中沢孝夫のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
1103@JunqdoLeaflet
---
松浦機械:福井県・真に国際的 20
『自動車絶望工場』 鎌田慧 1973 現代史出版会 35
『ものづくりに生きる』 小関智弘 岩波ジュニア新書 38◆
『働くって何だ』 森清 岩波ジュニア新書 42,182◆
『堂島物語』 富樫倫太郎 毎日新聞社 ←昔のトレーダー秘話 49
競争とセーフティーネット 56
『現代の経営(上)』 ドラッガー ←教会(全体)を立てていることと経営管理者 71
『大学論』 日本エディタースクール出版部 ←教養と自分の社会内役割・状態 73
『ポーツマスの旗』 新潮文庫 85◆
『蝉しぐれ』 藤沢周平 新潮文庫 86◆ -
Posted by ブクログ
日本の製造業を考える。日本の製造業の現場力における国際的な比較、特に、東日本大震災からの復興における製造業の役割について。将来的に、日本の製造業が直面する課題や解決策の議論。3名の有識者による共著であり、色んな視点に触れられる。
- 「産業政策と社会(福祉)政策は違う」という名言です。産業政策というのは、強いところをより強くするためにお金を使うことであり、かたや弱い人を助けるためにお金を使うのが社会(福祉)政策で、このふたつは分けて考え、産業政策が社会(福祉)政策になってはいけない。福祉政策的なことが、企業にも必要だということは、わかるのだけれど、それが産業政策のメインになってしまってはいけ -
Posted by ブクログ
本書は「就活の本」でもあるが、読んで社会人ならば誰しもが納得する普遍性があると思った。
著者の経歴に興味を持ち読んでみたのだが、職業というものを長いスパンで考える必要があると教えてくれる教育書の内容に、読んで思わずうなずいた。
本書の考察はあくまでも具体的な事例から引き出される。その内容の「工場の仕事の意味や楽しさ」は読んで納得する思いとともに、著者の豊富な調査に感嘆する思いを持った。
本書の「知識は厚みが必要」との認識は、まさにその通りだがなかなか実行は難しい。
しかし、著者のいうとおり「人間は何にでも向いている」のだから、「自分には向いていない」などと言い訳をせずに「良い本を読み -
Posted by ブクログ
転職の前にと言うタイトルだが転職はほとんど関係がない。
一般的に言われている仕事観や仕事に対する姿勢を批判し著者の考えを述べているに過ぎない。
著者の主張を前面に出ているのだが、裏付けとなる資料や数値が乏しく主観的な見方と視聴でしかない。
ただそれは著者の現場のフィールドワークから出てきた感覚が重視され本になっているので理解できる部分は少なからずある。
著者は1940余年生まれで団塊の世代ドンピシャの方である。
著者だけでは無いのだがこの世代の方の仕事に対する感覚や仕事論などの本を見ていると大概同じような主張になっている。
しかしそれは当時のばかでもあほでも盲目的にがむしゃらに仕事をしていれ -
Posted by ブクログ
日本の製造業の現実をしっかりと話す本。
すすめるところもあれば改善すべきところもある。
そんな製造業の現実をひとつひとつ語っていく。
ちょっと中小企業にプラスが入っている気もするけど立ち位置が見えるいい本
高度なものを作り出す意思、やり方が大事
人材不足とは:キーパーソンが足りないということ、内部でしか育たない
Aランクの人には何でもやらせることが大事。時間の使い方を制約しない
レベル1期間工:職場の中で1つの仕事しかできない
レベル2若手社員:品質不具合の検出、欠陥の発見。数個の職務
レベル3中堅:ほとんどの職務、再発防止。設備の自分での修理
レベル4教え手:新しい生産ライン準備。手順ぎ