野島秀勝のレビュー一覧

  • リア王

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    シェイクスピアの作品の中で『リア王』が一番好きだ、なんて言ったら通の人にばかにされるかもしれないけど、糞ったれな中坊のこころに届いたのは確かにこの作品だった。

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    2009年10月04日
  • リア王

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    ネタバレ

    初めてシェイクスピアを読んだ。
    リア王と姉妹もグロスター親子もどっちもどっちという感じ。なるほど悲劇やなあ。
    (大竹しのぶさんの『リア王』を観劇するための予習として読みました。舞台はとてもよかったです)

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    2025年11月15日
  • リア王

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    ネタバレ

    四大悲劇のひとつ。3人の娘に土地を分割しようとした王が、おべっかの使えない末っ子を信じられず、長女と次女にだけ分割。末っ子を追放。その後長女と次女に冷たくあしらわれ、末っ子の性格の良さに気づくも⋯。
    最後はみんな死ぬんかい。

    と大筋はよく分かるも、読み手の問題だが、登場する様々な人物のやりとりを咀嚼しきれず、読みづらい印象を受けた。

    個人的に四大悲劇の面白かった順は1位ハムレット2位オセロウ同率3位マクベス、リア王という感じ。もはやマクベスは思い出せないが。

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    2025年08月04日
  • ハムレット

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    最後はほとんど主要な登場人物が亡くなる悲劇。
    オフィーリアの死がいちばんの悲劇だな〜。ミレーの絵画がそれを裏付けている。

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    2024年05月06日
  • リア王

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    今まで読んだシェイクスピアの戯曲の中では、ダイナミックで波瀾万丈。深い。でも戯曲は読みにくい。人物一覧を繰り返し参照しながら読み進む。

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    2023年10月29日
  • ナボコフの文学講義 下

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    カフカのところだけ。
    「変身」について場面ごとにひとつひとつ解説していて、この評論を読めばあらすじどころかストーリーを完全に追えちゃうという細かさ。
    最後にグレゴールが死に、家族が晴れ晴れしているシーンを取り上げて、「虫になったグレゴールの心は人間のままだったが、周りの人間の心は虫けら同然だった」と切り捨てる。...これは確かにプロットとしてはすっきりするが、本当にそうだろうかと少し疑問が残った。この対比は「断食芸人」のなかの芸人と豹の対比を思い起こさせる。つまり醜い死に損ないが死ぬことで、それに代わって若く美しい生命が躍動するというイメージだ。ここで豹であるところの若く美しい妹の心が虫けらだ

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    2019年04月21日
  • ナボコフの文学講義 上

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    「文学は、狼がきた、狼がきたと叫びながら、少年がすぐ後ろを一匹の大きな灰色の狼に追われて、ネアンデルタールの谷間から飛び出してきた日に生まれたのではない。文学は、狼がきた、狼がきたと叫びながら、少年が走ってきたが、その後ろには狼なんかいなかったという、その日に生まれたのである」

    とりあえず上巻。「ロリータ」で有名になる前のナボコフ先生が大学で文学を教えていた時の講義録。上巻は、オースティン、ディケンズ、フロベール(下巻はスティーヴンソン、カフカ、プルースト、ジョイスとのこと)。
    文学はフィクションであるというその一点を徹底的に突き詰めて、文体の奥の奥まで読み込んでいく。そこまで読み込むか、と

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    2018年09月09日
  • ハムレット

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    シェイクスピア
    何作か読んだ方がいいかな
    と思って読んでみた

    なるほどって感じ笑
    翻訳ながら
    なんとも他の作品では味わえない
    表現がたくさんあった

    ちょっと読むの疲れるけど
    読んでみて良かったと思う

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    2018年08月29日
  • ハムレット

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    シェイクスピア4大悲劇の1つらしい。

    醍醐味の掛け合いは、日本語ではわかりづらいものや現代では通じないものがあるのは他作品も同じだが、本作品は「狂気」をテーマとしており、脈絡なく会話が飛躍する場面があるため、輪をかけて難解。
    しかしクライマックス前の盛り上がりはさすがといったところで、壮絶な展開にハラハラさせられる。どうせ最後にはみんな死ぬのだが。

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    2018年08月03日
  • ハムレット

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    シェークスピア4大悲劇の1作にして、有名な一節のある作品。とはいえ題名しか知らずにいたため、今回、手に取った。セリフのみで構成されていたが、映像が目に浮かび、しっかり"読める"つくり。さすがである。

