こころの情報学

こころの情報学

715円 (税込)

3pt

情報とは生命の意味作用であり、ヒト特有の言語もその発展形にほかならない。すなわち、ヒトの“心”とは“情報”が織りなすダイナミックなプロセスなのである! それでは、機械で心をつくろうとする現代人の心とはいったい何か? 理系の知と文系の知を横断しながら、まったく新しい心の見方を提示する、冒険の書。

...続きを読む

こころの情報学 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年10月11日

    新書だったが、ちょうどいま気にしているイシュー、例えば人工知能や生命についての哲学事項、が整理されていて、意図せずとても参考になった。

    デカルトの二元論の否定から始まり、生命システムの定義や、「言葉」の心的システムに対する意味や、社会体制に対する意味など、大いに参考になった。

    特にアフォーダンス...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年11月17日

    第4章がおもしろい。共同体の書き方が、すごくシンプル。終盤、若者の心の問題になったのは、戸惑ったけど。

    0

    Posted by ブクログ 2011年05月12日

    西垣さんは、後書きでも書かれているとおり、ところどころで「知的暴力」という過ちをおかしており、論証力という部分において、ちょっと突っ込みたくなる部分があるのだが、一冊通して読むと、得るところが多い書き手なのが魅力である。

    今回は、オートポイエシスという概念に、アフォーダンスという概念を交差させ、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年10月27日

    [ 内容 ]
    地球上に生命が誕生した三十数億年前に、情報も同時に誕生した。
    情報とは生命の意味作用であり、ヒト特有の言語もその発展形にほかならない。
    すなわち、ヒトの“心”とは“情報”が織りなすダイナミックなプロセスなのである!
    それでは、動物の心を根底にもちながら、一方で機械(コンピュータ)で心を...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    8点

    最高に平易に書かれた「西垣情報学」の入門中の入門の書。これを読んで面白いと感じたのであれば、次は「基礎情報学」を読んでください。

    0

    Posted by ブクログ 2022年03月20日

    『情報伝達の神話』という朝日新聞のコラムを書かれた西垣通氏の著書ということで購入。
    情報学の専門家が、一見すると無関係と思われる心の問題について掘り下げている点が興味深い。「情報から心をみる」「機械の心」といった章立てに惹かれたが、実際に読んでみるとやや難解で、思っていたような内容とは違っていた。た...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年11月03日

    情報にまつわるさまざまな問題を包括的に扱う情報学という学問の立場から、人間の心について論じた本です。

    本書では、人間を単なる情報処理機械と考える立場が退けられ、みずから情報を創生するオートポイエーシス・システムとして捉えるべきだとされています。ただしそれは、歴史的に形成される自己循環的な閉鎖系であ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年07月29日

    情報学者で東大教授、西垣通さんの著書。情報学的観点からオートボイエーシス、アフォーダンスといった理論を交え心を論じます。いろいろな学説を交え心を論じている点はおもしろいですがいまいち結論が見えにくいという印象。でも良い本でした。

    西垣通さんは日立の研究所でOSやネットワーク、データベースなどの性能...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年12月30日

    安い、たったの720円+税
    税込み表示してないとこから、ちょいと前の本だってわかる

    個人的には、タイトルは胡散臭い感じちょっとですが
    中身は値段以上のものを提供してくれます。
    「新書」という内容な事は忘れずに あくまで新書です

    情報という観点から、1900年代初頭あたりから現代までの ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    インターネット多言語主義(マルチリンガリズム)とサイバースペース多言語主義はサイバースペースにおける(英語のみによる)単一言語主義(モノリンガリズム)に対抗する思考。
    しかし英語が出来ればそれで良い、と私は考える。
    あえて、他言語を習得するほうが時間の無駄。

    0

こころの情報学 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ちくま新書 の最新刊

無料で読める IT・コンピュータ

IT・コンピュータ ランキング

西垣通 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す