アンドレジッドのレビュー一覧

  • 狭き門
    別に珍しくはないが、翻訳の言葉にいちいち引っかかって読みづらいことこの上ない。
    自分の日本語が狂っているのかと疑ってしまうくらいのおかしな表現満載。
    面白いことは面白いからフランス語勉強する決意ができた。
  • 狭き門
    キリスト教の知識がないとよくわかんないのかなあ。
    両想いなのに両想いにならない。
    アリサがジェロームに何を求めているのか、私には理解できなかったよ。
  • 狭き門
    力を尽くして狭き門より入れ。

    私が将来に求めるものは、幸福というよりもむしろ幸福に達するための無限の努力であった。
    と主人公は語っている。幸福と徳は同一なものかどうか。これが本書の最大のテーマであろう。

    愛に良いも悪いもない。愛は愛であり、許されぬ愛なんてものは相対的な評価に過ぎないし、そもそも...続きを読む
  • 未完の告白
    「どこを通るかはほとんど問題ではない。ただどこへ向かって行くかが問題である。」
    女性は男性の従属物なのか。女性は自分自身の持つ力を発揮するべきであり、男性に劣るということはない。女性にしかできないことはあるはずである。そして女性はまずそうでありたいと欲することをしなければならない。少女ジュヌヴィエー...続きを読む
  • 未完の告白
    タイトルがよいですねー。イメージふくらむじゃないですか。
    フェミニズムの発露ってところですね。でも出てくる女の子がどうも少女っていうよりは少年ていうイメージなんですが。
    ジュヌヴィエーヴとジゼールとがどう大人になっていくのか読みたかったなあ。