小佐田定雄のレビュー一覧
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2021年2月8日に天満天神繁昌亭で小佐田定雄先生の落語会が催されると聞き、あの桂雀三郎師匠の「G&G」が生で聴けると知ってさっそくチケット購入!その予習の為に本書を拝読いたしました。恥ずかしながら「G&G」が小佐田先生の作とは存じ上げず、数年前の彦八まつりで雀三郎師匠を捕まえて「『G&G』の中で「宇宙戦艦ヤマト」の替え歌を歌ってくださってありがとうございます。ヤマトのファンとしてお礼申し上げた方んです!」とお伝えして、師匠をきょとんとさせてしまったのも、いい思い出です。
さて、小佐田先生といえば、言わずと知れた上方落語を陰で支える落語作家の大先生。しかし私は「落語作家」という人たちは創作落 -
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試し読み
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東京落語が京須偕充さんなら、上方落語は小佐田定雄さんだろう。
現代における落語の第一人者である。
落語作家である小佐田さんが解説するのを聞いていると、聴く前から面白そうと思えてくる。
常々は東京落語の方をおもに聴いているが、やはり住まいの関係上、上方落語も聴く。
本書は、話のあらすじに加えて、小佐田さんがピックアップしたこれぞっという決めぜりふや、詳しく掘り下げた内容が楽しい。
東京落語と上方落語には共通の噺がたくさんあるが、聴きくらべると今更ながらおもしろい。
こてこての関西弁が鼻についてイヤになるときもあるけれど、「ほんまにあほなこと言うてるなぁ」と単純におもしろい。 -
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ネタバレこの本は、落語の小噺(こばなし)と呼ばれる短い笑話を108話集めたものです。小噺とは、一分線香とも言われるくらい、短い時間で終わるお話で、落語のまくらや新作落語にも使われます。この本の小噺は、日本の江戸時代の話や民話だけでなく、中国やアメリカ、フランスなどの海外の話もあります。子どもにも分かりやすく、笑ってもらえるように選ばれています。
この本の良いところは、読み聞かせにも自分で演じるにも最適なことです。読み聞かせの場合は、小噺は短いので、子どもの集中力を途切れさせません。また、笑いのポイントがはっきりしているので、声の強弱や間をつけることで、子どもの反応を引き出せます。自分で演じる場合は、 -
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枝雀、米朝のブレインとして数々の新作落語を創作してきた奇才 小佐田定雄が自作落語を語るシリーズ4冊目。上方の落語家や落語イベントを紹介しつつ、自作落語のあらすじ、創作秘話、エピソードなどを綴る。すっかり古典落語だと思い込んでいた噺が実は小佐田定雄の作品だと知って驚くことしばしば。
東京だと新作落語は落語家自身が創るのが一般的で、落語作家という職業は成立していないように見えるが、どうも自分が作ったネタには妙な想い入れが残るのか、スッキリした噺にならないことが多い(圓丈とか)。人が作った噺であれば、演者が思い切って直せるので、洗練され、円熟しやすいようだ。 -
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私が元々、落語好きなので、読み聞かせにいいかなと思って入手。
私の感想としては、やっぱり5分で落語は結構大変!
いっぱい、はしょってあるので、長いほう(ふつうの)を知っている私には、かなり物足りない感じです。
モノによっては落ちのくだりだけみたくなっちゃっている。
あと、台詞じゃなく、ト書きというのでしょか。文字上で言うと「」じゃない部分ばっかりで説明しちゃっているのも寂しい。
まあ、5分でとなるとこうなりますかね。
でも5分なら、子どもも集中して聞くし、面白いと言って何度も何度も読まされるし、昔の言葉(ご隠居さんとかうわばみとか)も語彙として習得できたし、いくつかは憶えて友達におしえたり