あらすじ
ますます予測不能の群像喜劇、第六弾!
サラが芸能界にスカウトされ、惣助はサラと一緒に東京の事務所へ見学に行くことになった。
親子での初めての旅行や夏休みの様々なイベントを通して、さらに絆を深めていく二人。
そんな惣助を想う女たちも、それぞれの思惑で動き出すのだった。
一方、ヤクザと半グレ組織とカルト教団を一手に束ね、岐阜の裏社会の帝王となってしまったリヴィアは、当然ながら警察からマークされる羽目になる。
平穏な日常を取り戻すため、リヴィアは組織の健全化を図るのだが……。
ついにあの人物の正体も明かされる、予測不能の群像喜劇第6弾!
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
平坂読×カントクによる『妹さえいればいい。』に続く新シリーズ!
本作は主人公・惣助の探偵稼業等を通じてイジメ、不倫、ホームレス、カルトといった社会問題をテーマとして扱いつつも、名探偵コ○ンネタ、物語の舞台である岐阜県の地域ネタも絡めた日常コメディです。
頭脳明晰・運動音痴な異世界の皇女をはじめ、ロリータ弁護士、ホームレス女騎士、セクキャバ嬢、宗教家、ハニートラップの達人など、個性的な面々による会話劇をスルっと楽しめます。
少々クセのある内容ながら読みやすさはバツグンの仕上がり!
異世界ファンタジーの合間等にいかがでしょうか。
※探偵モノですがミステリー要素はありませんので、ご注意ください。
感情タグBEST3
予測不能
バラバラであったパズルがひとつにまとまりそうで、まとまらなさそうなストーリーが良いですね。予想通りそうなるよな?と思ったらひっくり返される感覚はこのラノベ独自のものなのかもしれません。
まったり楽しみたい方におすすめです!
アニメを観て購入しました
まったくノーマークだったアニメがめちゃくちゃ面白かったので、続きが気になり購入。
なんてことない出来事が伏線だったり、まさかあのキャラが!という展開は面白かった。とにかく続きが気になります。
ジャンル分けの難しい作品ですが、とても出来の良いラノベでした。
Posted by ブクログ
喜劇ってだけあって本当に波瀾万丈なストーリー展開になっている。抽象的な表現になるけど、本作の作者さん(平坂読先生)は、散らばった点と点同士を綺麗な線で結ぶのが上手だなと思った。
途中であっさりと2年が経過したけれど、その間の出来事(特にブレンダや春花などの惣介との関係の変化など)も気になるので今後明かしてほしい。
というか、サラの中学生としての生活でも色々なイベントがありそう(実際、2年生では臨海学校があるという設定だった)なのに、あっさりと2年も省略してしまっていたのが意外。
ただ、その分友奈が高校生探偵になるまでの空白の時間が省略されたので、その点ではテンポが良くて助かるとも言える。
まあなんやかんや言ったけどやっぱストーリーが面白い。7巻が楽しみ。友奈最高。