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Posted by ブクログ
ビルの5階から転落し腰椎骨折の怪我を負った菊間さん。
命は助かったものの、
回復するまでギブスをつけて過ごす事になった。
事故から症状が安定してギブスをするまでの間は
菊間さんが負った痛みがダイレクトに伝わってくる感じがして、
何度も本を置いて読むのを中断してしまった。
怖くて手が震えてページがめくれなかったのだ。
ドラマの手術シーンを見る事ができない人は
覚悟して読んだ方がいいかもしれない。
(情けない事に私は見れない派だ)
ギブスをつけての寝たきりになると痛みに対する記述は少なくなり、
心の葛藤が主になる。
報道する側からされる側になり好奇の目に晒される辛さを味わったり、
自分がアナウンサーになろうとした理由を思い出したりする訳だが、
私が共感したのは
治療のメドがたったのに寝たきりで行動できなくてイライラしたり、
ギブスをして動けるようになっても上手くいかない日々に
イライラする様子だった。
文章の端々に見え隠れする焦りが、
私も1年前入院した時そのものだと思った。
菊間さんは事故から2年経ってからこの本を書いた。
本を書くにあたって、事故当時の映像や救急車の記録、
看護記録などを目にして客観的に事故を把握したという。
私も、事故から2年が経ったら
当時つけていた日記を読み返せるくらい
心が強くなっていればいいと思う。
1年経った今は、似たような
(といっても私の負った怪我より遥かに重い)
経験をした人の文章を読むのが精いっぱいだ。
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