おちまさとのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
わたしも最近やけに流行っている「気づき」という言葉がキライだ。
何か非常に「あいまい」なことでも「気づき」といえばサマになる、というような風潮。
『たくさんの気づきを得られました!』
それって、具体的にはどんな?
何が身に付いた、得られたのか?
これと同意語が「インスピレーション」。
この本のレビューとは少し離れてしまったが、文中にたくさんのこの「気づき」ということが使われているので、このイメージがつきまとってしまい、大きな雑音の中で大切な話を聴いている、そんな印象があった。
この著者の言う「気づき」とはもっと平たく言えば『ヒント』であり、次の具体的な行動につながるひとつの原動力と言っても良い -
Posted by ブクログ
人気プロデューサーが日頃習慣付けしている「気づき脳」の作り方・生かし方のご紹介本。
・企画を生み出す3ステップは、「き・づいて」「か・んがえて」「く・らべる」ことだと思います。気づくことはその最初のステップ。
・「気づき脳」は毎日の日常の延長線上にはありません。いつもと同じ考え方や見方をしていては決して動いてくれない。
・「本当の自分」に対する感度を保つこと。本当の自分とはすなわち、ほかの人とは違う自分。勇気をもってさらけ出していかないと、気づきが遠ざかる。
・「ポジティブプランニング」と「ネガティブシミュレーション」
・何でもやるのではなく、あえてやらない、あえていかない、あえて -
Posted by ブクログ
そもそも何故「質問」なのか。如何なる人であれ、自分に見えているよりも深いものを持っている。それを知りたければ尋ねてみるしかない。その尋ね方の作法を教えてくれる本。
著者は「対談師」を標榜しているから、一見インタビューの技法にも見えるが、我々凡人にも応用範囲は広い。
自分のことだけ喋りたいのなら「質問力」は不要だろうが、相手のことを知りたいのなら、どう尋ねれば相手は心地よく話をしてくれるのか。[more]
それは偏に「心地よくさせる」に尽きる。
それはヨイショするということではない。ヨイショはすぐに見透かされてしまうだけでなく、不用意な質問で相手を怒らせてしまう地雷を含んでいる。質問を -