ほぼ日刊イトイ新聞のレビュー一覧
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糸井重里さんと言えばコピーライターバリバリの頃に子供だった世代なので、今何しているのかよく知りませんでしたが、ほぼ日手帳の会社を作ってまたバリバリやっていたんですね。迷いなく生きてきたのかなと思ったら、子供の頃から就職が怖くてよく布団で泣いていたと書かれていて意外に思いました。これから働く若者たち、既に働いている人たちへも色々な世界の人たちのメッセージが詰まっている本ですが、就職活動していない人たちがわんさか出てくる辺りが一番面白いところで、そのマストは矢沢栄吉さんです。もがいて上がりたいという気持ち一本やりでやってきた迷いない言葉はスガーンと来ました。が、常人にはまねできないですね。でも自分
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去年のものよりも好きです。
右からはインタビュー、左から読めば手帳のラインアップ。両表紙からスタートできるのも楽しかったです。
インタビューされている中では、石田ゆり子さんと、高校野球部の方々のものが一番好きでした。
ほぼ日は個人的な使い方ができる手帳だとは思うので、基本、自分の使い方は自分だけにしか機能しないと思っています。
インタビューを読んでいてびっくりしたのが、家族全員で手帳を使っている際に、相手の手帳を覗き見したり、相手の手帳に勝手に書き込む人がいること。これって、携帯を勝手に見るとか、その人宛に届いた手紙を勝手に読むとかと同じ行為だと感じるのですが、そう感じない人が結構いらっ -
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『はたらく』に関して、ときに緩く、ときに真剣に議論された対談集。就職について、心にフォーカスしていることが特色。
優良企業の見分け方〜とか、内定を取る方法〜とか、キャリアの積み方が〜などの本がほとんどですが、人間としての正直なきもちが綴られています。
自分の正直な気持ちがわからなくなったときに、巷にあふれるマッチョな話につかれたときに、スキルノウハウの話にあきあきしたころに・・そんなあなたにはこの本を処方します!
ちなみに、電子書籍版は巻末に『はたらく』に関する、様々な人の言葉が載せられています。このボリュームが本当にたっぷり。この部分こそ、書籍版に欲しかった...! -
Posted by ブクログ
ネタバレ新宿二丁目という言葉にも惹かれたけど、
それ以上に「ほがらか」という言い回しのセンスに惹かれて手に取った本。
恋愛、食、仕事、物・・・、1つ1つに対して独自の感性や考え方を持っている彼ら。
使う言葉の選び方や、かわし方は上手いなあと感心するばかり。
明るく物事を捉えられるのは、無知からくる楽観視では勿論なく、
大事な人達と自分とを幸せにして生きていこうという考えが大きいからか。
「どうせ死ぬから」ではなく、生きているならば楽しもう味わおう。
女であることを喜び、磨こう。
(性同一性障害でなくて良かったという意味ではない)
中身のある人間になろう。
怖いけれど、人に心を開き接していこう。
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Posted by ブクログ
元サイトのほぼ日は知っていたので、一度紙面で読みたいなと思い借りた本。ビギナー編は読んだことがないのですが、このグルメ編の方はかなり本格的なレシピが揃っておりました。自炊=手抜きメニューってわけじゃないのね、と失礼なことを感じたり。
おだしをしっかり取ってみそ汁やうどんを作ったり、多彩なスパイスを使ってカレーを作ったり、私よりずっと手が込んでいる。フライパン一つで料理を、ってところではぱらぱらなチャーハンとかあったし。
写真はなくひたすらテキストだけど、レシピが単純なせいか割と印象に残りやすいお料理本。ただし写真がないためか、一つ一つのレシピが頭に残りにくい。実際に作るか、必要な箇所を -
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ネタバレほぼ日の手帳を使っているわけではないのだが、その機能性というよりはアイデアが素晴らしい。スタッフが楽しみながら、厳しい糸井さんのOKが出たものを世に出している感。ここまで受け入れられたのは、ただただダウンロードしたり、白い紙でも、デジタルでも、携帯でもいいはずのスケジュール、日記を、とにかく手書きにこだわって価値を上げているからだ。自分自身もその一点にすごく共感する。いつか、iPhone上のスケジュールが突如リセットされる日がくるだろうし、Facebookからアカウントが消される日があるかもしれず、その時に写真も、日記もすべて消えて文句を言っても仕方ない。もちろん、日記も写真も燃えたら、津波に