あらすじ
パリでの暮らしに慣れた頃、充実した毎日を過ごすうちにいつの間にか自分のこと「だけ」を見ていることに気づいたゆう。
いつかこのまま一人でいることに慣れてしまったら……と孤独を怖がる彼女にソフィがかけた言葉。
現実を変えたくて、過去の私から抜け出したくて、ここまでエスケープしてきたゆうが自分の手で選択する未来とはーー…。(vol.21収録)
今彼と元彼の間で揺れる、彼女の心は…?
本作は今彼と元彼の間で揺れ動くアラサー女子のリアルな恋愛模様を描いた作品です!
同棲4年目、結婚のことを全く考えない彼氏・尚紀に不満を抱く主人公のゆう。
彼女の誕生日よりもゲームを優先する彼に嫌気がさした彼女は、勢いに任せて家を飛び出し地元に帰ってしまう。そんな彼女の前に現れたのは、高校時代に付き合っていた元彼で…
「誕生日おめでとう」
彼氏が忘れていた自分の誕生日を覚えていてくれた、元彼・深見。尚紀と全く違う彼の優しさに、ゆうはどんどん惹かれてゆき――
「弁当は水につけてね」「脱いだら洗濯機に入れて」「ゲームする暇あるなら少し手伝って」…私はお母さんじゃないのよ、と思わず言いたくなるような状況、経験したことがある方も多いのではないでしょうか。
本作品はそのような尚紀のお子様っぷりや、それに対するゆうの心境が非常にリアルに描かれています。ゆうよ、どうか幸せになってくれ…!そう願わずして読むことはできません!感情移入しながら先へ先へと読み進めてしまいます。
果たしてゆうは、どのような決断をするのでしょうか?
彼女の行く末を、ぜひご覧ください!
感情タグBEST3
☺️
確かに、今までのゆうは自分のことを好きになる余裕がなかったかもしれないなぁ~😣。
ソフィに出会えて、いろいろ気付かせてもらえて、この時期にフランスに行けて良かったねぇ🎵。
ビミョー…
わざわざ外国まで行って何したかったの?!って内容に感じてしまいました。
もっといろいろと主人公が成長する要素があるのかなと、その過程で大事にするものを選択していくのかなと思っていたのに…残念ながら今ひとつ共感できませんでした。
次巻購入するか迷います。