高久尚子のレビュー一覧
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【あらすじより】
ホテルマンの多和田はゲイである己に罪悪感を抱き、29歳になるこの年まで恋愛経験がなかった。ある日、親友の石野から男性を紹介されることになる。待ち合わせ場所に現れた男に多和田は一目で惹かれるが、実はそれは別人。来られなくなった相手の代わりに伝言を頼まれた石野の従兄弟・新山が、美貌なのに初心な多和田に興味を覚え、ゲイのふりで話を合わせていたのだ…。偽りから始まるトゥルーラブストーリー。
【感想】
もーーー!すれ違い多いっ!我慢しすぎと健気は違うーwでも最後まで読むとまさにこの本のタイトル通りの恋のはなしでした。途中ちょっとイライラしたりもしたけど好きな本です。 -
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ネタバレホスト×料理人。
偶然立ち寄った定職やさんの常連になり、一人で切り盛りする料理人に惚れちゃうお話です。
ちょっと女々しい攻めと、むしろ男前な受けでどっちがどっちでもいけそうな感じでどう収まるのか結構わくわくしながら読みました。
とにかく出てくる料理が美味しそうだし、心理描写も引き込まれるものがあって主役から脇役までキャラが立っていて面白かったです!!
イラストとSSカード付きのフェアに踊らされて購入したのですが、これは当たりでした!SSカードも微笑ましく可愛らしくて良かったです^^
惜しむらくは筆者もあとがきでおっしゃっているとおり、身体的接触が少な過ぎる点でしょうか…(笑)受け攻め -
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美チンフェチの「僕はすべてを知っている 2」の次は、匂いフェチ。今度はこうきたかと感心させられてしまいました。フェチ攻最高。
3話構成の「オイシイオトコ」は初出が2009年で、1年1話スタンスの気の長い連載だったようです。絵柄が最初と最後でずい分変わってます。でもすごく上手くなってる。
犬よりも研ぎ澄まされた嗅覚の持ち主である、焼肉屋オーナー四ッ屋と、彼に「いい匂い」と口説かれまくるバイトの松田。松田はノーマルな男の子なので最初はとまどっていますが、だんだん四ッ屋のことが気になって、強引だけど超優しい彼にほだされてしまいます。四ッ屋の粘り勝ち。松田はほだされたって言うより、正しくは流されちゃっ -
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幼い頃から密かに恋心を募らせていた宏晃から想いを返されて甘い日々を送っていた一葉に、兄や祖父の存在が知らされる。祖父は裕福な経営者で、偶然にも同じ大学だった兄には失望したから一葉に会社を継がせたいと申し出てくる。
康宏との約束もあり、断った一葉に「ヤクザの面倒を見ていると知れたら病院は困るだろう?」と脅された一葉は康宏を守る為に自分を捨てた家へ行く決心をするが。
それにしても一葉は気立てがよいのに、実の母親の横暴さに吐き気がしました。
人に非ず、ですね。跡継ぎとしてしか子供を見ない祖父や実母。
一葉が心優しく育ったのは康宏や宏晃、それから八重さんの愛情にたっぷり包まれていたからなんでしょう。
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父子家庭で出生届けも出されず、食べるものもぎりぎりしか与えられない悪列な環境で育った一葉が父親の借金の形にヤクザに売られそうになったところを医師、鳴宮康宏に救い出され引き取られる。
華やかな顔立ちをしたひっそりとした風情をもつ一葉は学校に行かずに家庭教師について勉強していた。
それは将来弁護士になって、康宏を助けたいという思いから。
只、情欲の対象として一葉に接する家庭教師が半数位いた。一度だけ、ねじ伏せられて身体を弄られたが危機一髪、家政婦さんに見つけられて救出される。
それからは家政婦の通る玄関脇での勉強となった。息子である宏晃と家政婦の八重さんが一葉がそういう対象になるのを嫌がったせいだ -
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8月7日嵐の夜、事故で過去3ヶ月の記憶を失くしてしまった高校2年の涼太。そんな涼太が毎夜見るのは、男に無理矢理抱かれる夢。その相手を探すうちに疑惑の人物が二人浮上します。
いわゆる記憶喪失モノ。大好物です。それに犯人探しと幼なじみに対する複雑な想いが絡んで、切なく甘酸っぱい読後感でした。
幼なじみで昔から仲がよくて、なんでも一緒だった恭一がふと自分よりひとつ先に進んでいる気がした時、劣等感や寂しさを強く感じてしまった涼太です。負けん気が強そうだし、恭一が好きだからこそ素直になれなかった複雑な想いがせつないです。性格が意地っ張りでとってもかわいい。
そして、相手の感情に鈍な恭一。無口でかっこ -
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文庫化新装版です。イラストが高久尚子センセになって、いっそう爽やかなかんじです。
竹叡学院を舞台にした3cpの話。それぞれの主人公が、生徒会を軸にリンクしていて、オムニバス形式で楽しめます。
「答辞」は生徒会副会長箕方に密かな想いを寄せる、美人生徒会長志野のお話。アウトローで倣岸不遜な箕方を少しでも近くに感じたくて、副会長に指名した志野。恋心を知られたくない一念で、不器用なりにツンデレを通すいじらしさが何とも言えません。
遠野に愛し合ってるところをを目撃されてしまうシーンや、答辞のドラマチックなシーンがとても印象的です。
「送辞」は陸上部ハイジャンプの選手泰斗に告白された次期生徒会長、遠野
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