西垣通のレビュー一覧
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集合知について考える
集合知はai?ia?
脳ニューロンと類似構造がよく用いられる
インターネットに「ユーザー」はいるのか、という話が、専門知と集合知の話題では、繰り返されることが多い
情報の哲学(リテラシー)必要だ
現実(社会)での、情報の摂取と表現のためにPosted by ブクログ -
[集合知定理]
集団誤差=平均個人誤差−分散値 p50
生命体である人間は「オートポイエティック・システム(autopoietic system)」、機械であるコンピュータは「アロポイエティック・システム(allopoietic system)」というわけだ。p104
(前者は「閉鎖系」で、後者は...続きを読むPosted by ブクログ -
「基礎情報学」から4年経って出版された本。階層的自律システム(階層的オートポイエティックシステム)と呼ばれていたものは、HACSという新たな呼び方になった。そのHACSは、心的システム、社会システムを表すものだという認識だったが、生命体や神経システムなども表せるという新事実が明らかになり、非常に混乱...続きを読むPosted by ブクログ
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3つの章に分かれていますが、とくに人間の心は、論理的な推論をおこなう機械として捉えることはできないということを解説している第2章が、興味深く読めました。といっても、すべてが理解できたわけではありませんが、自分なりにまとめると次のようになるかと思います。
生物は、外部からの情報に反応する機械ではなく...続きを読むPosted by ブクログ -
「知とは何か」という問いかけは、決して、暇つぶしのペダンティックな質問などではない。むしろ、命がけの生の実践にかかわる問いかけなのだ。
前書きの1文を見ただけで、購入して失敗したと実感
小難しい単語を並べて、自己満足している学者チックな著者なのだと。案の定、本書は権威がありそうな他人の主張を参照...続きを読むPosted by ブクログ -
読み途中。
難易度としてはやや難しめ。
ネットだけではなくその根底となる自己についてなどやや哲学的な話も。
ジャンルが広いので参考になると思いますPosted by ブクログ -
私というリアルは、閉鎖系、自律的。他と有機的に交わる風なことができる、というのは身体感覚や器のような場所があるから。
生きてるうちに情報学的転回というものがあるのかな、ソシュールは転回させようと思って構造主義を…?
20Cのはじめと今。思うことは、ソクラテス強い。Posted by ブクログ -
相変わらず難しいけれど、他に似た本に出会ったこともないくらい独特で刺激的な内容。情報という切り口から、生命や社会を考察している。前著では、生命活動のレベルで終わっていたのが、今回はもう一歩進んで社会システムまで階層的自律コミュニケーションシステムによって基礎付けられている。
情報というと、ITをはじ...続きを読むPosted by ブクログ