あらすじ
美しい声が
地獄から呼びかける。
都市伝説「#呼ぶ声」は死を招く。
死がより身近になる街で、
警察はまたひとつ決断を下す。
続々重版!
大人気ホラーミステリシリーズ!
☆☆☆
見知らぬ着信から響く美しき声。応答すれば、生きる術なし。
警視庁の秘された部署・異能処理班に持ち込まれた怪異「呼ぶ声」。
行方不明や死を招くその声は、刑事・極意のものとよく似ていた。
同じ頃、行き倒れた山岳密教の修行僧が、怜に告げたのは思いもよらない彼の過去で――。
怜は広目とともに過去を知るための旅に出る。
警察×怪異ミステリー第七弾、物語は急転する。
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Posted by ブクログ
安田さん、出生の秘密が明らかに。
小埜さんと親戚というのが中々の衝撃。
安田さんの両親も広目さんの両親も、命を賭して子を守った。
死んでも狙われるとは。
悪魔は狡猾で悪どいが全てを知っている訳では無い。
でもずっと狙われている緊張感がある。
時が近付いてきているし、極意さんの悪魔化も進んでいるし落ち着かない。
極意さんの声、ずっと甘いテノールと表されていて気にはなっていたけどまさか神に届く声だとは。
それが原因で悪魔に狙われたとは。逆に今までよく持ち堪えたのでは?
自分が何故悪魔に狙われたのか、自分の声がどういったものなのか分かった瞬間、慈堅さんの死。
何をどう受け入れればいいのか。
Posted by ブクログ
赤バッチの声と怜の出生が物語後半の鍵を握る。ある僧侶がキーマンとなっている。声と光これがあの扉とどう関係しているのか?次が気になる展開だった。一気読みでした。
Posted by ブクログ
人を惹きつける美しい声、その声に応えた人は悲惨な目にあう。その声を聞いたミカヅチ班は刑事の極意の声と似ていると感じる。時を同じくして、行き倒れの山岳僧が怜の過去を知っているようだった。
怜の過去を知る坊主・慈硬。ミカヅチ班に三婆ズ、真理亜以外の新しいメンバーが入るのかもと思ったらな展開だった。とにかく今回は目まぐるしい上に全然事態が好転しない。少し良い方向に向かったと思ったら、結果的にさらに悪化した印象。
今回、怜の出生が少し分かる。どんどんエンパス系能力が上がってるが物語冒頭から嫌なドキドキ展開があったり、両親のことが分かったしたが、どうして?と新しい謎が発生したり、怜の話だけでかなり濃厚だ。
そこに赤バッジの悪魔化の問題やよく似た声の事件が絡んで、ミカヅチ班の中が騒がしく忙しかった。
最終盤に悲劇的展開になった。うわって所で次を待たなきゃいけないのが辛い。
Posted by ブクログ
極意さんの甘いテノールの意味、広目さんの通勤路、広目さんのお屋敷がある島の洞窟に祀られていた安田くんのご両親…警視庁異能処理班ミカヅチ以外にもたくさんのミカヅチがあって(?)希望者がいて、常に敵に狙われていることも、たくさんたくさんわかりました。
とうとう「そのとき」が近づいてきているようで、ソワソワしてしまいます。
「甘いテノール」と言われてきた極意さんの声が重要な要素だったなんて…!
「だから、穢そうとねらわれた」となると…妹のことも考えるだろうな。死なせてしまった慈堅さんのことも罪悪感と責任を感じて、面倒見の良い赤バッジさんが突飛な手段に出ませんように……。
怜くんをお寺に預けたとする慈堅も、「持国天の役目をする者」。「そのとき」も、一緒に戦ってほしかった。
極意さんは戻ってきてほしい。見つかりますように。。。真理明さんのためにも。
そのとき世界が闇に包まれたとしても、光があれば人は進める。
プロローグとエピローグが呼応してて、哀しみと静かな決意を感じるラストでした。続きがもう気になります!!
Posted by ブクログ
都内の風景が細やかに描かれていて、実際の地図と重ねながら想像して読むのが楽です。歌舞伎町の神社とか。浅間塚が境の辻で広目さんが通勤してると想像すると、ニヤニヤしてしまいます。
怜の出生とか、極意さんの声とか、伏線回収しながら、いろいろな関わりが明るみに出てきて、一向に気が休まりません。
新しい登場人物が出てきて、仲間になるかと思いきや、即退場してしまうし。極意さんもいなくなってしまうし、今後も気になることが多すぎる。
Posted by ブクログ
2025/9/6
赤バッジつらい展開。
『「なんて顔だよ」赤バッジは怜の頬を優しく叩き、』
え?トゥンクしてしまうやん。
のすぐ後ですよ。
早く続きが読みたいです。
Posted by ブクログ
ひたひたと終刊が近づいてきていることがわかります。
捨てられたと思っていた怜が実はそうではなかったということ。いや、捨てられたことには変わりないかもしれないけれど、そうしなければならない事情があったことを知り、両親の亡霊と再会を果たすシーンは胸に迫るものがありました。アマネがカッコよすぎて、リウさんの見る目を再認識した第7弾でした(笑)。
悪魔をも恐れさせる赤バッジの声を聴いてみたくて仕方ありません。
どうかミカヅチ班の誰も死なないで。
Posted by ブクログ
物語が終焉に向かって動き始めましたね。こういう瞬間が楽しくて私はホラーを読んでるのかもしれない(^◇^;)
怜の出生の謎。赤バッチの謎。
読んでいてワクワクでした。冬に出る続きが楽しみ(^^)