【感想・ネタバレ】税務署は見ている。のレビュー

あらすじ

そんなとこまで調べるんですか? 長く国税調査官を務めた著者が、税務署ではどんな人たちが、どんな仕事をしているのか、調査対象はどう選ばれ、どう調べられるのか、さまざまな事例をユーモアを交えて紹介します。

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Posted by ブクログ

税務官の目線から書かれた、税のお話。悪者扱いされる税務調査時の税務官がどのような事を考えているのか、またどのような目線で調査しているのかがわかる一冊。あまりない目線なのでとても新鮮で純粋に面白かった。

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2020年08月10日

Posted by ブクログ

・税金かかるなんて知りませんでした、なんていうのは、赤信号が止まれの意味だとは知りませんでした、というのと同じくらい、ナンセンス。
★たしかに。
・任意の調査の場合は、経営者が来るまでお待ちください、と言っていい。
・とにかく、税務署が来る、となったときは、対応は丁寧に。というか、それはどんな人に対しても当たり前だろう。
・顧問税理士とどんな契約を結んでいるか確認せよ。

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2014年03月18日

Posted by ブクログ

税務調査の電話で印象が悪いとその後の方向性も決まる。
税務署はKSKというシステムを使っている。地域や税目を越えて情報を一元的に管理するシステム。全524の全ての税務署が一元的ネットワークで結ばれている。提出された申告書のデータの数字が標準値から大きくかけ離れたものが調査対象にあげられやすくなる。

告発は一般企業のクレームと同じでどんなにつまらない内容でも調査しないといけない。

調査官は帳簿ではなく人柄を見ている。

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2014年03月02日

Posted by ブクログ

節税の指南本ではなく、税務署員の普段の仕事ぶりが中心に書かれているエッセイだった。
肩肘張らずすんなり読めたのがよかった。

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2014年02月03日

Posted by ブクログ

節税本とかではありません
調査官の気持ちや税理士の
振る舞いが理解しやすい
※お土産を言う税理士は危ない

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2013年10月22日

Posted by ブクログ

ああ、確かに
「税務調査があったら何かしらお土産持たせるのがいい。経理なんて人がやることだから100%の出来なんてわけないんだし」
って昔の職場の顧問税理士(普段の帳票チェックとかはしてないけど毎月顧問料払ってた)が言ってました…ずっと反発してたし何より反りが合わなかったですけど。
著者がキッパリ「お土産は都市伝説」と言ってるのを鵜呑みにしていいかはわからないけど(迂闊なこと書けないでしょうし)、やっぱり愚直にやるべきことをやって、不正を犯してないなら必要以上に調査にビビらなくていいんだよな、と当たり前のことを再確認。

飲食店でのチェックのポイントあれこれが興味深かったです。

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2018年04月18日

Posted by ブクログ

正直が一番だなと思える、著者の人柄が伝わる本。
税務署の人もやはり、お金に対する洞察力はすごいのだろう。

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2015年03月01日

Posted by ブクログ

天網恢恢疎にして漏らさず。税務署のベテランともなれば書類を見るだけで匂ってくるという。ランチの最中も隈なくチェックしている。本書の裏をかけばいいのかとも思ったが、読めば読むほど結局は公正に事務処理をするのが一番という結論に逢着する。税務署の権限、強制力は途轍もなく大きい。逆らわないのが身のためとつくづく実感させられる。自分にできること。広く情報を公開し、より多くの目で確認する。これに尽きるか。

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2014年08月19日

Posted by ブクログ

人として、誠実に、良心を持って仕事をする。 

もっとコミカルな内容かしら?と読む前は思っていたのですが、
丁寧で、真摯に税務署の方々のお仕事を説明くださる本でした。

経理の仕事に携わっているわけではなく、
税務署と、会社がどのように関わっているのか
あまりイメージがついていなかったのですが、
の本を一通り読むと、どのように税を徴収しているのかを
把握できました。

愚直に、自分の良心に照らし合わせて、日々適切に処理をしていく。
原則にのっとることが、結局はその会社が成長していく方法なのは、
節税して短期的な金額はプラスでも、
その姿が、経営者として周囲に与えるイメージが悪く、
結局プラスマイナスでマイナスに働いていく、
ということは、一会社員としてわかります。

人として、誠実に、良心を持って仕事をする。

この税金をどのように使って行くか、とか分配あたりの
お役人仕事の本も読んでみたいですね。
「人事部は見ている。」という本があるとのことですので、
こちらもチェックしたいと思います。

