片山真紀のレビュー一覧
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弁護士のローラは重要な任務をまかされていた。フランスに住むシークの息子グザウェイに面会し、余命いくばくもないシークのもとに連れていくことだった。息子判明したのは、パリでプレイボーイとして名高いグザウェイだった。一方、グザウェイも突然きかされた情報に衝撃を受けていた。しかしこれで亡くなった母が父について何も語ろうとしなかった原因がはっきりした。いまさら父親に会いたいとは思わなかったが、この情報を伝えにきた女性がハラスタンまで一緒に同行するならと思い直した。
<砂漠の掟・三部作>の第1話です。シークの補佐官マリクが気になる存在です。
(R-2259) -
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Posted by ブクログ
過保護な二人の兄たちが目を光らせているせいで、アニーは25歳を過ぎても男性と深くつき合ったことがない。そんな彼女が幼いころから思い続けてきたのは、長兄の親友ガイ。だが、家族同然に育ったガイは彼女を子供扱いしてばかりいる。アニーは思いきって、男性を誘惑する方法を友人に尋ねた。偶然その会話を耳にしたガイは、その標的が自分だとも知らず、むやみに男を挑発するなんてとんでもないと説教を始めた。それならいい考えがあるわ。アニーは迷わず口にした。「だったら、あなたが誘惑の仕方を教えてくれる?」。
きょうだい同然に育ったふたり、恋人になりたいヒロインと、妹だと思っているヒーロー。ヒーローが葛藤を乗り越えてい -
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イギリスの競技場ではラグビーの試合が始まろうとしていた。サンタリア公国のゴージャスな大公カスペルが観覧するとあって、観客はわいているが、ウエイトレスのホリーはうわの空だった。昨夜、婚約者から別れを切り出され、絶望のどん底にあったのだ。大公一行に昼食を給仕している最中、思わず涙ぐんだとき、ホリーにティッシュを渡してくれたのは、なんと大公だった。しかも、いきなり彼女を口説きはじめるではないか。甘い言葉にうっとりしていたホリーは気づくはずもなかった、試合を中継していたカメラが二人に向けられたことも、それがどんなスキャンダルを巻き起こすかも…。
まるでリンのようなw。しかしなんで強固に誤解し続けるの -
Posted by ブクログ
恋もキャリアも失って茫然としたまま、ジュリエットはなんとか故郷にたどりついた。ずっと抜け殻のように暮らしているわけにはいかない。少しずつでも前に進まなければ。そう思いはじめた矢先、彼女は意外な人物と再会した。グレガー―ある白馬の騎士!彼は昔、いじめられっ子だった私を救ってくれた。けれどある日突然、町から姿を消してしまった。いつ戻ってきたのだろう?あのときいったいなにがあったの?闇に埋もれていたジュリエットの心が、静かに息を吹き返した。
ヒーローがいまいち。そんなにヒロインに突っかかることないのに。それでも子供のときのヒーローはやっぱりヒーローなんだな。 -
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匿名
購入済み今ひとつ、、、
ストーリーというか、人物のキャラクター設定が求めているものと違いました。
ヒロインはヒーロー(?)から結構ひどい仕打ちをされているのですが、ヒーロー(?)が心から反省しているように思えませんでした。
その仕打ちによってヒロインはさらに悲惨な経験をしてしまうのですが、、、。こんな男を『ヒーロー』と言えるのか?という疑問がつきまといながら読み進めました。
もちろんそれはヒーロー(?)の意図するところでは無かったでしょうが、その事実を後で知ったらもっとヒロインに対して謙虚な気持ちになるものなのでは、と思います。
従って、ヒーロー(?)のことを思い続けるヒロインにも共感できず、、結果として