あらすじ
左眼を傷付けられ、死者の魂を見る力を失った八雲。そんな中、唯一の肉親である妹の奈緒が幽霊に憑依された状態で行方不明になる。奈緒を探す鍵はマンションで多発する心霊現象にあるらしいのだが!?
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Posted by ブクログ
今回も面白かったー!
最近、八雲シリーズの新刊が出たらしく読める本が増えて嬉しい!
それにしても、みんな最初に出た時から良い意味でどんどん変わって行くなー。
次も楽しみ!
Posted by ブクログ
2019/04/04 15:57
p.419
定価:本体720円(税別)
今回は、毎回だけど本当に良かった。八雲の決意が感じられたし、初めの頃からしたら全員の成長が感じられた。八雲の父、雲海もこの事件で何かが変わったかもしれないと考えるととても面白い。次の話が早く読みたい!!
Posted by ブクログ
シリーズ10作目。
事故により後藤の命が危なくなり、更に奈緒が行方不明に…
いつも頼りの八雲は、赤い左眼が精神的ダメージにより見えなくなっていて頼りに出来ず。自分自身でもこれでは役に立たないと思って何も行動しようとしなかったところを、晴香が決死の想いを伝えて動かした。
過去は変えられないから、過去を認めてその上に立ってこその今だ、ということ。
奈緒は最後の最後まで見つからなかったけど、無事に見つかり良かった。七瀬美雪はしぶとい…
Posted by ブクログ
八雲のストーリーを思い出した!
一心が亡くなって、奈緒は後藤たち夫婦に引き取られ、後藤は警察を辞めて、八雲は目を傷つけられた。
晴香どさくさに告白か!?
誰かに想いを伝えるのって勇気がいる。
関係が変わること、自分も傷つくかもしれない、相手も傷つけるかもしれない、でも伝えないと何も前に進めない。
もちろんぬるま湯のような、陽だまりのような優しさが必要な時もあるけど、八雲に必要だったのは一心が亡くなった今、保護者ではなく、対等に真っ正面から向き合ってくれる人だったのだろう。
自分を思ってくれる人がいる。
自分のために動いてくれる人がいる。
晴香の想いを受けて、自分の軸を持てた八雲は、奈緒を救うために自らの父と対峙する。
なんだかクライマックスに近づいてきた。
次回の二人の関係も、石井刑事と真琴の進展もあるか気になる展開だ。
Posted by ブクログ
八雲以外がどんどん自立していく。主役冥利に尽きるのかもしれないと下世話なことを思ったりもする。
そしていろんなことが網目のように繋がって、何がなんだかわからなくなってきた。テンポよく読めてしまうせいで、流し読みしちゃってるのもあるかなぁ。相関図が欲しくなる。
Posted by ブクログ
赤い左眼で、死者の魂を見ることができなくなってしまった八雲。そんな中、奈緒が霊に憑依され、姿を消してしまう。八雲たちは無事に奈緒を見つけ出し、救うことができるのかーー?
八雲が両眼の赤い男の存在を認め、自分の存在を肯定するところが良かった。石井が真琴といい感じで、宮川や後藤からツッコまれているのが面白い。そして、とうとう七瀬美雪にロックオンされてしまった晴香。次巻がちょっと心配。