藤沢武夫のレビュー一覧

  • 経営に終わりはない

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    藤沢の肉声に取材したこういう本があることは、今まで見落としていた。Hondaは、組織形態としては特殊な形をとっているが、それが藤沢の思想に由来すること、紙の上の学問によらずして、本質を見極め、必要なテイクリスクを行い、現場に熱を吹き込みつづけ、だめなことはダメとポリシーを貫くことの重みが語られる。常人に真似ができるものではないが、企業人の生き方として感銘を受ける。

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    2019年07月28日
  • 経営に終わりはない

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    よくリーダーについて書く本があるけど、リーダーってフォロワーがリーダーとして認めるからリーダーになるだけ。まさに本田宗一郎をリーダーにしたのはこの人であり、経営はこの二人の異なるタイプが相互に尊敬しているから成り立ったということがよくわかる本。

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    2019年05月03日
  • 経営に終わりはない

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    藤沢さんはホンダの黎明期を支えた経営者の一人。天衣無縫な本田宗一郎さんを支えて、今のホンダの基礎を作りました。かねがね、なぜこのような立派な経営者がなぜ黎明期のホンダに身をささげたのか不思議に思っていましたが、この本でようやく分かりました。理由は、純粋な意味での本田と藤沢の愛です。このような人間関係が存在し、それを知ることができたのは、私の人生にとってとてもしあわせなことでした。

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    2018年10月23日
  • 経営に終わりはない

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    他人のふんどしで勝負しない。
    自分の松明を持って歩く。

    自分の信念をいかに強く持つか
    信頼できるパートナーに満足させるために基準を明確に!

    万物は流転する
    いかにここから抜け出し繁栄するか。

    即断即決

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    2016年01月04日
  • 経営に終わりはない

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    本田技研工業の創業者の一人、藤沢武夫の本。その生き方、考え方に非常に共感できる。経営に関してそのまま活かせるわけではないが、その思想は参考になる。

    ①「大きな夢を持っている人の、その夢を実現する橋がつくれればいい。」(p16)

     その生き方に多いに同意できた。自分も複数のことに興味があり、一つの大きな夢はないので、こうした夢の実現に役立てる生き方がしたい。「いまは儲からなくても、とにかく橋をかけることができればいい。」そのために力をつけたい。

    ②社長には欠点が必要(p100)

     欠点があるからこそ魅力があり、魅力があるからこそ人に好かれる。そうして、人前につく社長業ができる。そうした才

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    2012年11月23日
  • 経営に終わりはない

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    最も近く、対等の立場から本田宗一郎を見てきた藤沢の自伝。藤沢の哲学、ほかの経営書では語られない本田の姿が読めて啓発される。

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    2012年05月07日
  • 松明は自分の手で

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    ホンダの立役者、藤沢武夫氏の半生。
    町工場だったホンダを世界企業に育てた手腕。
    最高の引退劇と称された現役引退まで。

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    2012年03月25日
  • 経営に終わりはない

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    本田宗一郎と二人三脚で「世界のホンダ」をつくった藤澤武夫の記録。両方をセットにして読むと、いろいろなことが見えてくる。自分がどちらに共感するかで、表舞台に立つか裏方に徹するかを決めるという手もある。ちなみに、私は藤澤武夫のほうにより共感しました。編集者は黒子ですから。

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    2013年02月04日
  • 松明は自分の手で

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    ネタバレ

    私は、企業と言うものは、リズミカルであり、美的なものでなければならないと常々持っている。企業に芸術がなければ、それは企業にならない。と言うのは、みんなの心に訴えるものは、新しい姿であり、音楽であり、絵であり、芸術的なものである
    たとえ小さな松明であろうと、本田は自分で作った松明を、自分の手で掲げて、前の人たちには関係なく好きな道を歩んでいく企業とする
    少しこじつけと思われるかもしれないが、経営と仕事とは違う。毎日、経営者が出勤してハンコをしたり、書類を見たりするのは、それは仕事と名づけない
    和辻哲郎鎖国 鎖国か開国かの分かれ道が、それからの日本民族のあり方に、どのようなものになったかは、今もっ

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    2025年07月29日
  • 経営に終わりはない

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    ご苦労はあったかと思われるが、そんな感じを与えず淡々と語っていることろが、すごい。自分自身と比べてみて、仕事って何なんだろう?って思いました。

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    2024年03月24日
  • 経営に終わりはない

