白井喬二のレビュー一覧

  • 現代語訳 南総里見八犬伝 上
    時は永享10年、1438年。騙し討ちにあい憤死した父の遺志を継ぎ返り咲いて安房国を治める里見義実にまつわる因縁のもと、全国に散らばった八犬士が運命の糸に結ばれて集まってくる。そして妖怪、妖婦、極悪非道の者までばったばったと倒しながら里見家に揃うと、扇谷、山内の軍勢と一戦を交えて叩き潰す!おお、伝奇小...続きを読む
  • 現代語訳 南総里見八犬伝 上
    夢中で読んでしまった。毎日読むのが楽しみで仕方がなかった。初心者向けの訳を読んだ後、より詳しく読みやすい訳をと探してたどり着いたこの本。白井恭二氏の現代語訳がとてつもなくすばらしい。
    ぜったいに読むべき!
  • 現代語訳 南総里見八犬伝 下
    読み終わってしまうのが、悲しくてたまらない…といった感じで残りのページをめくってしまった。京都編も入っていて、読み応え抜群!
  • 新撰組(下)
    最後はどこかあっという間に終わってしまいました。
    幸せの描写はさほど語られないので
    人によっては「マジかよ?」になってしまうかもしれません。

    でも彼らにはこれぐらいの表現が
    十分なんかもしれませんね。
    それ以上文章を加えてしまっては
    どこか文がだらけてしまうように思えますからね。

    でも、もう一人...続きを読む
  • 新撰組(上)
    熱血漢な男が独楽に生きる物語…

    独楽ゆえに恋する女性をさらわれた
    一人の男。
    ようやくめぐりあえたと思ったら…!!
    なんとライバルが出てきてしまったのです。
    さあ大変なのであります。

    主人公の織之助はまさに一本気。
    曲がったことが嫌い。
    それでいて決断の早さ、たくましさは
    一級品。

    これからど...続きを読む
  • 現代語訳 南総里見八犬伝 上
    ふと、あるキッカケから読んでみようと手に取ったがこの分厚さ。
    まぁさらりと読み流せばいいだろう・・・と思いや、この面白さ。こんな勧善懲悪モノを読まずに何を読もうというのだろう。
    八つの玉から生まれ出でる8人の犬士たちの武勇、艱難、心情モノ。
    ありとあらゆるジャンルを籠めたこの上下2冊を読むほかない。
  • 現代語訳 南総里見八犬伝 上
    信乃を始め、格好良くて強い
    殿方がたくさん出てきます(笑)

    いつ誰がどうやって登場するのかを
    ドキドキしながら読んでました。
  • 現代語訳 南総里見八犬伝 上
    南総里見八犬伝の現代語訳版。
    珠に導かれた八人の犬士達の織り成す物語です。勧善懲悪ですっきり。
    難しい人名などにも新章ごとに読み仮名がふられており、読みやすいと思います。
  • 現代語訳 南総里見八犬伝 上
    実際に読んだものは昭和51年に河出書房より発行された日本古典文庫19巻「南総里見八犬伝」(白井喬二訳)です。

    およそ30年ぶりに本棚より引っ張り出し再読しました。
    あらすじは足利幕府と管領家をめぐる結城の合戦に端を発し、落ち延びた里見家の再興を図るために奇縁でつながる八犬士が放浪の末に巡り合い、宿...続きを読む
  • 現代語訳 南総里見八犬伝 下
    行方不明だった新兵衛くんが満を持して登場し、遅れを埋めて余りある御活躍。子供向け読んだときは断然荘助くんが良かったけど毛野ちゃんもかっこいいなあ。
    あと犬士たちがことあるごとにお互いを褒めまくるのかわいい、仲良しさんかよ
    解説に小難しいこと書いてあったけど私は普通にエンタメ小説として楽しみました。
  • 現代語訳 南総里見八犬伝 上
    読みやすい~~!!今まで児童用しか読んだことなかったから伏姫さまが畜生の情欲…とか言い出すの衝撃的で笑いました。だいぶ因縁入り交じりすぎててちょっと??てなる時もあるけど必ず犬士が勝つから問題ない
  • 現代語訳 南総里見八犬伝 下
    むずい、、、
    船虫が死ぬところはなかなか見応えがあった。
    解説読んだけどこれは獣達のある意味擬人化した話だったのか、、、
  • 現代語訳 南総里見八犬伝 上
    歴史文学を読もうキャンペーンその2?
    戦いのシーンはイメージしやすかったけど登場人物が多くかつ名前が難しいので話が物語に入り込み辛かった、、、
    犬山道節がかっこいい
  • 現代語訳 南総里見八犬伝 上
    長い間読みこがれてきた娯楽小説だけあってなかなか読み応えがあり。たまにはこのような本を読んでみるのも良いと思った。「仁義礼智忠信孝悌」の八徳を覚えらるるメリットもあります。
  • 現代語訳 南総里見八犬伝 上
    小学生の時に簡単なものを読んで、すごくハマったのを思い出した(*^。^*)
    ダイジェストだが、大筋の流れがわかって、あーそういえばこんな話もあったなー、と思い出すのが楽しかった。

    全訳には興味があるけれど、すごく長い話なので、覚悟して読まなくては…。
  • 現代語訳 南総里見八犬伝 下
    舞台にアニメに漫画にエトセトラエトセトラ、二百年経っても終わらないコンテンツ・曲亭馬琴さまの大著「南総里見八犬伝」のおそらくもっとも読まれているであろう白井訳その下巻。巻末に馬琴の年譜、多田道太郎氏の解説つき。
    上巻に引き続き下巻。庚申山・なみだの雛衣編から終わりまで収録。やはり鈴ヶ森の仇討ちはアツ...続きを読む
  • 現代語訳 南総里見八犬伝 上
    200年経っても終わらないコンテンツ! 馬琴の大作「南総里見八犬伝」、長く読まれて来たメジャーな翻訳を文庫本上下二冊で。
    てなわけで比較的メジャーな訳本でありながらもちっとも手を出さなかった私、ようやく読んでます。ハードカバー時代もあり長く読まれて来た訳本。原典に挑戦する前に流れを掴みたい方にはまず...続きを読む
  • 現代語訳 南総里見八犬伝 上
    全訳ではなく抄訳なのですね。現代語訳と銘打たれ、ズッシリと厚いので、最初は全訳とかんちがいして読みました。
    見事な筆致で読みやすいので、省略部分は気になりません。しかし原作の全てを知り尽くしたいという方には、別の書籍も必要です。
    私的には八犬伝に欠かせないと思われる面白シーンが、さりげなく削られてい...続きを読む
  • 現代語訳 南総里見八犬伝 上
    現代語訳、読みやすい!

    登場人物が多くて途中で人物相関図が欲しくなる。。。

    どのキャラクターも活き活きしていて、それぞれの人生に荷を負いながら、おなじ運命のもとにある仲間を探し出す、という物語の王道。
    胸躍らないはずがない。
    人があっけなく死んでしまうのには驚きだけど。

    いよいよ、8犬士のうち...続きを読む
  • 現代語訳 南総里見八犬伝 上
    何度も目にする機会があったけど、改めて読むと、すごく面白い。仁義礼知…等の学問や思想で扱われた語句をキャラクター一人々々に当て嵌めて解説の代わりにし、大衆向けのドラマを構成し、同時に解釈とした滝沢馬琴は天才だと思う。