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杉山恒太郎、佐々木宏、眞木準、中島信也、谷山雅計、水口克夫、嶋浩一郎、伊藤直樹、水野学……。
数々の名だたるスタークリエイターたちの本を、15年にわたって手がけてきた広告・デザイン本編集の第一人者が、
クリエイティブな思考のメカニズムを読み解いた1冊。
「ユニークなものの見方をするね」
「アタマがやわらかいなぁ」
そう評価される代表格ともいえるのが、クリエイターと呼ばれる人たち。
じつは、彼らの柔軟でクリエイティブな思考には共通点があります。
それは「ひらめき」ではなく、「発見」を重視していること。
クリエイターたちは、すぐれた企画やアイデアを評価するときによく「見つけているね」と口にします。
この言葉のとおり、彼らは新しい価値を「ひらめく」のではなく、「見つけて」いるのです。
そして、その発見のために、アタマのなかでたえず行われているのが情報の「編集」。
編集的に物事をとらえ、編集的に解釈するからこそ、彼らはものの価値や意味を「ふつうではないもの」に変えることができます。
本書では、そんな「アタマのやわらかさ」の原理を読み解くとともに、
そのまんなかにある編集という“情報の錬金術”についても、わかりやすく解説しました。
自分にはひらめきがないから、創造的になれないと感じている人
ちょっと変わったものの見方ができるようになりたい人
新しいものを生み出すための基本的なアタマのつかい方を知りたい人
考える力をアップさせたいと思っている人
に、とくにオススメの新しい思考のバイブルです。
Posted by ブクログ 2020年01月27日
アタマのやわらかさは、編集(組み合わせによって価値や新しいメッセージを引き出すこと)によって、対象となるモノや人・情報等の価値を固定させずに、新しい可能性・価値をさがせることであり、クリエイティブな人たちは、思考する際にこのようなアプローチをしている。とてもロジカルで納得感が高い内容。このアプローチ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月30日
常識は18歳までに作る、偏見のコレクションである。
とはアインシュタインのことば。
アタマの柔らかさ。
わたしももちろん足りないし、アタマ硬いよなぁーって思う場面は結構ある。
ただ、わたしの身の回りに一人だけ、この人は頭柔らかいなぁ、なんでこんな風に考えられるんだろう?と、思ったことがきっかけ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月23日
【気づき】
詳しくマインドマップ参照
ペア読で選書
頭の柔らかい人は、
頭の中で編集をしている。
物の価値は、組み合わせの中で決まる。
ただし、
それは独りよがりではなく、
世の中のニーズとも照らし合わせて、生み出していくもの。
この著者が、
編集者と言う仕事をしているせいか、
説明が丁...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年12月27日
笑いとは、人間的なものが社会的なものに侵食してきたときに起こる(平田オリザ)
広告は見てもらってナンボ。目を止めてもらって、注目してもらわなければいけない。そのためには、言葉であれ、デザインであれ、「すでにあるもの」や「ほかと同じこと」をするわけにはいかない。「新しいなにか」であることが求められる...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年03月08日
視点を変えて考えることは、さまざまなものとの組み合わせのなかで考えること。
編集とは、組み合わせによって価値やメッセージを引き出すこと。
普段無意識でやっていることが言語化されていたので、なるほどなと腹落ちしました。
文句を言いたくなった時こそ、新しい価値や魅力を発見できないか意識していきたい。...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月22日
大切なのは、「思いつく」とか「ひらめく」ではなくて、囚われのない目で「見つける」こと!新しい価値の発見、である!
「アタマがやわらかい」のは「考えなおす」から!
価値を固定させずに、新しい可能性を探っている!
普通はこうだけど、こうとも言えるのでは?
著名な広告クリエイターでも、自らの発想を体系...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月20日
前半はほぼ同じことを別の言葉で述べている感じで退屈に感じた。それこそもう少し編集できたのでは。。
後半の自分の魅力を編集する話は「なるほどね」という感じ。自分に求められたことに取り組むことによって個性が明確になる、というのは、自分に取り立てて個性がなく牽引力もあまりないと思っていた自分にとって、まず...続きを読む
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