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    2016年07月12日
  • リア王

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    初めて手にしたシェイクスピアでした。10代のはじめに読んだのかな。
    正しい人が、したたかな人に陥れられる、厳しい現実を感じながら読んだのを覚えています。

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    2016年01月13日
  • ハムレット

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    ハムレットは、復讐をする話なのですが、ポローニアスの台詞が面白かったです。ポローニアスはハムレットの恋人のオフィーリアの父親なんですけど、娘が大好きでオフィーリアがハムレットのことを相談しても的外れなことを言っていて面白かったです。こういう父親はコメディードラマにいそうです。

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    2015年12月21日
  • リア王

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    リア王は自分を裏切った娘を罵倒するシーンがあってその言葉が「ここまで言うか」って思うほどひどいんです。だけど、リア王の台詞や現代の小説にはない表現がされていて思わず読んでしまいました。小説ではないので読みにくいかもしれませんが、慣れると面白いです。

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    2015年12月21日
  • ハムレット

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    「生きるべきか、死ぬべきかそれが問題だ」のセリフがあまりにも有名な本作品。注釈が多く、読むのがなかなか困難であった。一度、先にハムレットを映像で見ておいた方がわかりやすいと思われる。最初の方はどうなるのかドキドキしながら読んでいたけど、注釈の多さに段々疲れてきて最後には容量オーバーで脳内パンクしてしまった。シェイクスピアの戯曲で最長編らしいので、他のも読んでからまたチャレンジしたい。2012/480

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    2015年04月16日
  • リア王

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    有名な四大悲劇のひとつ。解説によると、4つの中でも一番悲劇らしい。

    コーディリアの「Nothingで真実の愛を全てわかって」というのは甘えんぼな気がする。お姉さんたちの言葉はまぁ大げさだけど、だからって疑うのも難しい。
    普段の行動や状況から、相手のことを考えて察するのは素敵な思いやりだけど…みんな悲しい嘘はいいっこなしな世の中になればいいのにね。

    いい子も愚か者も死んでしまうけれど、悪い人たちもやっぱり、最後は悪事がバレてみんな死ぬ。それなら私は、不器用でもいい子で終わりたいなぁ。

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    2014年12月26日
  • リア王

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    悲劇中の悲劇。

    訳し方が下手と言ったらあれかもしれないけど、原文をそのまま訳しすぎて、言葉の意味が成り立ちにくくなっているような感じを受けた。
    最後の方は良かったけど、それまではとても上手く訳されてるとは言えない。

    解説で、なぜコーディーリアとリアが殺されたのか、ということを書いていたのだけれど、その理由は“摂理”らしい。普遍性ではなく宇宙性。興味深い。
    確かに、ただの勧善懲悪な話ではないのには、何かしらの意図があるのだろう。

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    2013年07月12日
  • ハムレット

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    「シェイクスピアは最高の政治学古典」

    と舛添さんが言っていたので、
    早速読もうと買ってみた(単純)。

    …いや、戯曲って読みづらいね。
    台本だもん。

    言われているようにシェイクスピアの言い回しや
    比喩や暗喩や一部下ネタは鋭く感銘を受けるのですが、
    翻訳で読むのは限界があるんだろうなぁ。

    岩波書店verは注釈が豊富についているので理解が深まります。
    最初は注釈を無視して読み、二度目に注釈を熟読しながら
    読破するのが正しい読み方かと。

    …まあ二度読みたいかと言われると…アレですが。。

    現代小説のが結局面白いと思ってしまう僕は
    きっといまどきの若者か学がないかのど

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    2012年09月30日
  • ハムレット

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    初シェイクスピア。
    やっぱり戯曲は読みづらいですね;
    話自体は面白いけど、やっぱり原文じゃないと文章のうまさとかはわからないんだろうなー訳が無理やりな感じがするし。
    私の英語力では無理かな 笑
    機会があったら他のも読みます。教養として。

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    2011年10月14日
  • ハムレット

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    必要に迫られて読んだけれど、これを面白いと思うためには教養がたりないと思った。
    注を読みながらじゃないと、筆者の意図に気づけない。
    ヴィクトリア王朝の世俗について詳しくないとなかなかつらいものがあるな。

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    2011年10月12日
  • リア王

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    悲劇の、ラストに向かって雪崩のように突き進んでいくさまって、カタルシスだなあ・・・。リア王は、なんだかギリシャ悲劇っぽい。オイディプスとか。それにしてもなかなか卑猥な表現が豊かで、時代もあるのだろうけれど、シェイクスピアって大衆向けだったような気がしてならない。

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    2011年08月10日