わんにゃんぷーのレビュー一覧
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かけると焼き付ける
まとめて読むと気づけることがたくさんある。かけると焼き付けるは共存できない。
地頭の良いシンタローとヒヨリがいると心強さがある。4巻ではシンタローとヒビヤ、モモとヒヨリの組になりがちだったが、実はこの二人、かなり相性が良いのでは?
このルートだといささか養子三人組の活躍の印象が薄い(セトは元凶ともいえるが)と思っていた。特にカノは前ルートでも目立たないと感じていたが……。アヤノがかけたからこその、アザミへの擬態。
カゲロウデイズを操れるほどのメデューサになれたのなら、なぜかけるのアヤノは生きている?「たぶん」というのは、別ルートのアヤノの恋も含めて指しているのかもしれない。焼き付けられたシンタ -
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表情が魅力的
この作家さんが描く表情は本当に魅力的だと思う。
エネが消え目を覚ますメデューサ、恐ろしい。
結局、一周目も二周目も、遥と同時に逝ったのは貴音で合っているのか?片方がのみこまれ片方が戻されるという法則から外れる気がする。
能力者の中でひとり能力のないものが主人公するというラノベ的展開。最高火力の攻撃的なイマジナリーリロードが始まるのなら、結末が近いのか。
全ての蛇が集まりメデューサとして根元からのループを実行できれば、アザミは人間と出会わないルートを作り出せる。すなわち人類の滅亡に近いわけで、ずいぶんとスケールの大きい話になった。カバー下のイラストに涙。しかし、冴えるを倒せたとして、既に亡くなっ -
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ヒヨリ活躍
醒めるが入ったコノハの体に冴えるが同時に入れるものなのか?すると4巻の黒コノハも醒めると冴えるが共存するものになるのだろうか。セトの言う「透けたマリーから目が離せない」というのが恐ろしい。
そして、もとが聡明で行動力のあるヒヨリに凝らすが入ると、非常に強いことがわかった。「好きなやつ」発言は衝撃。本心を口に出せるかっこよさがある。
アディショナルメモリーにREDと、白赤2枚のアルバム外の曲のサブタイトルも含まれている。
小学生になったばかりのシンタローが数学をやっているのは、ギフテッド的なものだろうか。。エネの言い争うシンタローを見ると、ロスタイムメモリールートを想起するが、赤いジャージを着て -
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騙
チルドレンレコードは団結の物語だけれど、コミカライズの二周目ルートはメカクシ団の面々が結束する様子が見えない……。
楯山家の両親が亡くなったことが明かされ、アヤノが一人暮らしになっていた理由も分かったが、するとエネとコノハを今の姿にしたのは誰……?
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シニガミレコード
完全に萌えキャラなおばあちゃん・アザミ。ツキヒコさんの行動を見ると、前巻・少年ブレイヴのセトの行動はこれをなぞらえているように見える。長が言っていた伝承?シオンの想い人は明かされないけれど、おそらく似たような道を辿っているのだろう。
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ヘッドフォンアクター
久々にカゲロウプロジェクト関連のものを読み返していると、いろいろと発見がある。忘れていたけれど、キドは作中で「キレイな顔」と明言されるキャラだったのか。失想ワアドで非常に美人に描かれるのも納得。アヤノの「一応」というのも、アディショナルメモリーを見たあとだとくるものがあるなぁ。
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絵と話がいい感じ
絵も可愛くて六つ子の描きわけもいい感じで読みやすいです。キャラの性格の描写が一期っぽい感じで解釈違いも特に感じず良かったです。下ネタも特に無いし、ウルトラマン全然知らなくても楽しめました。2巻が楽しみです!
