福井憲彦のレビュー一覧
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大航海時代中盤から第一次世界大戦までの間、世界をリードしてきた「近大ヨーロッパ」の覇権。
それが如何に発展し、そして終演したのかというお話。
未だに、「欧(米)」が世界をリードし、フォーマットをつくってきたことは事実だからなあ。(影は影として
やはり、欧州が如何にしてその地位を占めてきたのかにつ...続きを読むPosted by ブクログ -
フランス史を勉強した方が良い理由が、胸がスッキリするほど共感できた。まだ読み途中だが、冒頭で筆者の主旨に賛同できる場合大抵は続きも面白いので、個人的には楽しみな本の一つ。Posted by ブクログ
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15世紀から19世紀にかけての近代ヨーロッパが世界の覇権を握り現代世界のベースを造った歴史を概観する。文化的にも軍事的にも東洋に比べたら劣っていた中世の欧州が、大航海時代から世界を支配していく歴史はダイナミックでとても興味深い時代だ。
特に神が絶対であり、全てのことは神が造ったのだから、聖書に書...続きを読むPosted by ブクログ -
正確にはフランスという国と言うよりも、フランス辺りの歴史という感じでしょうか。
入門書としてとても分かりやすく、雑然としていた頭の中の情報を整理できた。Posted by ブクログ -
マリーアントワネットの日記を読んで、フランス史に興味が出て購入。
ケルトからEU成立までの2000年を超える歴史が400ページほどでつらつらと綴られている。
高校で世界史を学んでいたが、人名や地名といった固有名詞を記憶していただけで、いざ説明をするとなると「ナポレオンはすごい人」「ルイ16世...続きを読むPosted by ブクログ -
ただ教科書的にイベントの羅列をするのではなく、誰もが知るような大きな出来事の背景を非常にわかりやすく解説してくれている。
長らくヨーロッパの帝国主義・植民地化の動きの背景となるマインドがわからずにいたが、産業発展・文明化されていない他国の啓蒙やキリスト教の布教という極めて一方的な理由であることがわか...続きを読むPosted by ブクログ -
全編、建築史家とフランス近代史家の著者二人の対談という形で進む。視点はあくまで建築の方なので、建築が好きじゃないとツライが、好きならば、日本とはまったく風土が違うかの地の建築様式や建築理念がわかって面白い。Posted by ブクログ
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フランス通史。
2000年を一冊で語るのだから割愛する点が多くなるとは思うが、やはりどうしても「ここをサラッと飛ばすのか!?」と思う箇所がいくつかあった。
また、文章が時系列を行ったり来たりだったり、何を主張したいか分かりづらく、自分には合っていないと感じた。
ともかく、フランスの通史を概観すると...続きを読むPosted by ブクログ -
パリの歴史をざっと網羅できてよかった。
時系列ではあるものの、宗教・政治・芸術・学問など、テーマが統一されていない中で時間が流れていくような構成になっていたので、ちょっと読みづらかった。(慣れたけど。)
パリはかなり昔からデザインされた街という点で特殊なのだと感じた。
山手線一周ほどの広さなのにか...続きを読むPosted by ブクログ -
このシリーズの中国史が分かりやすく、ではフランス史も…と思っていたがどうしても分からない…。
文化なのか似た名前が多いからなのか…出直す必要がありそう。Posted by ブクログ -
フランス旅行前に頑張って読んだ。
世界史にある程度精通している人なら楽々読めるのかもしれないけど、恥ずかしながら無知なので難しい部分もあった。それでも大体の部分は理解でき、たまに挿入されている地図や絵画なども良かった。Posted by ブクログ -
フランス史をざっくりとパリの街と共に学べる。なんだかんだでナポレオン3世の功績がすごいんだなと実感。あとエッフェル塔って結構最近だったの知ったの驚き。Posted by ブクログ
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決して歴史を詳しく学ぶ本ではなく、パリの蘊蓄を知るための本としては良書。
こんな内容ってガイドブックに毛が生えたような物か個人ブログばかりだからね。
これはフランス史の学者さんが、パリの歴史を趣味でまとめたような本です。
ある程度フランスの歴史と文化を知っている事が前提であり、パリの地理も求められる...続きを読むPosted by ブクログ -
フランスの成り立ちから現代に至るまでの流れについて書かれた本。フランスだけでなく、フランス周辺の国や、ヨーロッパに興味がある人にもお勧め。Posted by ブクログ