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杉山恒太郎、佐々木宏、眞木準、中島信也、谷山雅計、水口克夫、嶋浩一郎、伊藤直樹、水野学……。
数々の名だたるスタークリエイターたちの本を、15年にわたって手がけてきた広告・デザイン本編集の第一人者が、
クリエイティブな思考のメカニズムを読み解いた1冊。
「ユニークなものの見方をするね」
「アタマがやわらかいなぁ」
そう評価される代表格ともいえるのが、クリエイターと呼ばれる人たち。
じつは、彼らの柔軟でクリエイティブな思考には共通点があります。
それは「ひらめき」ではなく、「発見」を重視していること。
クリエイターたちは、すぐれた企画やアイデアを評価するときによく「見つけているね」と口にします。
この言葉のとおり、彼らは新しい価値を「ひらめく」のではなく、「見つけて」いるのです。
そして、その発見のために、アタマのなかでたえず行われているのが情報の「編集」。
編集的に物事をとらえ、編集的に解釈するからこそ、彼らはものの価値や意味を「ふつうではないもの」に変えることができます。
本書では、そんな「アタマのやわらかさ」の原理を読み解くとともに、
そのまんなかにある編集という“情報の錬金術”についても、わかりやすく解説しました。
自分にはひらめきがないから、創造的になれないと感じている人
ちょっと変わったものの見方ができるようになりたい人
新しいものを生み出すための基本的なアタマのつかい方を知りたい人
考える力をアップさせたいと思っている人
に、とくにオススメの新しい思考のバイブルです。
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Posted by ブクログ
常識は18歳までに作る、偏見のコレクションである。
とはアインシュタインのことば。
アタマの柔らかさ。
わたしももちろん足りないし、アタマ硬いよなぁーって思う場面は結構ある。
ただ、わたしの身の回りに一人だけ、この人は頭柔らかいなぁ、なんでこんな風に考えられるんだろう?と、思ったことがきっかけで、その人を思い浮かべながら読んだ本。
そうか、アタマの柔らかさってひらめきではないんだな。
知識と、その組み合わせや、視点を変えることで一つのものを何通り見られるか?ってのが、柔らかいアタマになるのね。
どんどん知識を足して、いろんな目を持つことが大切。
どーしても、わたしの目だけを信じがちなので、、、これは肝に銘じておこう。と思った一冊でした。
Posted by ブクログ
【気づき】
詳しくマインドマップ参照
ペア読で選書
頭の柔らかい人は、
頭の中で編集をしている。
物の価値は、組み合わせの中で決まる。
ただし、
それは独りよがりではなく、
世の中のニーズとも照らし合わせて、生み出していくもの。
この著者が、
編集者と言う仕事をしているせいか、
説明が丁寧でわかりやすい。
論点がはっきりしていて、
主張と例示の区別もつきやすい。
個人的には第3章の5つの創造性の誤りが面白かった。
5つの誤りとは
①子供の発想を取り戻そうの誤解
②新しい価値を見出そうの誤解
③常識を疑えの誤解
④調べればわかるの誤解
⑤創造性で解決するの5階
詳しくは、
マインドマップに書かれているが、
特に調べればわかるの誤解はなるほどと思った。
そもそも自分の知識が調べたこととどうリンクするかわかっていないと調べた事は役に立たない。
その意味でも、
読書はやはり知識をつけるものとして非常に有効だとも改めて思った。
Posted by ブクログ
笑いとは、人間的なものが社会的なものに侵食してきたときに起こる(平田オリザ)
広告は見てもらってナンボ。目を止めてもらって、注目してもらわなければいけない。そのためには、言葉であれ、デザインであれ、「すでにあるもの」や「ほかと同じこと」をするわけにはいかない。「新しいなにか」であることが求められる
