【感想・ネタバレ】人間の檻 獄医立花登手控え(四)のレビュー

あらすじ

子供をさらって手にかける老人の秘密。裁きを終えた事件の裏に匂い立つ女の性(さが)。小伝馬町の牢内に沈殿する暗く悲しい浮世の難事を、人情味あふれる青年獄医がさわやかに解決する。だがある日、かつての捕物の恨みから、登の命をもらうと脅す男が現れた――。著者が5年にわたって書き継いだ傑作シリーズ完結編。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

獄医立花登手控えシリーズ第4巻完結。《女の部屋》病気の亭主に代って、店を取り仕切るおむらに挑みかかった槌屋彦三郎の頸をしめた手代新助は、情状を汲まれて八丈遠島と決まった。新助の身を案ずるおむら。裁きを終えた事件の裏に匂い立つ女の性。小伝馬町の牢内に沈殿する暗く悲しい浮世の難事を、人情味あふれる青年獄医がさわやかに解決する。だがある日、かつての捕物の恨みから、登の命をもらうと脅す男が現れた…。最終話《別れゆく季節》前巻から事件に巻き込まれたおあきも幸せをつかみ、登もついにちえとの距離がなくなり完結。

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2013年11月17日

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