佐藤健太郎(ライター)のレビュー一覧

  • 世界史を変えた薬
    非常に読みやすくまとまった本でした。
    感染症と疼痛をメインに人類に薬が与えてきた影響を、臨場感を持って感じ取ることが出来ました。
  • 化学で「透明人間」になれますか?~人類の夢をかなえる最新研究15~
    「金」を人工的に造ることはできるのか。
    「がん」を治療することができる日は来るのか。

    何となくではあるが、人類は不可能と言われていた
    ことを実現させているような気がします。

    まだまだ「夢」と思われている課題をこの先克服
    できる日は来るのか。
    現代の化学の力はどの程度なのか。
    透明人間は実現するの...続きを読む
  • 世界史を変えた薬
    今の書き方だとこんななんだなあ。この内容の本を50年後に書いたらどんなになるんだろう。50年前だとどんなだろう。などと思いながら読んだ。タイトル通りだし。アニリンの荒っぽさを思い出しながら。
  • ふしぎな国道
    国道にまつわるあれこれを、とことん楽しむ視点から紹介されている。著者の体験による情報もふんだんに盛り込まれていて良い。国道の歴史を通してみるお上のなさりようと国道マニアの目の付け所の細かさ、人のやることというのは複雑怪奇だと感じた。
  • 世界史を変えた薬
    製薬会社研究員による、歴史を変えた薬について紹介した本。人類の歴史に大きな影響を与えた薬をいくつか取り上げて説明している。興味深い内容であった。
    「ほんの100年前には、日本人の平均寿命は現在の約半分に過ぎなかった。1921〜1925年の平均寿命は、男性42.06歳、女性43.20歳。新生児の6〜...続きを読む
  • ふしぎな国道
    最新のドキュ72hを観て「道が変わると街が変わる」という言葉があったが国道もまたそんな運命を辿りつつある。"酷道"になった訳もまたさまざまで面白い。こういったマニアがジャンルとして立ち上がった背景にはおそらくバイク雑誌みたいなロード走行の紹介があったはずで、90年代以降のネット掲示板やらも入り口を広...続きを読む
  • ふしぎな国道
    今度の旅は自転車でどこ行こうかなんて考えていて、道路をおもしろい視点で切り取っている本を見つけたので読んでみました。いやぁ、日本はまだまだ広い。階段国道やエレベーター国道、海の上の県道やらおもしろいスポットがたくさんあるじゃんか!これは自分の目で見に行かなくては!と思えた1冊。さすがにこの中に出てき...続きを読む
  • ふしぎな国道
    身近にこんなマニアックな世界が広がっていたんだなあ。

    国道がたくさん交差している場所。
    車が通れない国道。
    けものみちさながらの場所や、一般国道とは思えないハイスペックな道。
    日本一長い国道があれば、短い国道の記録も載っている。
    こんな風に、いろんな切り口から国道の楽しみ方を指南してくれる。
    国道...続きを読む
  • 「ゼロリスク社会」の罠~「怖い」が判断を狂わせる~
    ゼロリスク信者に対する私のもやもやを、明確に言語化してもらえたようで、大いにうなづきながら読んだ。
    この本が出たのは東日本大震災から1年半経った時だが、あれから6年半経とうとしているのに、まだ、豊洲問題で同じ過ちが繰り返され、政争の具にされた。新聞や雑誌、広告も相変わらず、ゼロリスクを煽る内容のもの...続きを読む
  • 世界史を変えた薬
    紹介されている薬の発見の歴史は、
    大抵は知識として持っているものが多かったが、
    どの薬もその時代の人物を中心に、
    歴史を絡めてざっくりと紹介してあって読みやすい。

    「もし」という部分はそれほど深くはないので、
    その期待には応えていないけれども、
    十分に楽しめました。
  • ふしぎな国道
    面白かった。こんなディープな世界がある事に驚き。
    おかげで、車を運転するときにおにぎりに注目するようになった(笑)。
    四国には酷道439号線があるので、一度は知ってみようかなぁ。
  • 世界史を変えた薬
    ビタミン、モルヒネ、鎮痛剤、ペニシリン・・など現在日常生活や医療現場で使われている薬がどのように発見されたかをその歴史とともに解説。

    現在では当たり前のように使われている薬がどんな苦労を伴って開発されたのか、ということを知るのには非常にいい。

    普段薬のことなど意識もせずに暮らしているが、感染症な...続きを読む
  • 医薬品クライシス―78兆円市場の激震―
    2010年ごろに危機があったという話なんだが、今はどうなんだろう。確かに技術革新の後はどの業界でもけっこうこたえるようだから。
  • 「ゼロリスク社会」の罠~「怖い」が判断を狂わせる~
    おそらく、この手の判断の難しさはネット化によってさらにめんどくさくなる方向に行くのだろう。(ネットハウリング)
  • 世界史を変えた薬
    薬剤師ではありますが、あまり薬の歴史については勉強したことがなく、知識もありません。
    普段何気なく調剤している薬には、それぞれに開発者の思いがあると思います。また、そこには悩んでいる患者さんがいます。
    本書では、限られた薬剤についてですが、そういったことが丁寧に書いてありました。
    大変勉強になりまし...続きを読む
  • 世界史を変えた薬
    馴染みのある薬剤が多数出てくるが,キニーネが清の康熙帝の命を救ったことやモルヒネを含むアヘンをイギリスが中国に輸出して大きく歴史を変えたこと,ペニシリンを発見したフレミングの予備知識が素晴らしかったこと,梅毒がいち早く世界中に広まったこと,エイズの治療薬の開発に日本人が絡んでいることなど,話の種に使...続きを読む
  • 炭素文明論―「元素の王者」が歴史を動かす―
    人生で赤点を取った最初で最後(だと思う)の科目。何でも計算や記号で片付ける。授業中は意味不明すぎて、ずっとしかめっ面。
    私にとって化学は相容れないどころか目の敵でしかなかった。
    あれから10年。本書を手にとったのは、克服やないけど生活の中の「化学」くらいは知っときたかったから。

    ポピュラーサイエン...続きを読む
  • 炭素文明論―「元素の王者」が歴史を動かす―
    地球の地表面(海水、気圏も含んで)における元素の重量比において、炭素の占める割合はわずかに0.88%だという。
    クラーク数上位は、酸素、ケイ素、アルミニウム、鉄と続くが、炭素は14位。
    そんな炭素は生命にとってなくてはならない元素であり、ありとあらゆる化合物を生成して、役に立ったり立たなかったりして...続きを読む
  • ふしぎな国道
    国道マニアの本。

    日本で唯一ダートの国道とか、酷道と呼ばれるやばい道とか、標識とか国道グッズとか、色々面白い。

    国道をただ走るのも良いものかもね、とか思った。
  • ふしぎな国道
    こういう本、好き。写真が多くてうれしい。全国道路地図が欲しくなる。これからは道路走行中、国道標識(おにぎり)にちょっと注目してみよう。この本のおかげで日常生活に一つ楽しみが加わった。