あらすじ
名門貴族の出身でありながら、“名無し”と呼ばれる最弱精霊と契約してしまった落ちこぼれ令嬢ブリジットは、その日第三王子ジョセフから婚約破棄を言い渡された。
彼の言いつけでそれまで高慢な令嬢を演じていたブリジットに同情する人物は、誰もおらず……そんなとき、同じ魔法学院に通う公爵令息ユーリが彼女に声をかける。
「第三王子の婚約者は、手のつけられない馬鹿娘だと聞いていたが」
「馬鹿に馬鹿って言わないでもらえます!?」
何者をも寄せつけない実力と氷のように冷たい性格から氷の刃と恐れられるユーリだが、彼だけは赤い妖精と蔑まれるブリジットに真っ向から向き合う。
やがてその巡り合わせは、落ちていくしかなかったブリジットの未来を変えていくきっかけになり――。
「……まったく、無駄に心配させられた」
「……心配、してくださったんですの?」
そんな中、彼女が契約した最弱精霊にも覚醒の兆しが見え始め……?
――これは無能と蔑まれる悪役令嬢と、天才と敬遠される悪役令息が惹かれ合い、やがて恋に落ちていく物語。
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
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ツンデレかーわいい
ヒロインもヒーローもツンデレで、なかなか素直になれないのが可愛いですね。それにしても、まだまだ気になることがいっぱいな展開です。次の巻にならないとどういうふうに収束していくのかあわかりませんが、娘を見捨てるような親父に一泡吹かせてもらいたいです。
面白かったです
ヒロインは悲しい過去があっても前向きで良かったです。
素直なのか素直でないのか。。似た者同士の二人のお話で面白かったです。
ただ、婚約破棄した王子が不穏な感じかして、今後また関わってきそうと思っていたら。。いいところで、続きます。
頑張れ!
健気で、(ほかのラノベのヒロインに比べると)グチュグチュ悩んだり、ヒーローや周りに何とかして貰うのを待つこともなく、自分から変わろうと頑張るヒロインが素敵です。
周りも(ほかのラノベに比べると)、異常に持ち上げすぎたり、可愛いを連呼しないのも読みやすかったw
それにしても、ブリジットの親父。
アホ!鬼畜!人でなし!
イフリートに見放されるか燃やされてしまえと言いたい。
無垢な子供の手を暖炉で焼くなど、、、。
母親も、何故そんな男と離婚してでも娘を守らないんだ?
逆に娘を追い詰めるなんて。
うぬぬぬぬぬぬぬぬぬ。
第三王子も愚者の極み。
リサもアホの極み。
しかしながら、ここからがブリジットの幸せの始まりになるんだよね、きっと。
ユーリのツンデレは可愛いし、でも必要な時は誰よりもカッコよく守ってくれるし。
二バルもクラスメイトも味方になったし、別邸の皆んなは優しいし。
頑張れブリジット!
本当の悪役は王太子ですね。
王太子の本性に気づいている人は学園にいるのだろうか。
悪い意味で頭も良いし、権力もあるから、これからジワジワきそうですね・・・。
これはユーリが頑張ってブリジットを守らないと?!というところだと思うけれど、
ユーリはユーリで色々とありそうだし、今後が気になります。
続きもの
婚約破棄系ですがヒロインがあまりにも不憫になります。微精霊を召喚してしまったために家族にも冷遇され実父に手を焼かれたヒロイン。そんな中、自分に優しくしてくれた王子に恋愛感情を抱くのは必然です。
そんな王子から婚約破棄されたヒロインがあまりにも可哀想でした。でもそこからバカなふりをやめ本来のヒロインの人格を取り戻していきます。
ヒーローが口下手であまり二人の距離が縮まらないのですがピンチのときには助けてくれて駆け付けてくれふヒーローに恋心を抱くのもわかります。
ラストが元婚約者が復縁を迫ってくるシーンなので早く続きが飲みたいです。
シリーズ作品レビュー
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