【感想・ネタバレ】サラリーマンのためのお金サバイバル術のレビュー

あらすじ

資本主義は、誰にお金を使わせるかのゲーム。みんな知らないうちに、「人並み」で「過剰」な消費をさせられている。(1)ムリな支出の見直し→(2)年収の3割を貯金→(3)余裕資金で運用。この3つのステップで初めてお金持ちへの道は開けるのに、無謀な運用に走ってしまう人も多い。カリスマ経営コンサルタントが、お金の現実を知ってしたたかに生き抜く知恵を伝授。読んだその日から、お金に対する意識が変わる!

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Posted by ブクログ

いろいろ書かれているお金についてのサバイバル術は聞いてみる価値があると思う。それ以上に注目したいのは第1章。「人並み」の生活はもうできないということ。ただし,作者の社会主義/資本主義のたとえがネガティブな感情を抱くようであれば,それは無視してもいいと思う。

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2019年02月17日

Posted by ブクログ

現代社会に表向きには奴隷制度は存在しないが、実質的な奴隷制度はシステム化されている。
例えばコーヒーはその売値の1%程度しか農家には渡らない。
最初に至極当たり前の一般解=収入以下の生活をする。ということを著者の体験を元に解説。
一般解は派手さはないが誰でも実行可能でリスクも少ない。
住宅購入は周りに踊らされてはいけない。
買える人は買うし、買えない人は賃貸。
但し、感情で購入を決断することが多いのが実情なので、消費財と割り切って購入しまたその際、なるべく安く買うように考える。
とにかく時間を味方にして早く貯めること。
後半は投資についても触れられている。

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2018年11月23日

Posted by ブクログ

サラリーマンのための人生設計。

当たり前のこと「一般解」の推奨。
資本主義の「向こう側」へ行かないために。

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2018年10月12日

Posted by ブクログ

普通のサラリーマンのお金の大原則について、至極真っ当だけどほとんどの人たちが実行していないことが書かれている良書です。
"収入よりも少ない支出で生活する" "人並みの消費生活をやめる" "年収の30%を貯蓄" etc・・・
本当は著書が本書で述べているようなことを高校生くらいの時に、学校で具体的に教えるべきなんでしょうね。まあ、経済成長が何にもまして優先される我が国ではありえないでしょうが。国民が正しいお金の知識を身につけてしまったら、消費が減っちゃいますから。

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2013年01月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

[ 内容 ]
まず「人並み」な過剰消費をやめれば、お金持ちへの道は開ける。
カリスマ経営コンサルタントがサラリーマンのために教える、お金の現実を知って、したたかに生き抜く知恵。

[ 目次 ]
第1章 サラリーマンの“お金の大原則”―実は、家1軒分のお金はカンタンに貯まる(誰でもわかる算数;便利という“分断”;奴隷制度は続いている? ほか)
第2章 サラリーマンのお金の使い方を考える―今すぐ年収の3割を貯金すべき理由(基本編;住居費―住宅って、こういうものだったんだぁ!!;社会保険料―貧困の元凶 ほか)
第3章 サラリーマンの運用を考える―余裕資金が貯まったら、次は“世界市場”を買う(配分をどうするか?―運用の前に考えておくこと;株式;投資信託(アクティブ投信)―みんなに投資信託を買ってもらおう!! ほか)
エピローグ―世界で一番やさしい算数

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2011年06月06日

Posted by ブクログ

岡本さんらしい、現実をありのままに厳しく捉えた上での、お金の使い方、運用の仕方を書いた本。

奇策なんかない、当たり前のことを着実にできるかが勝負だ、という岡本さんの考え方が、いつもの中小企業経営についてではなく、サラリーマンのお金の使い方について書かれている良書。こういう考え方を持っておくことは本当に大切だと思う。

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2011年02月27日

Posted by ブクログ

経営コンサルタント 岡本吏郎 ビジネスサポートあうん

岡本吏郎さんの「サラリーマンのためのお金サバイバル術」を読みました。
まず、ブログにアウトプットする前に、岡本さんの今の職業が本書には記載されて
おらず、どういう仕事を現在していてどこに住んでいるか?を確認したくなりGoogle
に入力してみました。

□現在の岡本さんについて
 職業  経営コンサルタント
     ビジネスサポートあうん社長
 オフィス 新潟/東京

何故そういったことを知りたかったか?というと、「現在の職業・住んだ場所」
が記載されておらず、「田舎」に住んでいたとか「独立」した。というような
記載の仕方をしていたからです。

お金についての本を何冊か読みましたが一番極端な本かもしれません。
それでも、真面目にお金について書かれていると思いました。

□極端な単語
 ・私たちは消費社会の奴隷
 ・資本主義の奴隷に位置づけられること⇒「あちら側に行く」と表現
 ・マンションを購入し、30年以上の返済期間の借金
  ⇒資本主義の奴隷
 ・資本主義の奴隷 ⇒ 搾取構造

