野島秀勝のレビュー一覧
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カフカのところだけ。
「変身」について場面ごとにひとつひとつ解説していて、この評論を読めばあらすじどころかストーリーを完全に追えちゃうという細かさ。
最後にグレゴールが死に、家族が晴れ晴れしているシーンを取り上げて、「虫になったグレゴールの心は人間のままだったが、周りの人間の心は虫けら同然だった」と...続きを読むPosted by ブクログ -
「文学は、狼がきた、狼がきたと叫びながら、少年がすぐ後ろを一匹の大きな灰色の狼に追われて、ネアンデルタールの谷間から飛び出してきた日に生まれたのではない。文学は、狼がきた、狼がきたと叫びながら、少年が走ってきたが、その後ろには狼なんかいなかったという、その日に生まれたのである」
とりあえず上巻。「...続きを読むPosted by ブクログ -
シェイクスピア
何作か読んだ方がいいかな
と思って読んでみた
なるほどって感じ笑
翻訳ながら
なんとも他の作品では味わえない
表現がたくさんあった
ちょっと読むの疲れるけど
読んでみて良かったと思うPosted by ブクログ -
シェイクスピア4大悲劇の1つらしい。
醍醐味の掛け合いは、日本語ではわかりづらいものや現代では通じないものがあるのは他作品も同じだが、本作品は「狂気」をテーマとしており、脈絡なく会話が飛躍する場面があるため、輪をかけて難解。
しかしクライマックス前の盛り上がりはさすがといったところで、壮絶な展開に...続きを読むPosted by ブクログ -
シェークスピア4大悲劇の1作にして、有名な一節のある作品。とはいえ題名しか知らずにいたため、今回、手に取った。セリフのみで構成されていたが、映像が目に浮かび、しっかり"読める"つくり。さすがである。Posted by ブクログ
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ハムレットは、復讐をする話なのですが、ポローニアスの台詞が面白かったです。ポローニアスはハムレットの恋人のオフィーリアの父親なんですけど、娘が大好きでオフィーリアがハムレットのことを相談しても的外れなことを言っていて面白かったです。こういう父親はコメディードラマにいそうです。Posted by ブクログ
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「シェイクスピアは最高の政治学古典」
と舛添さんが言っていたので、
早速読もうと買ってみた(単純)。
…いや、戯曲って読みづらいね。
台本だもん。
言われているようにシェイクスピアの言い回しや
比喩や暗喩や一部下ネタは鋭く感銘を受けるのですが、
翻訳で読むのは限界があるんだろうな...続きを読むPosted by ブクログ -
初シェイクスピア。
やっぱり戯曲は読みづらいですね;
話自体は面白いけど、やっぱり原文じゃないと文章のうまさとかはわからないんだろうなー訳が無理やりな感じがするし。
私の英語力では無理かな 笑
機会があったら他のも読みます。教養として。Posted by ブクログ -
必要に迫られて読んだけれど、これを面白いと思うためには教養がたりないと思った。
注を読みながらじゃないと、筆者の意図に気づけない。
ヴィクトリア王朝の世俗について詳しくないとなかなかつらいものがあるな。Posted by ブクログ