イプセンのレビュー一覧

  • 人形の家(新潮文庫)

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    ネタバレ

    なぜ家族の中で人形として扱われていたのに旦那の病気に 騙してまでお金を使ったのかが よくわからなかった。 気楽だからそのまま 演技し続けたかったのだろうか。 そこのところがうまく飲み込めなかった 。女性解放の 書とは 必ずしも 言い切れないと思う。それに過去のヨーロッパの話だが 現代日本でも実際にこういう話は多いんじゃないかと私は思う。 世間体でだけ存在して実際には腹を割って話し合ったことがない 夫婦のこと。

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    2024年02月06日
  • 人形の家(新潮文庫)

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    あらすじをネットで検索したら、女性の社会進出を描いた話と出てきたので興味が湧き購入。

    実際は、普通の夫婦喧嘩。
    ただ、その原因は夫が妻のことを人形のように扱うからっていう。。
    読んでて妻に対してなんで安直で軽率な行動するんだっておもっていたが、書かれたのが1879年って事で今と比べ女性の社会への進出が少ないってこう言う事なのであろうかと。
    その安直で軽率な行動を自分で振り返り、家を出ていくまでで完結してるのがいいなと。
    ここから女性が社会に出ていくのが伝わった。

    文量少なく、2時間程度で読めたのはよかったかな!

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    2022年09月03日
  • 人形の家(新潮文庫)

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     2022年4月17日(日)に読みはじめて、同日読み終える。文学カフェのため。戯曲なのでページ数の割に分量は少なく、私のように本を読むのが極端に遅い人間でも半日で読める。

     70頁あたりから盛り上がってきて、適度な緊張感を保ちつつ最後まで読むことができた。最後の展開そのものはよいのだけど、それまでのノラの言動と最後の雄弁で知的なノラの言動とのあいだに想像力ではなかなか埋めがたい溝があって、リアリティを感じられずに興醒めした。

     確かに、それまでのノラが人形として欲求や言動を抑圧され、自らも意識的・無意識的に抑制して生きてきたというのはあるだろう。『それでも夜は明ける』に登場するソロモン・ノ

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    2022年04月18日
  • 人形の家(新潮文庫)

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    1879年にヘンリック・イプセンによって書かれた戯曲。1936年の日本語版を読んだので、日本語自体が古い書式だったが、大方読めた。戦前にこの本が既に日本にあったことに嬉しく思う。戯曲を初めて読む人にとっても読みやすい作品かと思います。
    ただ、見所がラスト約10ページに込められており、過程が長いなぁという印象。
    男性に従順な女性像を"人形"と表現し、そこから自らを解放し、自立していく女性をラスト10ページで描いている。それまでの解放に至る過程は、第一章が人形である状態、第二章が不安定な状態、そして第三章のラストで解放といったような構図

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    2021年03月26日
  • 人形の家(新潮文庫)

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    女性運動とも関わりのある作品と聞いていました。途中までは「どこが?」と思いながら読んでいたのですが、最後に納得させられました。
    シェイクスピアなんかと比べると、登場人物も少なく、断然現代的で読みやすいです。
    主人公である妻の隠し事がいつばれるのか、ハラハラさせられました。私自身が女性寄りの思考のためか、終盤の展開も好きですね。

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    2020年04月25日
  • 人形の家(新潮文庫)

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    ネタバレ

    舞台part2を観に行くので、予習。

    発表された当時の雰囲気はどのようだったのだろう。最後のシーンの絶望と胸がすく感じ、70年近く経ってもまだ共感できてしまうところが凄みであり、救いのなさも同時に感じる。
    ノラの秘密に対して、その迂闊さや無知さに若干の苛立ちを覚えたけれど、誰も教えてくれず、教えないようにして、抑圧してきた時代は暗闇の中手探りするようで、完璧な立ち回りなんて出来るわけがない。そう思うと、ノラの勇気と知性──実は幸福ではなかったこと、既に愛していないことを認め、伝えることができる強さは清々しい。