□現在の若者が資本主義の搾取構造に気が付いた
 ・20台の若者達が、搾取構造に気が付き多くの若者達が貯蓄を行い、
 「あちら側」の代表的な地位にいた若者がそこから離脱しはじめている
 ・資本主義で生き延びる原則は、「あちら側」に行かないことであり、
  資本主義は誰が「あちら側」にいくかのゲームだと考えれば、20代の
  若者達がこれに気づき、実行しているとしても、別の誰かが「あちら側」
  に行くことを期待してこの戦術を続けるしかない。

 ⇒まとめて、「あちら側」に行かなくなってしまっては、資本主義が
  成り立たない。
 ⇒次に「あちら側」に行かせる方法を考える必要が有る。
 
 □矢向思う
 もしかしたら子供手当てを作ることで、「あちら側」の人間が増えることを
 狙っているのかもしれませんね。

 子供手当ての効果(矢向分析)
 ・独身減少 ⇒独身は税負担を増やす
 ・結婚増加 ⇒ホテル業・飲食業の収入増加を狙う
 ・子供増加 ⇒家を購入する人の増加を狙う
 ・子供増加 ⇒更に子供が増えることで学習費用・塾や大学の収入増加


若干、世間に対して保守的ですが、奥さんがOK/旦那さんがOKとして頂ける
のであれば、本書は夫婦/彼氏彼女で読んで欲しい一冊です。

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2010年08月23日

Posted by ブクログ

家,保険,車,旅行,外食,教育の6つに人並みにお金を掛けるのはしんどい。

持ち家をほしがらない岡本さんが嫁に家を買わされるところが面白かった。家に対する人の所有欲の恐ろしさを思い知りました^^;

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2010年06月16日

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無駄を減らし、貯金せよ。
シンプルなメッセージ。

日本人の平均値などを求めてはいけない。
シンプルに生活しよう!

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2010年05月09日

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○24人並みという誰もが可もなく不可もないものとして目指す生活は、実は、あなたの貰っている給料では成り立たないレベルにある。
★これに気付かないんだろうけど、人並みって蜜の味なんだけど、通過点と思ってもしまう。
○36世の中なんて、被害者意識がなければ、どんな場面でも乗り切れる。
★人の目が気になる。流行ってものも被害者意識が駆り立てているのかも。
○106保険は博打と同じ。。。余程長生きに自信がない限り終身払いを選ぶべきです。
★選択間違った?
○167バンガード・エマージング・マーケットETF
★買う価値あり?元手が無い。。

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2010年02月17日

Posted by ブクログ

経営コンサルタントで税理士の岡本史郎さんの著書。

普通のサラリーマンがどうやって不況の中で生き残っていくのか?

社会も会社も守ってくれない時代だからこそ、自分のことは自分でまもらなければならない。

岡本氏のいうシンプルな考え方。

「収入よりも少ない支出で生活すればいい」

確かにそのとおりで、簡単なこと。

贅沢をせずに身の丈にあった生活をすれば大きく借金をすることはない。

人間、一度贅沢をするとその生活が染み付いてしまうが、こんな時代だからこそ清貧の姿勢でいけばいいのだ。

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2010年01月11日

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15年前の発行。節約→保険の見直し→投資という内容。当時のインデックスファンドの販売手数料と信託報酬がエグい。

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2024年07月14日

Posted by ブクログ

資産を増やす3つの方法のうち、「支出を減らす」に力点を置いた本

当たり前の内容だが、なかなか実行するのは難しい。節約生活の啓蒙書として、役に立った。

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2013年06月02日

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収入を上回らず生活をすれば金は貯まる。
特殊例でなく日々努力しろ。
不要な支出がなんであるかを教え投資にも触れています。

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2013年02月01日

Posted by ブクログ

著者は、カバー裏で世の中のあたりまえを疑い、独自の視点でコンサルティングを行うと紹介されている。資本主義をシステム化された奴隷制度だと揶揄し、「人並み」の生活を盲目的に求める現代社会を批判する。そして、収入よりも少ない支出で生活すればいいと主張する。

・管理すべき支出は、住宅費、保険料、教育費、外食費、旅行代、車代。
・生存リスクをヘッジする商品は終身年金保険だけ。

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2018年10月31日

Posted by ブクログ

いちサラリーマンとして、
タイトルに反応して購入してしまった1冊。

かなり辛口な内容でしたが、
今までに自分の中になかったお金の使い方、運用の仕方などを
考えさせてもらえました。

投資の章は話が難しいところもありましたが、
なんとなく理解できたので、改めて、読み直しをしてみようと思います。

くらいの年代(30歳前後)の方、一度、読んでみる価値があります。


第1章 サラリーマンの"お金の大原則"
第2章 サラリーマンのお金の使い方を考える
第3章 サラリーマンの運用を考える

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2011年06月16日

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収入の一割が家賃(著者の場合35000円。そして結婚してからもそこに住んで0.5割という状態)って出来たら理想だけど、現実は難しい…。焼き肉を知らない子どもは焼き肉を食べないでも生きていけるけど、私は時々食べたい…。