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Posted by ブクログ
いくつもの話が連鎖していて面白い。
マカロンちゃんの存在が間接的に地球を救っているのに驚いた。
ちょっと頭の緩いというか幸せそうな彼女だからこそ千年も待とうと思ったのだと思うが、千年間の間に随分沢山のことがあったようで……。
自分がそんなに年月があるとわかったら、世界中の本を読破したいと思うし、ヨーロッパに渡ってたくさんの言語を習得したいとか思った。
山田太郎さんの病気だとわかってからすぐに教科書を捨てる様子は清々しいと思うし、花子さんの家庭というか風俗で働きながら彼氏と同居しているのもなかなか見かけないし、多少頭が緩い感じがするが、二人が秘密基地で楽しそうなのが幸せそう。
ぱらぽろぷる -
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原作を知らなくても楽しめました
『フツウ』の参考書に、ちょっとキャラクターの絵が付いているくらいのものではないかと思っていましたが、そんな事もなく、まるまる一冊全編にわたってカゲロウデイズのキャラクターが生き生きと描写されていました。私はカゲロウデイズの原作もアニメも詳しくは知りませんが、キャラの掛け合いなどを楽しみながら日本文化史を学ぶ事ができました。原作を知っている人ならきっともっと楽しめるのではないかと思います。オススメです。
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Posted by ブクログ
滅茶苦茶だけど無条件に切なくなれる、良い短篇集でした。
人間って(セミとか宇宙人とか、一部人間じゃないのも混ざってるけど)
温かいよね。
「彼女はコンクリートとお話ができる」、「嘘つきセミと青空」が特に好き。
中高生の書いたような、という評価はある意味正しい。
書きたい要素だけを抽出して細かな考証もなく、場面を切り取って描く。
もっと深くなれるかも知れないけれど、このインスタントさが伝えたいことにダイレクトに繋がって良く作用しているように思う。
このバランスは恐らく意図的なものなので、故に稚拙な印象は受けなかった。
ちょっと足りないくらいが、もっと欲しくなって丁度良いのかも。 -
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わんにゃんぷーだー。前は動画が評定の名前で知れただけど漫画でも劣らないクオリティ。すごく読みやすいマンガに描き改めて凄い。コメディも切なさもばっちりでなんの違和感もなし。
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1周目の貴音、2周目の遥
前巻のエネとコノハに関する疑問のアンサーが描かれていた。飛び降りをはかったのは彼女……?それが偶然に(冴えるによって必然に)15日だったのだろうか。先生に冴えるが宿っていなければ、先生はそもそもこの二人の死に関係ないのだろう。
遥が貴音との高校生活を夢見たのは、遥の願望だったからなのか、ループの記憶がほんの少しでも残っていたからなのか。
初対面時に「友達です」と告げるエネの表情が魅力的。
また、遥、貴音、シンタローの出会いにアヤノの介在がなかったこともわかった。「どちらさま?」発言の謎も明かされる。ループものの醍醐味のひとつが盛り上がってきた。 -
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核心
今までは、キャラクターや能力がひたすら出てきて、この物語やキャラクターたちの目的地が見えなかったが、今巻でついに目標となるものが見えてきた。と思ったらキドさんがあんなことに……。チルドレンレコードが始まったところを見ると、これから最終局面へ入るのか?
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幼少期
表紙とカバー下のセトマリが可愛い。だんだん肩幅が狭く腕が細くなっていて不安になるけれど、とにかく表情が魅力的な絵柄だと思う。マリーのまん丸な目がとにかく可愛い。
重い過去を持つセトとマリーの出会いとその曲が非常に爽やかで、王道ボーイミーツガールなのが憎らしい。 -
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いちばんのトラウマ巻
貴音と会話をしているときのハイライトのない目のアヤノが少し怖い……。肩幅狭め腕細めの絵に変わりつつあるのがちょっと不安。エネが目を覚ますシーンは表情がとてもよかった。
後半は遊園地に戻り、黒コノハの登場。セリフの無い惨状には迫力がある。ここらへんから小説とはルート分岐している?目を奪ったセトは何を知ったのか……。スマホを壊されてもエネは電脳空間で動けるはずだが、あのあとのエネは何をしていたのか?疑問が残るままループへ。あやしげなアヤノのシーンはロスタイムメモリーを想起させるが、エネのジャージもシンタローのジャージもいつも通りなので、また別のループなのか。