岡本吏郎のレビュー一覧
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これは、良い、というか凄い。簿記や商業ではこのように教えるべきだと思う。経理は企業活動の結果を記すものだと思っていたけれど、家計をつける事を考えても同じように、お金の使途の戦略は家計簿をつける事自体と一体だ。
・損益計算書は1年の経営成績を主に表すものであり、「利益」の捉え方も概念上の物で、計算により変わるため利益=お金ではない。中小企業の経営者は、損益計算書の売り上げや利益を見ているだけの人が多いようだが、本来は貸借対照表をどういう形にするかを常に考えた経営を行うべき。
貸借対照表の構成は業種によってある程度決まってしまう。だから会計の役割とは、貸借対照表の構造をいかに独自のものに変えてい -
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原案者は、放送作家として「踊る!さんま御殿」「奇跡体験!アンビリバボー」「とんねるずのみなさんのおかげでした」等ヒット番組を多く構成する。1週間の担当番組の合計視聴率が200%を超えたことから「視聴率200%男」の異名を持つ。
著者は、戦略的財務から経営戦略、マーケティング、債務対策まで幅広く指導する経営コンサルタントとして活躍している。世の中で当たり前とされていることを独自の視点から切り裂いてビジネスにつなげていく手法、戦略眼などには長年のファンが多い。
著書に、「裏帳簿のススメ」「儲かる会社の社長の条件」「カリスマコンサルタントの稼ぐ超思考法」「お金の現実」等多数。
六本木三丁目の路 -
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ネタバレ[ 内容 ]
まず「人並み」な過剰消費をやめれば、お金持ちへの道は開ける。
カリスマ経営コンサルタントがサラリーマンのために教える、お金の現実を知って、したたかに生き抜く知恵。
[ 目次 ]
第1章 サラリーマンの“お金の大原則”―実は、家1軒分のお金はカンタンに貯まる(誰でもわかる算数;便利という“分断”;奴隷制度は続いている? ほか)
第2章 サラリーマンのお金の使い方を考える―今すぐ年収の3割を貯金すべき理由(基本編;住居費―住宅って、こういうものだったんだぁ!!;社会保険料―貧困の元凶 ほか)
第3章 サラリーマンの運用を考える―余裕資金が貯まったら、次は“世界市場”を買う(配分を -
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この世には確かに法則や原則、近道は存在するけれど、
安易にショートカットを求めてはいけない。
どんな法則に則って動いているのか、
自分でよく見て、考えることだ。
結論は、
市場、社会、世界は常に正しいということ。
それをいかに活用、応用していくか。
今から実践できることは? ヒントは?
・積極的に宿命を作るため、過去を過大に評価しないこと。
思いつき、閃きを行動に移す。
・早く小さく始めて、時間を味方につける。
大きなことは小さなことの積み重ねだから。
・いろんな視点、視野を持つ。
大衆、人と違った目、アンテナを持とう。
時に流れに乗り、時に逆を張る。 -
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経営コンサルタント 岡本吏郎 ビジネスサポートあうん
岡本吏郎さんの「サラリーマンのためのお金サバイバル術」を読みました。
まず、ブログにアウトプットする前に、岡本さんの今の職業が本書には記載されて
おらず、どういう仕事を現在していてどこに住んでいるか?を確認したくなりGoogle
に入力してみました。
□現在の岡本さんについて
職業 経営コンサルタント
ビジネスサポートあうん社長
オフィス 新潟/東京
何故そういったことを知りたかったか?というと、「現在の職業・住んだ場所」
が記載されておらず、「田舎」に住んでいたとか「独立」した。というような
記載の仕方をしていたから -
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フォレスト出版らしく読みやすい。
『どんな経営学より歴史が大事。』
どんなトラブルも歴史のパターンを知っているかどうかであてはめて解決出来る。
と言うのが最も印象的だった。
その例としてなのか、本書で以下の記載があった。
『ドジョウを中国から輸入する間に八割が水槽が揺れて死亡してしまう。』こんな事実がある。
これを解決する方法として、天敵のナマズを入れると、二割は食べられて死んでしまうけど、
八割が残る。
結果、これにより20%→80%に在庫が増える
この話深い。オモシロい。
こういう発想は歴史に学ぶのが近道だと納得。
以下は他に記載のあったこと。備忘録。
○1・3・5の経験 -
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【目的】:お金に関する新たな認識を得る。
・お金を貯める方法は、多く稼いで使わないこと。
・多く稼ぐには長く働くこと。知識、変化への対応、自分の頭で考える、健康が必要。
・使わない、支出コントロールの基本は、家、車、旅行、外食、保険。
・消費はエモーショナル。ロジカルな視点を忘れないことが大切。
・お金は交換能力の信頼によってのみ価値づけられる。
・お金は材料に価値のない物、材料そのものの消費が起きない物の方が適している。
・「保存性」があるから貯蓄できるが、「循環」させることも大切。
・「経済の自立がなければ、精神の自立はありえない」「貯金は誰がやっても同じ結果になる」(本多静六)
・群れの