    イプセンの現実を切り出す明晰さが全てだ。解説では問題提起としては時流を過ぎ、既に

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    2019年08月11日
  • 人形の家(新潮文庫)

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    夫ヘルメル=野間口徹・妻ノラ=深田恭子・悪役クロクスタ=北村一輝・友人リンデ夫人=尾野真千子・友人ランク医師=江本祐、こんな感じでキャラを置き換えて戯曲を読むとイメージ湧きやすいのではないかな。
     砂糖より甘い世間知らずの妻との無意味ないちゃいちゃが続く第1幕、夫に知られてはならぬ秘密を暴露されたくなければ便宜を図れと悪役から妻が脅される第2幕、にもかかわらず夫がその秘密を知ったとたんに物腰柔らか態度が急変した夫の本性に接した直後に秘密の暴露がなされないことを知って安堵した夫が猫かわいがりに戻ろうとしても目が覚めた妻が断固拒絶して夫も子供も捨てる行動をとった第3幕、たった数ページで夫婦の性格が

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    2019年07月07日
  • イプセン 人形の家

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    台詞中心で物語が展開され、小説というよりかは舞台の台本を読んでいる感じ(実際がそうなのか)
    イプセンの「人形の家」は高校時代から少し気になっていたが、「これでよかったのか...?」とあまり腑に落ちない結末であった。評価としては3.5くらい。
    個人的には話が複雑でなく古典文学にしては比較的読みやすい部類に入るが(ノヴァーリスの「青い花」を読んでしまったせいか?)他の人のレビューもぜひ参考にしたい。

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    2019年03月18日
  • 人形の家(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ずいぶん昔に読んでいたが、内容をすっかり忘れていた。

    ノラは確かに可愛いのだけど、愛情の為にやった事なら罪ではないと考えるようなお目出度い人。しかしある事をきっかけに夫に対する不信感が芽生え家を出て行く事に。戦前の日本でもこの芝居を見た年配のご婦人は「しょうのない嫁」だと嘆いたんだとか。

    ノラの気持ちもわからなくもないが、その時代に女が1人で生きて行くなんて並大抵の事じゃなかったはず。それまでまるで子どものママゴトのような日常を送ってきた人が果たしてやってっけるのかと余計な心配をしてしまう。

    社会をまったく知らない箱入奥様のノラに対して自力で生きてきたリンネ夫人は逆に家に入るという選択を

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    2015年10月13日
  • イプセン 人形の家

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    ネタバレ

    たった二日間の間に起きた出来事により、
    夫婦の心のすれ違いに気付き離婚までに至るという
    スピーディな展開の物語。

    現代、この様な作品はたくさん出回っているが、
    140年以上前に描かれたというところに驚かされる。

    結婚している者、特に女性側がみると、本当にあるあるで、
    林真理子さんなどの現代小説を読んだかの様に最後は共感できる。
    つまり男女間の心の溝は今も昔も普遍的なものなのだろう。

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    2014年06月15日
  • イプセン 人形の家

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    劇形式で、作り物のように簡略化されながら、近代という時代をひしひしと感じます。
    絶対に理解しあえぬ男女。

    ノラの言うことが分からず困惑している夫があわれで、悲しい。

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    2014年06月03日
  • イプセン 人形の家

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    えー・・・これは・・・
    「人形」に過ぎなかったノラの、人間として歩みだす、
    物語・・・なのか・・・?

    どちらかというと私は旦那の方に感情移入してしまうんだけど・・・

    まぁ、愛されて可愛がられて主体性をうしなって、男の人形になっちゃう、
    あることがきっかけでそれに気が付き、一人の人間として自立していく、という物語は、うん、そだね。
    子供の反抗期と同じ・・・

    時代なのか、わからないけど、あまりすっとは下りて来なかった。。

    謎。みんなの感想が気になる。

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    2013年11月04日
  • イプセン 人形の家

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    家の中で従順に従っていた女性が、ある出来事をきっかけに自分というものを確立させるために自立しようと試みるお話し。ノラが、夫婦で確かに話し合ったことが無い、という台詞にはドキリとさせられる。

