松永光弘のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
仕事でアイディアを出さなければならない場面は多い。アイディアを出すのに苦労したり、受け入れられなかったりも多い。トップクリエイターと言われている人達の「アイディアのつくりかた」について、アイディアの源泉だったり、考える手順だったり、どのようにして見極めるかなどをインタビュー。人によってアイディアを創出する型は違うけれど、みんな、社会や人をちゃんと見て考えているなあと思った。アイディアを考えるヒントになるので、クリエイターとよばれる人たちばかりではなく、事業や商品・サービスを考える人を含め、仕事でちょっとアイディアがいるなあと思うすべての人に参考になると思う。
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Posted by ブクログ
ネタバレ最凶ステーキハウスのオーナーシェフ・
松永光弘。自ら経営するステーキハウスの名は「ミス
ターデンジャー」、今や行列の絶えない大人気店とな
ったこのお店の経営状況を振り返る繁盛記であると共
に、今後「セカンドキャリアを飲食業界で!」と考え
る人たちに向けた指南書でもある。
我々にとって松永光弘とは「デスマッチの神」であり、
誰も考えつかないことを多々実行してきた尊敬すべき
プロレスラーなのだが、今回のレビューはそのキャリ
アを敢えて忘れて書いている。というのは・・・。
プロレスラーの経営する飲食店、というのはいろいろ
あり、ファンはそういうお店に足を運びがち。もちろ
ん僕もその中に含まれるの -
Posted by ブクログ
ネタバレ共感する部分多く、好きな本。
<メモ>
・クリエイターは優れたアイデアを評価するときに、ひらめきではなく、発見を重視する。見つけるために、アタマの中でたえず編集が起こっている。編集的に物事をとらえ、編集的に解釈するからこそ、物の価値や意味を普通ではないものに変えることができる。
・アタマのやわらかさは新しい問いかけが生まれる起点になる。
・だれにもいわれていない主張を見出す。
発想の瞬発力ではなく、望むような結果にたどり着くまでのう考え直し続けるか。
・価値を固定させずに、新しい可能性をさぐること
・ものごとを視点で考えること。切り口、アングル。
様々な視点からみつめることで、新しい -
Posted by ブクログ
常識は18歳までに作る、偏見のコレクションである。
とはアインシュタインのことば。
アタマの柔らかさ。
わたしももちろん足りないし、アタマ硬いよなぁーって思う場面は結構ある。
ただ、わたしの身の回りに一人だけ、この人は頭柔らかいなぁ、なんでこんな風に考えられるんだろう?と、思ったことがきっかけで、その人を思い浮かべながら読んだ本。
そうか、アタマの柔らかさってひらめきではないんだな。
知識と、その組み合わせや、視点を変えることで一つのものを何通り見られるか?ってのが、柔らかいアタマになるのね。
どんどん知識を足して、いろんな目を持つことが大切。
どーしても、わたしの目だけを信じがちな -
Posted by ブクログ
トップクリエイター15人のそれぞれの思考ルーティンを編者が引き出し、形式知にできている本。「調査・研究から始める」、「わかりやすくするためには、複雑なコンテクストやマニアックな情報をベースにはしない」、「現地は見に行くがアイデアだし期間は事例や競合他社などへの視察はいかない」、「お客さんの体験を徹底的に想像する」、「自分の専門領域以外にもうひとつ0.5スキルの領域をもつ」、などクリエイターごとの考えは異なる一方、新しい答え(ささるアイディア)を思いつくのは先天的なセンスではなく、インプットの積み重ねと徹底的に考え抜くことは共通していると気付かされる。昨今スピードが求められるビジネスにも通じるも
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Posted by ブクログ
【気づき】
詳しくマインドマップ参照
ペア読で選書
頭の柔らかい人は、
頭の中で編集をしている。
物の価値は、組み合わせの中で決まる。
ただし、
それは独りよがりではなく、
世の中のニーズとも照らし合わせて、生み出していくもの。
この著者が、
編集者と言う仕事をしているせいか、
説明が丁寧でわかりやすい。
論点がはっきりしていて、
主張と例示の区別もつきやすい。
個人的には第3章の5つの創造性の誤りが面白かった。
5つの誤りとは
①子供の発想を取り戻そうの誤解
②新しい価値を見出そうの誤解
③常識を疑えの誤解
④調べればわかるの誤解
⑤創造性で解決するの5階
詳しくは、