ヴィクトル・ユーゴーのレビュー一覧
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ネタバレ古典文学のコミカライズ
原作や映像等見たことがなく、今回初見でした
貧困からくる家庭内の圧にはじまった不法行為から
立て続いたトラブルに対して
寛容な言葉をかけられたことで更生を志す主人公の物語
変わるきっかけを得られるというのは
とても幸運だと思う反面、
善行がことごとく報われない結果に終わるという
理不尽さがよく描かれていました
また、どんなに反省しても過去の罪が許されない、
「リセットできなさ」について考えさせられました
命の大切さが一層声高に呼びかけられる昨今
更生者の未来をどうやって保証できるのか
現代も続く課題を提起する作品を
新井先生の少年漫画ながら重厚感ある絵とともに学びました。
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Posted by ブクログ
マリウスは、美しい少女に一目惚れする。
また、下宿先のゴルボー屋敷の隣人が金持ちの慈善をせびる悪党テナルディエで、テナルディエの娘エポニーヌと友人になる。
だが慈善家が、ジャン・ヴァルジャンであることを知り、ヴァルジャンの財産を狙ってパリの悪党集団パトロン・ミネットとヴァルジャンを罠に掛けようとする。
ジャン・ヴァルジャンとマリウスとテナルディエの運命が、ゴルボー屋敷で交錯する第5巻。
マリウスとコゼットとエポニーヌの三角関係の始まり、あまり映画などで描かれていないジャン・ヴァルジャンとテナルディエとジャベール三つ巴の対決が描かれていて、テナルディエの極悪ぶりが怖いけど、パトロン・ミネットを相手に引かないジャン・ヴァルジャンが頼り甲斐がある第5巻。 -
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ジャン・ヴァルジャンは、コゼットをテナルディエ夫妻から救い出す。
ジャン・ヴァルジャンは、コゼットと本当の親子のように暮らす。
しかしジャベールは、執拗にジャン・ヴァルジャンを追う。
マリウスは、生き別れの父の生き様を知り、金持ちの叔父の援助を断って、共和制復活を企むアンジョルラスたちABCの友と交流する。
役者が、ゴルボー屋敷に揃った第4巻。
ミュージカルなどだとおぼっちゃまキャラだけど、生き別れの父の過去を知り、叔父から押し付けられる王党派の生き様を拒否して民主ボナパルト派に転向した複雑なキャラであるマリウスを知り、改めてミュージカルなどを見ると違って見えてくる「レ・ミゼラブル」ファンには必読の4巻。 -
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ファンティーヌは、パリのカルチェラタンでトロミエスたち金持ちの放蕩息子に出会い、ファンティーヌはトロミエスと恋に落ちた。
だが長年の放蕩から国元に呼び戻されたトロミエスたちは、ファンティーヌたちが置いて国元に帰った。
ファンティーヌは、妊娠していた。
女工のファンティーヌは、娘のコゼットを宿屋の主人テナルディエに預けて働き始める。
テナルディエから養育費以外に薬代などの名目で搾り取られ、生活に窮していくファンティーヌ。
ジャン・ヴァルジャンは、ミリエル司教との誓いに応える為、マドレーヌと名前を変え宝飾品工場を繁盛させ、利益は街の病院などの整備に寄附して、住民から慕われ市長になった。
ヴァルジャンとジャベールとファンティーヌの邂逅が描かれる第2巻。
金持ちの放蕩息子、工場の同僚、テナルディエ夫妻たちに弄ばれ、搾取され、底辺に堕ちるファンティーヌの悲劇は、ミュージカル映画以上に悪辣なテナルディエ夫妻のアコギさもあり、より悲惨。
ついにジャン・ヴァルジャンとジャベールが、初対決するのが楽しみな第3巻に続く。 -
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ファヴロールの貧しい枝切り人ジャン・ヴァルジャンは、親代わりの姉と6人の息子を養う為に頑張っていた。だが枝切り人の仕事は、冬にはなく他の仕事もなく、飢えに苦しむ家族の為に、ヴァルジャンはパンを盗み、刑務所で重労働を課せられ、貴族や聖職者だけが富む不条理に怒りを募らせ、脱獄を繰り返す。
やっと仮釈放を認められたヴァルジャンは、仮釈放後も前科者としての身分証に縛られ、宿も食べ物も与えられない不条理に社会への怨みを募らせていた時、神のように献身的で寛大なミリエル司教と出会ったことで運命が変わる!
不朽不滅の傑作文学、漫画化第1巻。
正直で優しいジャン・ヴァルジャンが、いかに貧しさと飢えに苦しみ罪を犯し、社会に怨みを募らせたか、神に真摯に仕えるミリエル司教と出会い人間として愛されることで、正しい人になる決心をするまでを、ヴァルジャンの分身を鎖で繋がれた黒い獅子などで丁寧に心象を描かれていて、ミュージカルから知った人も満足出来る第1巻。 -
購入済み
おすすめです!
レ・ミゼラブルの題名は知っているけど読んだことはない、読んでみたいけど難しそう、と思っている方に、まずはこの漫画版をおすすめしたいです!
