やまじえびねのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
もしもやまじえびねの漫画に全く触れたことの無い方が、
このレビューに目を通して下さったなら、
・『LOVE MY LIFE』(2001)
・『インディゴ・ブルー』(2002)
・『フリー・ソウル』(2004)
の長編3冊を手に取ることをお勧めしたい。
この3冊に通底しているのは、
“マイノリティへのまなざし”という社会正義、
そして物作りを志向する人間の持つべき姿勢、この2点。
漫画の登場人物に、作者自身のストイックさと強い意志が投影されている。
この漫画家の最も凄いところは、その語り口と絵柄に抑制が効いているところ。
にも関わらず、その抑制に全く力みが無いところ。
饒舌さを削ぎ落とし、 -
Posted by ブクログ
彼女達の甘くて穏やかな時間がいつまでも続いてほしいなぁと思う。
ゲイとビアンの夫婦で産まれた子供がセクシャルマイノリティであるのは
彼女の生まれた環境が差別や、こう在るべき、という既存の価値観を押し付けない部分によるところなんだろうな・・・と、作品を観て思いました。
性少数派は性多数派に比べ乗り越えなくてはならない課題が
本当に山積してあります。
それも、支えあえる恋人や家族がいればこそ、のり越えられることも多い。
彼女達や、お父さんカップル、お母さんのモトカノの人生を通して心が軽くなりました。
軽く読めるマンガだけど深く掘り下げると迷宮に入りそうなテーマだとおもいます。
マイノリテ -
ネタバレ 購入済み
中途半端
バージンを何にしたいのか、公衆便所→殿方向け官能小説。
人生経験豊かないい女?→中途半端。
一級建築士に傷付けられた、医者が彼氏の女は何したいのか。
建築士の息子を食い物にする?→中途半端。
まあ、お好みで。