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2014年07月30日

Posted by ブクログ

2014.05.05

元国税調査官が税務調査とはどのように行われるのか実体験を交えながら詳しく紹介した本。
著者がどんな気持ちで、どんな志を持って税務調査を行ってきたのかがよくわかります。プロ意識と責任感を持って仕事を全うしてきた真面目な方だというのが伝わってきました。(とても本には書けないドロドロした部分もあったでしょうが)

弱い人の心に入り込んでくる『お金』。このくらいなら大丈夫だろう…という気持ちの緩みが大変な事態を引き起こす。
経営者は税金のことはわからないから…と税理士に任せっぱなしではなく自分の会社の経理くらいは自分で全て把握するくらいの気持ちがないとダメなのかなと。
お金の事だけではなく、何事も自分の良心に従い、お天道様に恥ずかしくないように行動する事が幸せに生きる大前提なのかなと気が引き締まる思いで読み終えました。

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2014年05月05日

Posted by ブクログ

元税務署の国税調査官による、税務署とのつき合い方のようなものについて書かれています。納税が問題なく行われているか、税務署はどこを見て何を調べるのか。
日々経理業務をしている身としては、なるほどと参考になった面もあります。ただ著者の場合はという但し書き付で読んだ方が良いと思います。
税務調査に関しては、あまり考えすぎずに正直に対応するしか無い(後ろめたい気持ちは見抜かれます)ということは尤もだと思います。

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2014年03月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

そんなとこまで調べるんですか? 長く国税調査官を務めた著者が、税務署ではどんな人たちが、どんな仕事をしているのか、調査対象はどう選ばれ、どう調べられるのか、さまざまな事例をユーモアを交えて紹介します。
(日本経済新聞出版社 2013年刊)
 少し長いプロローグ
 第0章 税務署の内部では、何をやっているのか
 第1章 調査案件はこうして選ばれる
 第2章 税務署は突然やって来る?
 第3章 調査官はランチ中も見ている
 第4章 「お土産」を口にする税理士は危ない
 第5章 税務署は何のためにあるのか

調査対象に「選ばれる」ステップ、調査官を燃えさせる三つの言葉・・・。長年の実務経験を持つ元国税調査官が、豊富なエピソードとともに税務調査の実態を語る。なかなか知ることのできない「税務署の仕事」を詳しく紹介。

わかりやすく読みやすい。カバーには「税務署の仕事」とあるが、正確に表現すれば「国税調査官の仕事」であろう。「税理士の役割」についても触れられている。映画マルサの女を思い浮かべながら読む。
マルサとの違いは、マルサは強制調査であるが税務署の税務調査は任意調査である事だという。マルサは強制調査を行い、刑事事件として立件することが仕事で、最終目的はその経営者を脱税犯として逮捕することにあるが、税務署が行う任意調査の目的は、とことん税金を搾り取ることではなく、適正公平な課税の実現にあるという。
ほとんどの場合、経営者自らが修正申告をして追加の税金を納める「修正」か、強制的に申請内容をなおす「更生」かで終わるというが、ほとんどの場合、納税者自身が修正申告書を提出する形で終わるという。(修正申告の場合、指摘した内容について納得してもらうことが必須だと言うが、実際は不承不承の場合もあろう)
当然の事ながら、全てのルールが法令に明記されている訳ではない。運用に当たっては人間の解釈というものが入る。そこには自分に都合よく解釈するという余地が生まれる。法律に照らして判断する前に、「何が正しいのか」という自分の良心に基づいて判断できるような感覚を養うべきという結論は至極あたり前のことであるが、あたり前の事であるが故に難しい。

本書は、経理担当者だけでなく中小企業経営者が読んでも得るところが多いと思われる。

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2014年01月11日

Posted by ブクログ

調査への適切な対応が箇条書きでわかり易く、ためになった。
くらいだろうか。

夜中に読んだので、「ランチも見ている」でおなかが空いた。

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2013年12月08日

Posted by ブクログ

自分は経理を担当していたんで、税務調査には数度遭遇したが、税務職員も平ほど成果を上げたがっているね。堂々と対応することが必要。経理担当者は一度読んでおくと損は無い。

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2013年11月06日

Posted by ブクログ

こんなに綺麗事だけでは済まないと思うが、参考にはなる。普段から突っ込まれる隙を作らないように、しっかり誠実に、その上で正しい節税をすることは大切なことだと思う。

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2013年11月02日

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