々面倒な事考えてるんだなぁ…春樹って人は面倒な性格なんだろうなぁ…と、思いつつも何故だが春樹のエッセイを読んでいるとその面倒さも何だか可愛く思えてくる。
今回のこのエッセイは笑える所もありつつ、でも根底にある雰囲気がちょっと切ない感じがする。
何気なくパラパラ読むには本当に丁度いい。
Posted by ブクログ
はいほー文庫本版。
なので絵が安西水丸さんの絵です(新書サイズのは違う方の絵です)。
色んなとこから引っ張り出したエッセイも混じってるせいか、ページが統一してない文章があります。
Posted by ブクログ
村上春樹が三十代半ばに書いたエッセイ集。所々出てくる固有名詞が分からない(知らない)こともあった。著者の作品を数多く読んできたが、年齢がそうさせるのか、断定口調が際立つというか、言い換えれば尖ったようなものの考え方/書き方が随所に垣間見え、面白がりながら読み進めた。例えば、「ビーフ・ステーキ、ビーフ・ステーキ」は、短い文章でよくここまで肉を目の前にした条件を細かく読者に伝えられるものだと関心させられる。他にも色々と興味深いエッセイが収録されているが、個人的な好みは「わり食う山羊座」。自分が山羊座だから過度に共感(している気になっている)だけなのかもしれないが、書いてあることがよくわかる。コツコツ地道に物事に取り組む山羊座(その中でも特にA型)は、細かいことが気になり、その細かいことに注意を向けている間に、他の星座の人は軽やかに別の場所に向かっていたりする。それをチラッと一瞥した後、山羊座はまた同じ細かいことを考え始める・・・というように、とにかく地味な存在なのだと思う。でもだからといって何か対策ができるわけではない。地味なりにコツコツ何かを積み上げるしかないのだろう。
特に印象に残った箇所は以下の通り
・しかしこれだけ相性の悪い山羊座・天秤座の組み合わせなのだが、それで結婚生活が破綻をきたすかというと、そうでもない。いつまでたっても事態はちっとも改善されないのだが、ぶつぶつと文句を言いながらもなんとかうまくやっている。これは山羊座が生来わりを食うことに慣れているからかもしれない。あるいは天秤座がいざというところでうまくバランスをとっているからかもしれない (p.19-20)
・たとえ一行も書けないにしても、とにかくそのデスクの前に座りなさい、とチャンドラーは言う。とにかくそのデスクの前で、二時間じっとしていなさい、と (p.44)
・我々は自分以外の人間になることはできない。これは根本的な原則である。でもそれにあわせて自分にあったスタイルを身につけていくことは可能である (p.156)
・それは金とは関係のないことなのだ。それはいわば想像力の問題なのだ。想像力というものがあれば、我々は大抵のものは乗り切っていけるのだ。たとえ金持ちであろうが貧乏であろうが (p.201)