菊間千乃のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アナウンサーから法科大学院へ、そして司法試験に合格して弁護士になった菊間さんの書いた体験談。
やっぱり合格している人は勉強してるなぁ~という感想が第一。
そして、良い仲間を持っている。
RPGではないが、一人でやると行き詰まるんだよねぇ。
そんなときに悪い仲間がいたら道を誤る。良い仲間がいたら修正してくれたり背中を押したりしてくれる。
まぁ、その良い仲間というのもなかなか評価が難しい。
菊間さんのように司法試験に合格したら、合格するから!と後押しする人は良い仲間として記憶されるだろう。
不合格だったらどうか?
そうなれば、人によっては無責任に人の背中を押す奴!と感じる人もいる。
私は後者のような人間に法曹になってほしくないが、菊間さんは違うと思った。
それは、三回目の試験に赴く友人にかけた言葉などからもわかる。
もっとも、本心がでるのはその後の一文でそれがまた素晴らしいと思うのです。
法科大学院から法曹を目指していた仲間と言えば菊間さんに失礼ですが、今後の活躍が楽しみです。
きっと菊間さんはよい法曹になるでしょう! -
Posted by ブクログ
ネタバレ*感想
修行といえる受験勉強を通じての心の変化が素直に書かれている
思い切ってキャリアチェンジをしようとしている人、キャリア選択に疑問を感じている人にも良い
どういう人生を生きたいか、どういうやりがいで働きつづけられるか、考えるうえで参考になる
*引用
アナウンサーはファシリやバランスをとることで、自分の意見を言うことは求められていない。
情報をいいっぱなし、伝えっぱなしに疑問
誰かの人生に響いているのか
響かなかったから何度も繰り返して放送されるのか
もっと個人の人生に寄り添いたい
とくだねプロデューサー「番組が全力で菊間のことを守るから。菊間は番組のために精一杯仕事をしてくれればそれでいいよ」
通学困難なとき電話で「大丈夫だから、心配しないで!」と快活な声で励ましてくださった先生の言葉は一生忘れない。この人が言うなら、大丈夫なんだ、と暗闇にかすかな希望が見えた瞬間であった。
自分の信念に従って行動できる仕事
弁護士は強くなければ生きていけないし、優しくなければ生きていく意味のない仕事である
間隔をあけずに何回もまわすことで、体に頭に知識を定着させていかなくてはならない
モモ「掃除夫ベッポの言葉」
一度に道路ぜんぶのことを考えてはいかん、
つぎの一歩のことだけ、
つぎのひと呼吸のことだけ、
つぎのひと掃きのことだけを
考えるんだ
すると楽しくなってくる
これが大事なんだな
今までやっていたことを淡々とこなす。その先に普通に試験がある。そうすれば、実力を発揮できる
方法論なんて人それぞれで、要は合格できればいい
死ぬ気で戦う受験仲間だからこそ、話せない本音があった
勉強の不安は勉強で解消するしかない
被疑者との間に信頼関係を構築しなければ真実を引き出すことはできない
自分の活動で何かが変わっていく
試験に追われない勉強は楽しい
批判されないことに慣れてしまうと、裸の王様になる可能性があるから、常に同僚や部下に、自分の訴訟指揮について疑問に思う点があれば指摘してほしいと伝えている
弁護士業とは正解がひとつに限らない世界だから、ボスと考え方が合わないと一緒に仕事をしていくことは難しい。また、新人は自分で仕事を取ってこれないので、ボスのとった仕事が自分の仕事になり、ボスの専門が自分の専門になる。
何をやるかよりも、誰とやるかが重要
人と人とのつながりを重要に感じてきた私にとって、尊敬できる大先輩の傍で働くことがもっとも大事なことだった
弁護士はサラリーマンに比べたら安定とは程遠い職業であうr。でも、これから始まる第二の人生にわくわくしている。高揚感を安定と引き換えに手に入れたのなら、それも悪くない、私らしい。今日も精一杯生きたと思って眠り、朝は今日はどんなことが待っているのかわくわくしながら起きる、それが理想。
自分の可能性を試してみたい
一人でも多くの人の笑顔が見られるように精一杯生きてきたい -
Posted by ブクログ
ビルの5階から転落し腰椎骨折の怪我を負った菊間さん。
命は助かったものの、
回復するまでギブスをつけて過ごす事になった。
事故から症状が安定してギブスをするまでの間は
菊間さんが負った痛みがダイレクトに伝わってくる感じがして、
何度も本を置いて読むのを中断してしまった。
怖くて手が震えてページがめくれなかったのだ。
ドラマの手術シーンを見る事ができない人は
覚悟して読んだ方がいいかもしれない。
(情けない事に私は見れない派だ)
ギブスをつけての寝たきりになると痛みに対する記述は少なくなり、
心の葛藤が主になる。
報道する側からされる側になり好奇の目に晒される辛さを味わったり、
自分がアナウンサーになろうとした理由を思い出したりする訳だが、
私が共感したのは
治療のメドがたったのに寝たきりで行動できなくてイライラしたり、
ギブスをして動けるようになっても上手くいかない日々に
イライラする様子だった。
文章の端々に見え隠れする焦りが、
私も1年前入院した時そのものだと思った。
菊間さんは事故から2年経ってからこの本を書いた。
本を書くにあたって、事故当時の映像や救急車の記録、
看護記録などを目にして客観的に事故を把握したという。
私も、事故から2年が経ったら
当時つけていた日記を読み返せるくらい
心が強くなっていればいいと思う。
1年経った今は、似たような
(といっても私の負った怪我より遥かに重い)
経験をした人の文章を読むのが精いっぱいだ。