飯田真弓のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ああ、確かに
「税務調査があったら何かしらお土産持たせるのがいい。経理なんて人がやることだから100%の出来なんてわけないんだし」
って昔の職場の顧問税理士(普段の帳票チェックとかはしてないけど毎月顧問料払ってた)が言ってました…ずっと反発してたし何より反りが合わなかったですけど。
著者がキッパリ「お土産は都市伝説」と言ってるのを鵜呑みにしていいかはわからないけど(迂闊なこと書けないでしょうし)、やっぱり愚直にやるべきことをやって、不正を犯してないなら必要以上に調査にビビらなくていいんだよな、と当たり前のことを再確認。
飲食店でのチェックのポイントあれこれが興味深かったです。 -
Posted by ブクログ
人として、誠実に、良心を持って仕事をする。
もっとコミカルな内容かしら?と読む前は思っていたのですが、
丁寧で、真摯に税務署の方々のお仕事を説明くださる本でした。
経理の仕事に携わっているわけではなく、
税務署と、会社がどのように関わっているのか
あまりイメージがついていなかったのですが、
この本を一通り読むと、どのように税を徴収しているのかを
把握できました。
愚直に、自分の良心に照らし合わせて、日々適切に処理をしていく。
原則にのっとることが、結局はその会社が成長していく方法なのは、
節税して短期的な金額はプラスでも、
その姿が、経営者として周囲に与えるイメージが悪く、
結局プラス -
Posted by ブクログ
2014.05.05
元国税調査官が税務調査とはどのように行われるのか実体験を交えながら詳しく紹介した本。
著者がどんな気持ちで、どんな志を持って税務調査を行ってきたのかがよくわかります。プロ意識と責任感を持って仕事を全うしてきた真面目な方だというのが伝わってきました。(とても本には書けないドロドロした部分もあったでしょうが)
弱い人の心に入り込んでくる『お金』。このくらいなら大丈夫だろう…という気持ちの緩みが大変な事態を引き起こす。
経営者は税金のことはわからないから…と税理士に任せっぱなしではなく自分の会社の経理くらいは自分で全て把握するくらいの気持ちがないとダメなのかなと。
お金の事