たとえば。「コーヒー」には「苦い」という"既存の要素"がある。そのいっぽうには、一般論として「子どもの多くは苦いものが飲めない」という"既存の要素"もある。この両方を組み合わせつつ、そのあいだに関連性を読み取ると、「苦いコーヒーを飲むのは大人になった証である」「コーヒーの苦さは大人の楽しみ」といったコーヒーの「新しい価値」が見つかる。それがアイデア、もしくはアイデアのもと
特殊資料と一般資料(ジェームス・ヤング)
「モノ」と「視点」
「モノにまつわる要素」と「人生や世の中にまつわる要素」
「視点から見る」は、「別の要素との組み合わせのなかで、関連性を意識しつつ、価値を読み取ること」と翻訳できる
編集とは、組み合わせによって価値やメッセージを引き出すこと
そもそもモノや人、情報の価値は、組み合わせのなかで決まる
イスの価値は、はじめから決まってるのではなく、さまざまな要素との組み合わせのなかで決定されてる。同じように、世の中のあらゆるモノや人、情報などの価値は、なにかと組み合わせたときにはじめて引き出される。もっと言えば、そもそも世の中のモノや人、情報といったものは、なにか別の要素と組み合わせなければ、情報を発現させることができないーそういう原則のようなものが編集という営みの前提にはある
たとえば、若い男女が歩いているのを見たら、ほとんどの人が「夫婦かな」「友達同士かな」「もしかして..」と、2人の関係(共通項)を想像します。そういった共通項を掴んだ上で、つぎにその共通項において「どこが違うか」を意識する。「どこが同じか」がわかるから「どこが違うか」が意識される
「どこが同じか」が分からないと「どこが違うか」を意識できない
この共通項が、いわゆるコンテクストで、文章で言えば、文脈のこと
Aさんの価値は、Aさんだけを見ているときには、はっきりしません。なにかとなにかを組み合わせたときにはじめて発現する
常識とは「便宜上の価値」のこと
道路にはさまざまな価値があるが、車やバイク、自転車、人などが「行き来する場所」としての価値が標準のものとして共有されていなければ、突然、道路の真ん中で昼寝をする人が出てきたりしかねない。そうすると、コミュニティとしての営みが成り立たなくなる。だから、そんなことが起こらないように、私たちは特定の組み合わせから生まれる価値を、便宜上、「これはこういうものだ」と固定化し、標準のものとして共有している
「常識」とは、特定の社会やコミュニティにおいて、便宜上、固定された組み合わせから生まれる常識
「常識」は、特定の社会やコミュニティにおける行動をスムーズにするいっぽうで、価値を引き出すもととなっている組み合わせを固定する。ほかの価値が引き出される可能性を小さくしてしまうわけで、発想の広がりにストップがかかってしまう
「組み合わせて考える」のは、モノや人、情報の価値を引き出すには、そもそも組み合わせが必要だから
ものの捉え方を変えられない人は、モノだけ、価値だけを見てしまっている、価値が発現していきたものとは思っていない。でも、「価値が組み合わせから引き出されている」と理解して、その組み合わせ自体を変えようと考えれば、捉え方は変えられる。「新しい価値」を見つけられる。それが「アタマをやわらかく使う」ということ
①組み合わせをつくる
②引き出される価値を読み取る
③価値を判断する
創造性に求められるのは「よりよい新しい価値」を生み出すこと
ふつうを、よりよいにする。それに応えられるのが「新しい魅力」
「なにそれ」と「当たり前でしょ」の間にある価値「そうかも」
Posted by ブクログ
大切なのは、「思いつく」とか「ひらめく」ではなくて、囚われのない目で「見つける」こと!新しい価値の発見、である!
「アタマがやわらかい」のは「考えなおす」から!
価値を固定させずに、新しい可能性を探っている!
普通はこうだけど、こうとも言えるのでは?
著名な広告クリエイターでも、自らの発想を体系化してメソッドのようなものを編み出している人は、いない!ごく普通に考え、悩み、整理した上で、いろんな「視点」から見ることが重要!
アタマを柔らかく使う練習は、何かに文句を言いたくなった時にやると良い!自分が苛立っている理由である「常識」を疑ってみる!
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