高永ひなこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
恋にも仕事にも何ひとつ不自由なく、順風満帆に生きてきたフランス語学者の成澤の人生はこの上なく退屈。そこへ現れた新米編集者のことが気になって、退屈しのぎに手を出したらいつの間にか本気の恋に落ちていた、という話。なびかない相手にムキになっていたら、真剣になってた攻、というのは好きです。
いつも相手の外見から入って軽い恋愛を楽しんでいた成澤の、遅れてきた初恋?ですね。
蒼井を身も心も自分だけのものにしようと追いかけ束縛する成澤は、准教授らしからぬ必死さ加減。やってることがもう中高生並みで赤面します…それが恋というものですけど。
「いつの間にか本気話」はものすごく好みなのに星の数が少ないのは、登場 -
Posted by ブクログ
神経質な受けから元気で天然な受けまで、繊細なタッチで描きわける高永さん。
春と礼一郎と司を繋ぐものが、弓道なんですよね…。
春は高校時代からずっと、まっすぐ弓をひく礼一郎に憧れて、好きなっていた。そんな春を見ていた司は、春が礼一郎を好きだと気付いても、好きだと言う気持ちが変わらなかった。
そんな春が急に高校卒業以来始めて、学校の先生として司の前に姿を現した。春は成長した司に戸惑っていたが…。
春は礼一郎に恋をして、自分自身に動揺して弓を引けなくなった。でも司は、春に恋をしてる事で弓を引けると言う。
「恋をする事は間違いなんかじゃない」って、それを証明する様に、司の弓は的を的確に射抜く -
Posted by ブクログ
わーい3巻出たよー待ってたよー。
袴の礼一郎さんが好きなので、始めのお話が良かったです。ワイワイやってるのはいいです。
攻めポジションが現れても、陣内が受けに見えないところがいいです。
巻を追うごとに恋に溺れていってそして終わってしまった。おわっ…わー。
欲を言えばもう少し弟くんや春を絡ませて欲しかったなぁと。
お兄ちゃんな礼一郎さんが好きです。弟くんが出てくれないと兄味が…ない。
弟(年下)視点と、陣内(年上)視点で礼一郎さんの見方が違うギャップが好きなのでした。
好みですが、線と線がちゃんと繋がってる絵が好きなので、段々絵柄がサラサラになってきてしまって、色々含めて初期が一番好きでした -
Posted by ブクログ
作家と編集者ってBLの中では有り勝ちの関係。
相手に不自由したことが無い攻が、地味目な受に惹かれるという、ある意味ベタな展開。
なのに何か良かったのは、ただ作家というんじゃなくて、准教授として本の書いているって事だったり、受側が訳ありだったりして、単純なお話じゃないところかなぁ。
フランス文学者ってことで、いろいろそれっぽい言葉を引用させてたり(学が無くて、私にはそれが作者の創作なのか、実際の文学なのかすら?なのではあるが、雰囲気はしっかり出てたからOK)するのも、くどくない書き方でだし、いい感じの学者さん加減になってた。
親しげにしている友人が、片思いの相手では無いとか、ちょっと逸らせてある