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    ホンダのNo.2として本田宗一郎を支え続けた藤沢武夫による回顧録。本田宗一郎を技術に専念させるべく、経営、営業を担い、後継者を育て、ホンダを成長させた方。『バイクメーカーはアメリカに行けないなら先がない。何が何でもアメリカに行こう』と判断して邁進するなど、その経営判断はシビレる。憧れの人物の一人。
    再読です。

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    2023年09月30日
  • 経営に終わりはない

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    本田宗一郎の相棒として名前は知っていたが、どのような人だかはわからなかった。
    天才技術者である本田宗一郎とは対極の人物ではあるが、彼もまた経営の天才だった。

    ホンダが作ったサーキットに来た女性が、ハイヒールが泥のぬかるみにはまり、楽しくない思い出となってしまっている光景を目にした時に、そういった事は今後は二度とないようにしようと思ったと言うエピソードが印象的だった。

    また、有名な逸話ではあるが、本田宗一郎とともに本田から退任した際に本田宗一郎交わした「まあまあだったな。」「ああ、まあまあさ。」という引き際があまりにも鮮やかでかっこよすぎてしびれた。
    最高にクールでかっこいい本田宗一郎と藤沢

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    2023年08月01日
  • 経営に終わりはない

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    No.1(本田宗一郎)を背負うという意味では、No.2は誰よりも重いものを背負う存在なのかもしれない。

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    2021年06月16日
  • 経営に終わりはない

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    ホンダと言えば創業者の本田宗一郎があまりにも有名だがもうひとりの創業者である藤沢氏の存在は恥ずかしながらよく知らなかった。2人が両輪となりうまくバランスしたからこそホンダの急成長があったのだとよくわかった。名だたる企業には、名経営者の存在が注目されるが、影で支えた氏のようなNO.2がいるのだろうと想像された。

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    2021年08月08日
  • 松明は自分の手で

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    率直に思ったことは、藤沢武夫なしには本田宗一郎もなかったであろうということ。

    本田ー藤沢時代と現在ではビジネス環境が変化しているため、藤沢の考え方がすべて通用する、というわけではない。

    しかし、現在だからこそ、耳を傾け実践してみるべきものもある。

    「やたらに桑の根っこをひっこ抜いたらだめだ」という言葉は、今こそ必要なことだろう。

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    2018年05月10日
  • 経営に終わりはない

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    成果に名だたるホンダを本田宗一郎とともに作り上げた著者の回顧録。
    乗り物を売るためには安全も一緒に売らなければならないとサーキットを作り、安全教育などのイベントも起こしたとは先進的な考え方だ。

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    2017年01月04日
  • 経営に終わりはない

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    ネタバレ

    “世界のホンダ”の創業者である本田宗一郎さんについては、その人柄とともに天才技術者として良く知られているところだが、創業時から経営を担当し世界企業に成長させた藤沢さんについての情報はあまりない。この本は藤沢さんによる貴重な記録。
    「本業以外に手を出すな」、「万物流転の法則」、「たいまつは自分で持て」など、現代の経営にもその哲学は色あせない。

    「ここらでいいということにするか」
    「そうしましょう」
    すると、本田はいいました。
    「幸せだったな」
    「ほんとうに幸福でした。心からお礼をいいます」
    「おれも礼をいうよ、良い人生だったな」(p227)

    25年間苦楽をともにして育てたホンダを離れる際の会

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    2016年09月17日
  • 経営に終わりはない

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    この人の、本田宗一郎へのほれ込みぶり、藤沢さん自身の経営研究力、営業力、商品企画力(技術力とは違う次元で、どのようなものが売れるかを判断する力)が素晴らしいなと。

    天才的技術者と天才的経営者が奇跡的に出会って時代を作っていったという、すごい話。

    本人の発言はどこまでも控えめですが、その表現がまたよいですね。これを第三者が書いたとしたら、藤沢さんを神格化するような表現でつまらないものになっていたでしょう。

    私は藤沢武夫になる!

    -------以下、抜粋----
    1910年 明治43年 生まれ
    S6 軍隊現役、お金を払えば除隊できる
    「経済の分野で自分の力を試してみたい」
    「自分の精いっぱ

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    2016年06月22日
  • 松明は自分の手で

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    言っていることは、ひとつひとつすごいのだが、体系的な本ではないので、読みづらい。
     本田さんの「私の履歴書」みたいなものがあると良かったな。

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    2016年02月17日
  • 経営に終わりはない

    購入済み

    良かったです

    いいお話でした

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    2015年12月26日