西垣通のレビュー一覧

  • ビッグデータと人工知能 可能性と罠を見極める

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    人工知能から知識増幅、集合知へ。
    の前向きな人工知能ビックデータ本。
    ビックデータとは、機械学習の発展・ブレイクスルー、人間を超える?、自由プライバシーセキュリティ、集合知・協働・知識増幅。

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    2017年04月16日
  • ビッグデータと人工知能 可能性と罠を見極める

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    2017.0304 シンギュラリティーなぞ起きない。人間と人工知能はまった別の存在で、人工知能が人間の知能を再現することはない。人工知能はいかに使うかが大切。

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    2017年03月07日
  • ビッグデータと人工知能 可能性と罠を見極める

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    人工知能って何ができるものなのか、実際何をやっているものなのかを理解しておく必要がある。
    ビッグデータの扱いについても同じで、統計ってものの正体はけっこう意外なものだったりする。ややこしいのは統計処理って真実とは違うものなのに、現実の現象を割と言い当てたりするってこと。
    まさか技術的特異点に到達できるとは思わないけど、そうだと勘違いする時代は来るかも。やだなぁ。

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    2017年02月18日
  • ビッグデータと人工知能 可能性と罠を見極める

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    AIについてのテクニカルの話ではなく、シンギュラリティはない、AIとの折り合いのつけ方についてかたる話。

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    2016年12月04日
  • 角川インターネット講座6 ユーザーがつくる知のかたち 集合知の深化

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    集合知について考える
    集合知はai?ia?
    脳ニューロンと類似構造がよく用いられる
    インターネットに「ユーザー」はいるのか、という話が、専門知と集合知の話題では、繰り返されることが多い
    情報の哲学(リテラシー)必要だ
    現実(社会)での、情報の摂取と表現のために

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    2016年01月10日
  • ネット社会の「正義」とは何か 集合知と新しい民主主義

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    ネタバレ

    [集合知定理]
    集団誤差=平均個人誤差−分散値 p50

    生命体である人間は「オートポイエティック・システム(autopoietic system)」、機械であるコンピュータは「アロポイエティック・システム(allopoietic system)」というわけだ。p104
    (前者は「閉鎖系」で、後者は「開放系」p105)
    Cf. ルーマン「機能的分化社会理論」

    きわめて粗っぽく図式的に整理すれば、規模が小さいときは共同体主義が有効だが、大きくなるにつれその有効性は急激に減少し、相対的に自由主義の有効性が増していく。そして功利主義は、両者の中間的性格を持っている。より正確にいうと、自由主義は規模

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    2015年01月25日
  • 続 基礎情報学 : 「生命的組織」のために

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    「基礎情報学」から4年経って出版された本。階層的自律システム(階層的オートポイエティックシステム)と呼ばれていたものは、HACSという新たな呼び方になった。そのHACSは、心的システム、社会システムを表すものだという認識だったが、生命体や神経システムなども表せるという新事実が明らかになり、非常に混乱した。ちょっと無理があるというか何でもありな感じがしてしまう。HACSの概念を、他の学問との類似点や相違点を挙げつつ説明していくのだが、これが同じことが何度も繰り返し述べられていて非常に冗長に感じた。既視感におそわれること数十回。なんだか疲れた。期待されるタイプIIIコンピュータについては、具体的な

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    2014年12月29日
  • こころの情報学

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    情報にまつわるさまざまな問題を包括的に扱う情報学という学問の立場から、人間の心について論じた本です。

    本書では、人間を単なる情報処理機械と考える立場が退けられ、みずから情報を創生するオートポイエーシス・システムとして捉えるべきだとされています。ただしそれは、歴史的に形成される自己循環的な閉鎖系であり、それゆえ人間の心を理解するためには、生物の進化史をたどる必要があるとされます。こうして、動物の心から検討を始めて、人間の意識がどのようにして形成されたのかという、大きな問題についての見取り図が描かれることになります。

    さらに著者は、人間の心をアフォーダンス理論を手がかりにして考察しています。た

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    2014年11月03日
  • ネットとリアルのあいだ――生きるための情報学

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    3つの章に分かれていますが、とくに人間の心は、論理的な推論をおこなう機械として捉えることはできないということを解説している第2章が、興味深く読めました。といっても、すべてが理解できたわけではありませんが、自分なりにまとめると次のようになるかと思います。

    生物は、外部からの情報に反応する機械ではなく、身体を通じて生きることで固有の環境世界を創生しているオートポイエーティックなシステムだという考え方が、紹介されます。しかし、オートポイエーティックなシステムは「閉じたシステム」だと考えられています。では、私たちが相互に意思を通じ合っていることは、どのようにして説明されるのでしょうか。この問題につい