絵が本当に素晴らしく、もちろん内容も面白く、あっという間に最終巻まで読んでしまいました。感動するシーンがたくさんありますが、やっぱりジャン・バルジャンの人生を変えた銀の燭台のシーン(1巻収録)が一番好きです!レ・ミゼラブルを読んだことがなくてもこのシーンだけは知っている人も多いのではないでしょうか。
登場人物達がとても生き生きと描かれています。新井先生の絵柄が外国のお話にとてもマッチしていて、違和感が全くありません。最後まで読んだら、また最初から読み直したくなりました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこの巻でクライマックスを迎えます。
登場人物がそれぞれ考え悩み苦しみます。死んでしまう登場人物もいるので、読んでいてけっこうショックでした。
バリケードでの戦闘シーン(銃撃戦)はあまり得意ではないのですが、登場人物の心の動きなども多く語られていて重要なシーンでした。
ジャン・ヴァルジャンはバリケードに行っても人を殺すことなく看護の手伝いをしました。
コゼットを取られたくないと思う反面、結局はマリユスを助けます。ジャベール警部をも助けるのです。
ポニーヌはマリユスへの報われない愛情を注ぎ最後はマリユスを助けて死んでしまいます。切ないです・・・。
しかし、最後の方でテナルディエがマリユスをゆすろうと訪ねて行き、反対にジャン・ヴァルジャンの本当の姿を、マリユスに知らせることとなるシーンはすっきりしました。
ジャン・ヴァルジャンが、コゼットの小さな服をずーとカバンに入れて大事に持っていたこと、その服を並べて泣いたところは、涙があふれてきました。私はカバンの中身はお金だと思っていたので、よけいに泣けました。
最後、やっと3人で幸せに暮らせるのではと思いましたが、ジャン・ヴァルジャンは死んでしまうのですね。
愛情・自由・人権・親子・家族・真の幸福などいろいろなことを考えさせられる作品でした。
機会があれば、完訳版も読みたいです。
【あらすじ】
ゴルボー屋敷からジャベール警部がテナルディエ達を逮捕したところから始まります。
マリユスもこの屋敷から去っていきます。
ジャン・ヴァルジャンはうまく逃げ去っていました。
マリユスは偶然テナルディエの娘エポニーヌと出会う。
エポニーヌによってマリユスはコゼットの家を知ることになり、マリユスとコゼットは深く愛し合っていることを確かめあう。
しかし、ジャン・ヴァルジャンは自分の愛するコゼットが離れて行ってしまうことに、悩み苦しむ。
マリユスはパリで起こった暴動に参加しバリケードにいることをジャン・ヴァルジャンは知ることとなる。
このバリケードには登場人物がつぎつぎと集まってくる。
エポニーヌはマリユスを助けるために命を落とす。捕らわれの身のジャベール警部はジャン・ヴァルジャンに逃がしてもらう。
そして、マリユスは瀕死の状態になったところをジャン・ヴァルジャンが背負い、断絶状態の実家まで運ばれる。その間、ジャン・ヴァルジャンは環境の悪い下水道をずっと背負ったまま進んでいく。
マリユスが回復するまで何カ月もかかったが、和解した祖父はマリユスとコゼットの結婚を許してくれる。
しかし、ジャン・ヴァルジャンにとっては、表面上は喜んでいたが内心はかなしくてしょうがなかった。
ジャン・ヴァルジャンは悩んだ末、マリユスに全てを告白した。自分は脱獄囚だが、コゼットとは一緒にいただけで、何の関係もない。これからは会わないと約束する。
その夜、ジャン・ヴァルジャンはコゼットを引き取った時の、小さな服を並べ泣き明かした。
マリユスは自分を助けた人物を知らなかった。ある日、変装したテナルディエがマリユスを訪ね、自分はコゼットの秘密を知っているという。
テナルディエはコゼットが人殺しのジャン・ヴァルジャンの娘であるといい、マリユスから金を引き出そうとしていた。
テナルディエが殺したと思っていた人間はマリユスだった。そして、ジャン・ヴァルジャンが今まで、どれだけ人のために生きてきたかを知ることとなる。
マリユスとコゼットはジャン・ヴァルジャンのところに会いに行くが、その時もうジャン・ヴァルジャンの命はわずかだった。
ジャン・ヴァルジャンは「死ぬことはおそれていないが、悲しいのはもう生きられないことだ。」と言い。コゼットとマリユスに見守られ死んでいった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ上巻に比べて、この巻ではドキドキハラハラする部分が多かった。
ジャンブァル・ジャンはコゼットを見つけ出し、テナルディエ夫婦から引き取ることができた。ここでのコゼットの生活はひどいものだった。
ジャンブァル・ジャンはコゼットとのかかわりも、自分が何者かも告げないので、彼がコゼットにやさしくするところや、意地汚いテナルディエ夫婦とのやり取りは面白く読んだ。
その後、しばらくはひっそりと二人で暮らしたが、また、ジャベール警部に見つかってしまい、修道院に逃げこむことになった。
ここで以前、助けたフォーシュルブァンじいさんの手助けによって、落ち着いて生活できるようになり、コゼットは成長してゆく。
この間、新しい登場人物のマリユスという男性のことも同時に書かれてく。
ホッとして読んでいると、また、テナルディエ夫婦とかかわることになってしまう。テナルディエ一家は破産し、最低の暮らしをしていた。
初めテナルディエ夫婦はコゼットとジャンブァル・ジャンだとは気が付かなかったが、ジャンバル・ジャン(実際に名前を知っているわけではない)だとわかると、悪い仲間と彼を捉えて大金を引き出そうとするが、彼は応じない。
そこで、殺そうとするのだが、隣に住んでいたマリウスの起点で、ジャベール警部が踏み込んでくる。
マリウスはテナルディエ夫婦の悪だくみを知り、事前に警部に相談していたのだが、ジャンブァル・ジャンとジャベール警部との関係は知らなかった。
もちろん、ここにジャンブァル・ジャンがいるとは警部は知らなかったのだが捕まってしまうのだろうかと、ひやひやするシーンだった。
しかし、ジャンブァル・ジャンは、テナルディエ夫婦と悪い仲間たちが警察につかまっている間に逃げ出したところで終わっている。
この、マリウスもまた、いろいろなことに悩み生きている若者で、ジャンブァル・ジャンやコゼット、テナルディエ夫婦の娘エポニーヌと深くかかわっていくようです。