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2011年05月24日

Posted by ブクログ

結局は何に価値観を見出してどこにお金を使うか、ということ。
この著者みたいな暮らしは、お金は貯まるだろうけど、みんながみんなできるわけではない。
考え方の参考にはなるし、本当にいざ、というときはそういう方法もあるんだな、と。

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2010年09月11日

Posted by ブクログ

徹底した現実主義。
・家賃は、収入の1割
・リスク許容量 年収の30% 
理由は、年収の3年分は必要との考え
そうすると、老後は、平均年収の12倍の貯金
・本人は運用には全く興味ないとのことなので、運用系は無視。
資本金と他運用資金のリスクバランスを取る必要がある。

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2010年08月14日

Posted by ブクログ

岡本さんから生まれる文章は、まるですぐそこに岡本さんがいて一人で話しているようにも思える。

その為非常に読みやすい。

資本主事における「あちら側」と「こちら側」を定義し、特定の才をもった人にしかできない「特殊解」ではなく、才能もセンスも必要のない人でもできる「一般解」を記している。


この「一般解」とは、つまるところ・・・

「お金を極力使うな。 人並みの生活は贅沢なのだ。 資本主義の奴隷になるな。」

(注:けっして命令口調ではないのですが。極端に言うとこうです。)


基本的にはマイノリティ(少数派)が抜け駆けして行うべき手法(著者である岡本さんも言っているのですが)であり、こと日本でこの「一般解」を多数の人が実践してしまうと・・・消費活動が鈍化してしまい、不況を長引かせてしまうなど社会的な負の影響力が高い。



岡本さんと価値観の共有ができないと、実践となるとなかなか難しいのでは。
さながら岡本教とでもいいましょうか。


これは個人的な意見ですが

「節約=家計的な防御」であり、けっして前向きな戦略ではない。
「収入を増やす=家計的な攻め」であり、本当はこの「家系的な攻め」をいかに行っていけるかが、個人にとっても実社会経済にとっても健全で取り組むべき課題だと思います。

岡本さんはもともと税理士さんなので、どちらかというと「節約=家計的な防御」の手法が得意なのだと思います。
(そうは言いましても、これまでの著書執筆やセミナー開催など、「収入を増やす=家計的な攻め」の才能やスキルも十分にお持ちですがw)

内容はこれまでの焼き直し・加筆であったとしても、再確認という意味では良本ではないでしょうか。

オススメです★

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2010年06月04日

Posted by ブクログ

身の丈にあったお金の使い方を考えましょうよ、という本。リスクを伴う投資はやっぱり「余ったお金」がある人がするもの。自分で判断しなくては。それから贅沢の見直し。本当に必要なものか?自問自答をしなくては。でも筆者の言うとおり、皆が実践したら経済が回らなくなるわね。

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2010年05月03日

Posted by ブクログ

前半は非常に面白かった、極力出費を減らしてまず貯める。ひたすら貯める。結果、資本主義社会のあちら側(搾取される方)にはならない。
「収入よりも少ない支出で生活する」というシンプルな方法を実現すればよい。

後半は投資方法などになるため、興味がわかれる部分でもあると感じた。

以下、メモ
-20対80 で80を占める生活費・保険費・教育費・外食費・旅行代・車代の支出を減らすべき
-「自分の支払い能力の把握」をして住居に収入の何割をあてるのかを決める
-保険は掛け捨てで

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2010年03月06日

Posted by ブクログ

この本の言いたいことは、「収入より少ない支出で生活をすればいい」につきる。

これが出来ない人が多い。

そもそも、日本国も出来ていない。

住宅費、車代、保険料、外食代などを中心に見直して、人並みの生活をしようとしないこと。

人並みの生活を送るには、ことのほかお金がかかる。

巷で話題の勝間さんに代表されるような人は、「特殊解」であり、この人を目指すことは、
あり意味バクチと同じである。

セミナーに参加したからといって、明日からざくざくお金が入ってくる訳ではない。

我々サラリーマンは、年収の30%を貯金に回して、着実に生きていくしかない。

それが、「一般解」である。

以上が筆者がいいたいことだろう。

持ち家を持たない、車を所有しない、生命保険の見直しなどがこれから検討する必要ありかな・・、うーん悩むな。

まだ、若いサラリーマンなりたての人は一読の価値あり、オイラでは、もう間に合わず・・。

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2009年11月22日

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