【感想・ネタバレ】村上朝日堂(新潮文庫)のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

おもしろい!
初めて村上春樹のエッセイを読んだがこんなに面白いとは思わなかった。普段の小説からは考えられないシュールさやゆるさ、だけど文章はしっかりと村上春樹のものでとても新鮮だった。1つの話が2ページで終わるのも良かった。あっさりしていて、テンポ良く進めていけるのも好きだった。
安西水丸さんの絵がなかなか可愛らしくて、想像が捗った。
つけで本を買う話は、子供がツケ払いをすることが可能な町が存在すること自体が面白かった。今じゃ考えられないことであるからこそ、日本っていいなあと思う。
「千倉における朝食のあり方」を読んで、千倉に興味が湧いた。これを読むまで千倉の存在すら知らなかったが、肉屋がほとんどなくてサザエが大量に食べられる街 なんで面白いんだ。

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2023年12月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

彼の作品は小説としての顔だと
「答えが明確に出ない」から好きではないです。
各自考えろ、というスタイルなのはわかりますがね…

このエッセイは面白いです。
意外なのは昔は結構ひどい生活を
送っていたようで。

今のあの姿からは全く想像がつかないです。
それとこの当時まあまあ良く切符をなくすのよ。
璧そうな人なのにな…と思いました。

そして何気に画伯をいじるのです。
ある嫌いなものを意図的に書かせる嫌がらせ(笑)
なおその文章はグロいです。
そんなものぜってぇに見たくねぇよ!!

こちらは愛せそうだわ。

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2022年11月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

村上春樹さんのエッセイを初めて読んだ。隣でぽつぽつ話して聴かせてくれているような口調の中に、映画をひたすら見たりシナリオを見て想像を膨らませるエピソードはじめ、節々に凄みがあるのが良い。そして、安西さんの挿絵も素敵。さらに、安西さんの挿絵が描きづらい題材を持ってきて困らせてやろう、という狙いで豆腐の話が立て続けにきたり、嫌いな虫の話を敢えてしたりするのが妙にカワイイ。

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2021年07月09日

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