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    2013年08月05日
  • 人形の家(新潮文庫)

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    課題で仕方なく手に取った本だったが、
    主人公の女性の自立が細かく描かれていて、
    意外と物語に入り込めた。

    ただ、少々読みにくいのが難点だった。

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    2013年01月09日
  • 人形の家(新潮文庫)

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    女性の自立というよりも、誇りの位置づけに個人差があることを感じた。名誉、世間体を重んじる人、人間として正しくあることを重んじる人、この価値観の違いはやはり普遍的なものだし、相容れないだろうなと思う。前半、ノラが自分の幸せぶりをあまり幸福とはいえないリンネ夫人にとうとうと語る様子がうっとうしかったけれど、終盤、ああして自分に言い聞かせていたのかもと思った。自分さえ黙って耐えていれば上手く回る、なんて思ってはダメなのですね。ありがちだけど。北島マヤ、姫川亜弓だったらノラをどう解釈し演じるだろうか・・・なあんて。

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    2012年04月12日
  • イプセン 人形の家

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    現代のトレンディドラマで扱ったとしても、全然違和感を感じないだろうテーマの新しさにびっくりした。自分の周りの友達からも、この物語の中で起こったことと非常によく似た話しを時々耳にしてきた気がする。

    主人公ノーラと同じようなことを考えて唐突に目覚める女性は、現代にこそますます多くなっているだろうし、この「人形の家」という素晴らしい参考書(過去問題集)があるにも関わらず、その突然のアクシデントの勃発に面くらう男もやはり多くいるにちがいない。

    「人形の家」という言葉の意味が最初わからなかったけれど、読み終わってみて、とても秀逸なタイトルだったことに気づいた。
    時代や国を越えて、多くの人に共感を与え

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    2020年07月15日
  • イプセン 人形の家

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    10年ぶり。同窓会で久々に逢う知人は、
    それぞれ、様々な人生を送っています。
    結婚/離婚、出産/死別。
    良いことも悪いことも人それぞれです。

    最近、
    「離婚した」、もしくは
    「離婚しそう」、といった人が、
    何人か周りにいます。

    どんな理由でそう至るのか、
    当事者同士の中で、それぞれ言い分があるのでしょう。

    イプセンは、結婚についてこう言っています。

    ●「結婚とは―諸君が諸君の全精神を注ぎ込まねばならぬことである」

    この「人形の家」は、
    女性の自覚と解放を取り上げています。
    幸せな家庭も、円滑な夫婦仲も、
    妻が自己を犠牲にすることで、
    成り立っていること

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    2009年10月04日
  • イプセン 人形の家

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    女性の社会進出がどうのとか興味が無いけど、これは普通に読めた。
    変にフェミニズムを意識していないところがいい。

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    2009年10月04日
  • イプセン 人形の家

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    劇の台本のようなかたちで、セリフが書き連ねられ、場面も居間から動かず、淡々と進む物語。私は、女性がこのように男性の都合よく家庭に縛り付けられ、その支配の下で人形のような扱いをうける差別的社会の様子が、あまり実感として得られずに生きているが、それとは別に、この作品から、性の別に関らず自分の足で生きていくことの力強さと孤独とを感じ、またその中で精神が卑屈にも自由にも、また優しくも汚くもなりうることを感じた。また、こんなに互いに疑い合いながら生きて、信頼も裏切りへと簡単に覆ってしまうのでは、心が常に殺伐としているのだろうな、と思い、同時に私自身の生きている世界の狭さを感じた。

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    2009年10月04日
  • 人形の家(新潮文庫)

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    女性解放をテーマにした古典、ということで、今となっては時代遅れなところがあるんだろうと決め込んでしていたが、意外と面白い話である。というのも、テーマの主張部分よりも、劇の構成が上手いからに他ならない。段々と事件が迫ってくる描写は緊迫感に満ちていていい。

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    2014年03月29日