松永光弘のレビュー一覧
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笑いとは、人間的なものが社会的なものに侵食してきたときに起こる(平田オリザ)
広告は見てもらってナンボ。目を止めてもらって、注目してもらわなければいけない。そのためには、言葉であれ、デザインであれ、「すでにあるもの」や「ほかと同じこと」をするわけにはいかない。「新しいなにか」であることが求められる
たとえば。「コーヒー」には「苦い」という"既存の要素"がある。そのいっぽうには、一般論として「子どもの多くは苦いものが飲めない」という"既存の要素"もある。この両方を組み合わせつつ、そのあいだに関連性を読み取ると、「苦いコーヒーを飲むのは大人になった証であ -
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伝えたいことを、(そのまま)伝えてはいけない。というだけのはなし。
とはいえ「書き方のうまさ」では伝わる文章にならない。
自分なりに「伝えたいこと」を明確にし、
そのうえでそれを受け手にとっての「自分ごと」になるように変換していく。
これが本書の主張していることです。
手順は2ステップ
①〈メッセージ〉の「要素メモ」を作成する
②「思考の型」に沿って〈メッセージ〉を導きだす
「思考の型」は
1.〈伝える相手〉が、日常でもっている〈困りごと〉を、本人の目線で生活をイメージしながらさがす。
2.〈困りごと〉を見つけたら、それが〈伝えたいこと〉によって解決されないかと考えてみる。
3.も -
Posted by ブクログ
なんとなく伝わってないなぁ…と思うことって、仕事でも家庭でもたくさんある。なんで伝わらないのか…自分が伝えたいことを一方的に言ってもダメなのね、と反省。
相手が「伝えられたいこと」を「伝える」って、想像力とか共感力が大事で、それを考えるのって(特に家族だと考えるヒマももったいない気がして)めちゃくちゃ面倒くさいな、って思ってしまうけど、伝えたいことを相手に届けるためには必要な作業だということは理解した。
通販番組でやってる伝え方の構成とか、事例が多くて読みやすかった。
特に、後半部分の「向こう側」と「高さ」の意識は、「あー、これよくやっちゃってるなぁ…」と思い当たること多しで反省。
ただ、実 -
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私がここに書く感想文は、果たしてどのくらいの方が読んでくださっているのでしょうか。一目見て、スクロールされているかもしれないし、読まれているようで流し読みされているかもしれない。もしそうであれば、私の感想は「伝わっていない」ことになってしまいます。
結局、この感想を読むか読まないかは、読み手であるあなた次第なんですよね。私には、画面の向こうにいるあなたに、この文章を読ませるような強制力はありません。それでもあなたにこの文章を読んでもらうには、あなたにこの続きを「読みたい」と思ってもらうしかないのです。
「読みたい」と思ってもらうには、読み手を惹きつけることができるような「伝え方」をする必要があ -
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篠原誠
「なにをいうか」と「どういうか」を掘り下げているだけでは限界がある。
「どういうやりかたをするか」 →UQ グラフィックをCMでやる、店頭連動
ディティール「さきっちょジャンプ」
→トマトジュース 無農薬、長野県産.. what to sayでは拡がらないし、アイデアの数も出ない CMの主役を看護師にする
無理やりなものでも条件として課すと脳はアイデアを見つける
三浦崇宏
toBだったら、toCで儲けるやり方はなにか
toCだったら、toBで儲けるやり方はなにか
いちばん成長できるパートナーはどこか
単価を2倍から5倍、10倍に上げるにはどうしたらいいのか
顧客をリピートさせるし -
Posted by ブクログ
大切なのは、「思いつく」とか「ひらめく」ではなくて、囚われのない目で「見つける」こと!新しい価値の発見、である!
「アタマがやわらかい」のは「考えなおす」から!
価値を固定させずに、新しい可能性を探っている!
普通はこうだけど、こうとも言えるのでは?
著名な広告クリエイターでも、自らの発想を体系化してメソッドのようなものを編み出している人は、いない!ごく普通に考え、悩み、整理した上で、いろんな「視点」から見ることが重要!
アタマを柔らかく使う練習は、何かに文句を言いたくなった時にやると良い!自分が苛立っている理由である「常識」を疑ってみる!