【感想・ネタバレ】ほどなく、お別れです 思い出の箱のレビュー

あらすじ

大反響の「訳あり」お葬式小説、第三弾!

美空がスカイツリー近くの小さな葬儀場「坂東会館」に入社して二年。訳あり葬儀ばかり引き受ける葬祭ディレクター・漆原の助手をしながら、研鑽を積む日々だ。

繁忙期前のある日、坂東会館に社長の甥、小暮が入社する。彼が推進する効率重視の業務改革に対し、反発する美空たち。だが、やがて小暮の信念の源もあきらかになり……。

火災で祖母と孫を亡くした家族、夫の遺体を焦るように群馬から東京へ搬送した妻、母の葬儀に離婚した父を呼ぶかで苦悩する年若き兄妹──

「別れ」と懸命に向き合う人々の姿に、あたたかな気持ちと涙があふれるお葬式小説、第三弾。

※この作品は過去に単行本として配信されていた『ほどなく、お別れです 思い出の箱』 の文庫版となります。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

読み終わってから随分日が経ってしまい、再びかなりざっくりと、目を通す程度ですがしてからの書き込みになります。

途中の親族の話やどこにお墓を立てるなど、かなり現実味があり、やはり家族ひとつ毎に思い出や考え方が違うんだなと思ったのを覚えています。
そして、今まで別々にいた人たちが繋がり、また新しい家族としてはじめた先の事故だったり、様々な理由でのお別れだったり…。
のこされた人達はどう生きていけばいいのか、をよく考えられるシリーズ三作目だったなと思いました。

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2026年08月10日

ネタバレ 購入済み

ほどなくお別れです 思い出の箱

社長の甥っ子が新入社員として加わったが、経営者気取りでイケすかない奴。そんな彼を皆んな嫌ってはいたが、理解できる部分もある。しかし、繁忙期をともに乗り越えた事で仲間意識が生まれた。桜の花見の様子が目に浮かぶ様に表現が景色の色や雑踏、匂いまでしてきそうだった。

#感動する #泣ける #ほのぼの

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2026年03月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【あらすじ】
①思い出の箱
高齢男性で、心臓発作で孤独死した故人。清水美空は故人の「ごはん」という想いをくみ取り、生前こっそり団地の裏の公園で子犬を飼っていたことに気付き、後に三匹のうち生きていた一匹を故人の娘が飼うことになる。

坂東会館に社長の甥である小暮千波という新しい葬祭ディレクターがやってきた。専門学校で葬儀を学び、「こばとセレモニー」で10年以上経験を積んでいる。式場を案内する美空は、坂東会館の変革を促してくる小暮に嫌悪感を示す。
②未来の約束
40代の独身女性の葬儀の司会を務めた美空は、故人の家族から「会社の人に向けられたスピーチに感じた」と演出過剰のクレームを受けて落ち込む。

火災で焼けた住宅の住人女性と小学1年生の孫の葬儀。子供の死を受け入れられない母親は、故人の弟である5歳の子供の「アイス(熱がっている人にあげたい)」という言葉でコンビニまでかき氷を買いに行った美空の行動で徐々に受け入れていく。
③故郷の風
群馬の妙義山で登山をしていた夫婦だが、夫が滑落し亡くなり葬儀をする。妻は義姉と不仲だったが、故人の癌の再発を初めて息子から聞き、故人が病気の再発を話すため地元の山登りに妻を誘い、いざというときに一人にさせないよう色々考えていたのではと美空から聞き涙する。
④絶対の絆
46歳ですい臓がんで亡くなった女性の葬儀。喪主は21歳の息子だが、離婚した父親に知らせたいと言った妹に激怒する。借金して母親を苦労させていた父親を許せなかった息子だが、妹は母親から子供達に苦労させないために離婚した経緯を聞いておりそれを知った息子は父親の葬儀の出席を受け入れる。
⑤エピローグ
4月半ば、隅田公園で小暮の歓迎会&花見飲み会が開催される。そこで小暮の妻は高校の同級生で工事現場の落下物があたり亡くなっていたと知る。その時すでに葬儀場で働いていた小暮はエンバーミングを提案したが妻の家族には受け入れられず、その経験が『選択肢のある葬儀会館でありたい』という想いに繋がっている。
そして椎名と赤坂陽子が結婚することが発表される。
【感想】
亡くなってから葬式までという短い期間、様々なバックグラウンドを持つ故人とその家族と親身に関わろうとしている葬儀場のスタッフの姿勢や言葉に感銘をうける。
実際利用する時が訪れたら、こちらの思いをくんでくれるスタッフに担当してもらいたくなる。

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2026年07月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

新しく来た社長の甥っ子小暮さんを嫌な人に書く描写ばかりでイライラして、2巻はよかったのにと思っていたのだが、最後になってガラッとひっくり返された…小暮さんめちゃ良い人というか、傷をかかえてもなお頑張ってる人だった。その本当の想いに気付けてよかった、途中で読むのをやめなくて…

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2026年07月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回も感動しました!
坂東会館に社長の甥っ子が入社して、新展開!?
変わらずの漆原さんと清水さんのコンビ、いいですね〜。
和みます。
私も母を亡くしており、家族葬で見送っているので葬儀の在り方って、ホント個々の家族の考え方だと思います。
また続編読みます!

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2026年06月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本作を大きく動かすのが、社長の甥である新メンバー・木暮千波の存在。
対立の構図だったが、最終的に木暮も坂東会館の温かい色に染まってゆくところが良かった。

そして、ラストシーンで語られた「いつか」。
笑顔で未来を想像できる時間へと変わっていくところが温かい余韻を残してくれた。

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2026年05月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一作目、二作目とは少し違う角度から、葬儀について考えさせられるお話だった。
自分にとっての大切な人は、誰かにとっても大切な人。その大切な人とのお別れに対する想いは、人によって異なるのだろう。葬儀の費用でも、見栄えでも、故人に対する愛情の深さを推し量ることはできない。ご遺族は、それぞれが故人を心の底から思った葬儀を考え、お見送りをし、気持ちに区切りをつける。ご遺族が、そして何より故人が望むお別れをすることで、これからも心の中で共に生きていくことができる。
大切な人とのお別れには、さまざまな形がある。大切に想う気持ちはそれぞれにあって、その方向が違うことはある。その中で、故人の望みを叶えるための、ご遺族がこれから生きていくための、そんなお別れができる葬儀を考えることはこんなにも難しいのだと感じた。

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2026年03月20日

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