菊間千乃のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
元フジテレビアナウンサーの菊間千乃さんの弁護士になるまでのストーリー
法科大学院(ロースクール)がどんなものかあまり、調べたこともなかった・・
新司法試験はロースクールを卒業した者でなければ受験ができない
しかもロースクール卒業後5年以内に受験チャンスは3回という回数制限までついている
恥ずかしながら本書を読んで初めて知る・・
社会人として2足のわらじでロースクールに通い始め、様々な葛藤の中で、退社を決意し、
2回目の受験で見事合格する著者のその時の想いや情熱が伝わってきて・・
あきらめないことの大切さを再認識させられた1冊
壮絶な受験勉強は人生を変えた・・ -
Posted by ブクログ
アナウンサー時代から大好きだった菊間さん。
弁護士になられて、最近テレビや雑誌でまた見かけるようになってとっても嬉しくて。そんな中で、エッセイを出されたことを知り、即買い。一気に読みました。
アツいところ、ストイックなところ、頑固なところ、なかなか弱いところを見せられないところ…
過去2冊のエッセイを読んだ時も思ったけど、彼女とはすごく考え方が似てる部分があるなと感じていて、だから余計に励まされます
。アナウンサー時代に色々あって、退社して弁護士になって。その一文の字面から伝わってくる印象とは全然違うんだ!って声を大にして言いたい。こういう女性になりたい。昔からずっと背中を追いかけてる感じ。 -
Posted by ブクログ
最近、コンプライアンスやハラスメントという言葉で、管理職などが、新人や部下を指導するときに、とても苦労をしているとを、自分自身の体験や経験、友人の話などを聞いていて感じる。
そんな中少なくとも我々の新人時代は当たり前だったことが今はアウトなんですよとわかりやすく説明した本
特にコラム1 は参考になった。
上下関係をなくしなさいと言うのではなく、上下関係を根拠に相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけたりする行動はダメと言うのが大原則。
労働施策総合推進法の定義
1優越環境を背景とした。
2業務上必要かつ相当な範囲を超えた言動により
3就行関係を害すること(身体的もしくは精神的苦痛を与えること。
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Posted by ブクログ
この本は元フジテレビアナウンサーで現在は弁護士の菊間千乃さんが、弁護士資格を取ろうと思ったきっかけから2度の受験,合格後の研修に至るまでのことが書かれています。
「何をやるかより、誰とやるかが重要」と言われる菊間さんですが、フジテレビ時代から弁護士試験の勉強中、そして合格後の研修に至るときまで、たくさんの「いい」「すごい」講師陣や勉強仲間に出逢われていると思います。
就職先を決める際の話も、そんな偶然ってあるの?、と思うほどでした(どんな出逢いがあったのかは本を読んでくださいね)。
菊間さんは、そういう「ご縁」を「引き寄せる」力がものすごく強い人なんだと思います。
先日の講演会で
「自 -
Posted by ブクログ
菊間さんと比べたらなんて自分は甘いんだろう、と痛切に感じました。
一方で、成績優秀な彼女の友人(勉強仲間)の話にとても救われました。
「努力コンプレックス」
やらなきゃいけないと思いながら、長時間の集中力が続かず、勉強ができない。努力が足りないとわかっていてもできない。二日でやる気が切れて、翌日はボーッとしている自分がいる。その自分に嫌気がさし、落ち込むことがあったという。
この感覚は凄くよくわかるので。まったく同じ理由で気持ちがダウンすることはいまだにあるので。
でも結局は
「周囲のアドバイスには謙虚に耳を傾け、自分に有用な情報だけを取捨選択し、こうと決めたら後は淡々とこなすだけ」
そう