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    2014年11月03日
  • 集合知とは何か ネット時代の「知」のゆくえ

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    原発事故発生時のネット書き込み(集合知)の正しさなどの実例あり。そして集合知が正しいための条件が説明されている。

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    2014年02月16日
  • 集合知とは何か ネット時代の「知」のゆくえ

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    ネタバレ

    「知とは何か」という問いかけは、決して、暇つぶしのペダンティックな質問などではない。むしろ、命がけの生の実践にかかわる問いかけなのだ。


    前書きの1文を見ただけで、購入して失敗したと実感
    小難しい単語を並べて、自己満足している学者チックな著者なのだと。案の定、本書は権威がありそうな他人の主張を参照するのみで、著者の意思が感じられない、いわゆるつまらない論文チックな文章となっている。

    題名だけを見てネットで購入すると、たまに買ってしまう残念な一冊でした。

    ペダンティック:pedantic

    物知り顔の、学者{がくしゃ}ぶった、学者{がくしゃ}ぶる、知識{ちしき}をひけらかす (www.al

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    2013年06月24日
  • こころの情報学

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    情報学者で東大教授、西垣通さんの著書。情報学的観点からオートボイエーシス、アフォーダンスといった理論を交え心を論じます。いろいろな学説を交え心を論じている点はおもしろいですがいまいち結論が見えにくいという印象。でも良い本でした。

    西垣通さんは日立の研究所でOSやネットワーク、データベースなどの性能設計や信頼性設計を研究したのち東大へ。東京大学情報学環教授。東大には情報学環という文理融合した様々な分野の研究者が集まり情報を研究している組織があるのですね。興味深い組織です。情報という学際的な領域は面白いと思います。

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    2012年07月29日
  • ネットとリアルのあいだ――生きるための情報学

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    読み途中。
    難易度としてはやや難しめ。
    ネットだけではなくその根底となる自己についてなどやや哲学的な話も。
    ジャンルが広いので参考になると思います

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    2019年01月16日
  • ネットとリアルのあいだ――生きるための情報学

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    私というリアルは、閉鎖系、自律的。他と有機的に交わる風なことができる、というのは身体感覚や器のような場所があるから。
    生きてるうちに情報学的転回というものがあるのかな、ソシュールは転回させようと思って構造主義を…?
    20Cのはじめと今。思うことは、ソクラテス強い。

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    2010年10月27日
  • 続 基礎情報学 : 「生命的組織」のために

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    相変わらず難しいけれど、他に似た本に出会ったこともないくらい独特で刺激的な内容。情報という切り口から、生命や社会を考察している。前著では、生命活動のレベルで終わっていたのが、今回はもう一歩進んで社会システムまで階層的自律コミュニケーションシステムによって基礎付けられている。
    情報というと、ITをはじめとしてクールなイメージなのだけど、これを読むとそうではない側面が見えてくる。情報こそが、生命活動や社会システムを駆動させるもので、それによって生命や社会が絶えず再構成されていく動的なシステムになっていることがわかる。こういう視点からすれば、生命を機械のように扱うことも、生命の絶対的な優位性を主張す

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    2010年09月10日
  • こころの情報学

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    安い、たったの720円+税
    税込み表示してないとこから、ちょいと前の本だってわかる

    個人的には、タイトルは胡散臭い感じちょっとですが
    中身は値段以上のものを提供してくれます。
    「新書」という内容な事は忘れずに あくまで新書です

    情報という観点から、1900年代初頭あたりから現代までの
    各分野の中での出来事を取り上げながら、丁寧に説明していきます。
    そういう意味で、哲学や科学の分野の理論書に初めて触れる人には比較的、良書と言える気がします。これを読んで、ここに出て来る人名を検索エンジンで調べてと、知識を広げるきっかけを強く作ってくれる本と言えるでしょう。

    また、同時に一回り

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    2009年12月30日
  • こころの情報学

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    インターネット多言語主義(マルチリンガリズム)とサイバースペース多言語主義はサイバースペースにおける(英語のみによる)単一言語主義(モノリンガリズム)に対抗する思考。
    しかし英語が出来ればそれで良い、と私は考える。
    あえて、他言語を習得するほうが時間の無駄。

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    2009年10月07日
  • こころの情報学

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    基礎情報学の権威である東大の先生が書いている本です。
    基礎的な内容なんですが、少々難解です。
    アフォーダンスや人工知能など情報学の基礎を学ぶにはうってつけの内容だと思います。

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    2009年10月04日