江上治のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
サラリーマンのことを奴隷という表現をしているところが刺激的でした。サラリーマンの限界が年収2000万円付近であることから、2000万円を一つの基準として話が進められて、そこから1億円稼ぐ人の条件や価値観などについて述べられていました。1億円稼ぐ人は幼少の頃は普通の子どもであったけど、何かを機に1億円稼ぐ人へ変わった。その何かとはまさに人生計画を立てた時なんだと知った時には愕然としました。そして著者の人生計画表でも自分の寿命が具体的に示してあり、その歳で確実に死ぬとまで言っていることに驚きました。やはり自分の命が有限であることが人生計画を立てることによって分かってしまうから、それからの行動が変わ
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Posted by ブクログ
ネタバレ「サンデルの政治哲学<正義>とは何か」を紹介した後で、「年収1億円思考」はないだろう?という意見が聞こえそうですが、この本は、決して功利主義の本ではありません。
この本を読み終わった後は、むしろ、コミュニタリアニズムの特徴である善と共に生きた時、はじめて、著者の江上 治 氏が仰るような、稼ぐ人になれるのではないか?と思ってしまうような内容です。
ただし、1つ言えることは、この本の冒頭に出てくる言葉、「稼げる人」はマインドが高く、「稼げない人」はマインドが低いということです。
では、マインドが高い、マインドが低いというのはどういうことか?低いマインドを高くするのにはどうすればいいか?その辺を -
Posted by ブクログ
これも息子に読ませたい本だ。
(でも、言っても読まないだろうなぁ)
データの数字は嘘ではない。
つい先日も、日本の65歳人口が25%を超えたと報道されたばかりだ。
つまり今現在、日本人の4人に1人は老人なのだ。
さて、日本全体の事は置いておいても、当社の状況もあまり変わらない。
今手を打っておかなければ、将来大変な事になるはずなのに、
「何を?どう?」手を打っていいか正直分らない。
「もうダメだ」「自分は逃げ切れるからOK」は、あまりにも無責任過ぎるだろう。
少なくとも、今の現状を正しく認識して、皆で解決策を議論することから始めたらどうだろうか?
社会の仕組みを変えることは、相当に難しい。
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