小此木啓吾のレビュー一覧

  • 対象喪失 悲しむということ

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    ネタバレ

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    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

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    2011年04月02日
  • 対象喪失 悲しむということ

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    息子と娘が二人とも就職、一人暮らしで家を出ていきました。とても寂しくて、目にとまったこの本を購入。いろいろと勉強になりました。

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    2009年10月04日
  • 現代の精神分析 フロイトからフロイト以後へ

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    フロイトから現代の精神分析家までの系譜、そしてその理論についてが書かれています。
    とりあえず精神分析学派の文章といえば難解だという印象があったのですが、この本はかなり簡潔に書かれていて読みやすいです。
    これを通して精神分析の流れを再学習、あるいは概論として吸収するのは非常に有益なのではないでしょうか。
    お勧めです。

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    2009年10月04日
  • 精神分析のすすめ わが国におけるその成り立ちと展望

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    小此木先生の絶筆(だよね)。内容は難しいですが森さちこ先生の事例は本当に素晴らしいと思いました。あれぞ心理療法。

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    2009年10月04日
  • 対象喪失 悲しむということ

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    何か自分自身にとってかけがえのないものを失ったときに人は、非常事態においては生命維持を優先して喪失感をすみにおいやり、また日常においても社会という枠組みのなかにおける自分の立場を意識して喪失感をおしつぶしてしまう。このような外からの圧力がない状況においても、失った物や人に対する罪悪感や優越感など、さまざまな感情が入り交じることで、純粋に喪失の対象を悲しむということが実はできていない。
    それでは、失った事物を本当に悲しむとは一体どういうことなのか。それをフロイトの研究に沿って、さざまざな例を引きつつ紹介するのが本書。

    「『悲哀の仕事』は、そのような断念を可能にする心の営みである。しかしながら、

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    2024年09月20日
  • 対象喪失 悲しむということ

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    ネタバレ

    前半の本当にさわりの部分は面白い。後半も少し面白く為になる内容が書いてあるが、全体的に価値観が現代と違っていて今ひとつピンとこない。「そう…かなぁ?」「ぇえ〜?」と思いながら読み進め続けることになったので苦痛すぎて中盤の退屈なフロイト話は全部飛ばした。
    終章の、フロイトが母親から死について教えられた時の話が良かった。
    「人間は土から作られていて、土に戻らねばならない」
    そして母親が団子を捏ねた捏ねカスを見せて、
    「人間もこういうカスでつくられているだけ」

    あとP66の望郷の一説も良かった。
    肝腎要の対象喪失の克服にはどうしたらいいのか具体的な策については自分の中ではボーンヤリ。

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    2023年02月07日
  • 対象喪失 悲しむということ

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    フロイトの「mourning work」を中心にした対象喪失の解説。

    初版79年代のため内容はやや古くさいというか全体的に「70年代知識人」と言った感じがする。良い悪いは別として。

    内容の新しいモーニングワークの本を読んだ方がよかった気もする。

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    2019年04月30日
  • 対象喪失 悲しむということ

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    何かを失うということはつらいこと。

    つらいことは避けたくなるけど、きちんと向き合うことが今後の自分にとって大切なことだと教えてくれた本。

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    2019年01月22日
  • 対象喪失 悲しむということ

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    近親者の死や失業といった、自己のアイデンティティの喪失を引き起こすような出来事を体験した人びとが直面する危機と、そこからの回復の可能性について考察している本です。本書では、そうした体験を「対象喪失」と呼び、その心理的体験をフロイトにしたがって「悲哀の仕事」(mourning work)と解釈しています。

    著者は、精神分析学の創始者であるフロイトが父親や同僚のフリースに対する激しい心理的葛藤を演じていたことについて比較的ていねいに検討をおこない、フロイトの精神分析学の確立が、まさに「悲哀の仕事」として解釈できることを示しています。

    また、深刻な現代の対象喪失の経験を持たない現代、新たに生じつ

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    2015年01月03日
  • フロイトとユング

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    30年以上前に出版されたものなのに全然古さを感じない。人が変わらないのか、この二人が本質を見抜いているからか。今でも十分読む価値のある対談であり、もう二度と叶わない対談でもある。

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    2014年03月28日
  • 対象喪失 悲しむということ

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    フロイトの唱えた「喪の仕事」とは失った対象へのアンビバレンツな感情の、そのネガティブな側面への洞察である。防衛機制がそれを妨害するという解釈を改めて確認した。社会へ適応しようとする心の努力が逆効果を招く矛盾。

    しかし、「モラトリアム」が継続し、すべての私は「仮」の私である、という人間にとっては、リアルな不安や悲哀自体がすでに失われている、これはまったく恐ろしい話で、暴力的衝動が野放しというに近いかもしれない。現代の犯罪や社会問題をこういった視点から捉えなおす、これはとても重要に思える。

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    2013年10月25日
  • 対象喪失 悲しむということ

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    2年くらい前に読んだ時はちんぷんかんぷんだったけど、改めて読んでみて、対象喪失の過程として説明できることが、こんなにもあることに驚いた。

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    2011年01月12日
  • 対象喪失 悲しむということ

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    人が死ぬということについて真剣に考えなければと思ったときに買いました。基礎的な分析理論が半分以上。分析臨床的な話は少なめでちょっと私のニーズには合いませんでしたが、初心のうちに読んでおいたほうがいい本かと思います。

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    2009年10月04日
  • 新版 精神力動論

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    大学院に入るときに読めと言われ何度読んでも挫折しまくり結局未だに読破できていない本。難しいです。読まなきゃいけないんだけどさ…。

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    2009年10月04日