【感想・ネタバレ】読み聞かせ 子どもにウケる「落語小ばなし」のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

この本は、落語の小噺(こばなし)と呼ばれる短い笑話を108話集めたものです。小噺とは、一分線香とも言われるくらい、短い時間で終わるお話で、落語のまくらや新作落語にも使われます。この本の小噺は、日本の江戸時代の話や民話だけでなく、中国やアメリカ、フランスなどの海外の話もあります。子どもにも分かりやすく、笑ってもらえるように選ばれています。

この本の良いところは、読み聞かせにも自分で演じるにも最適なことです。読み聞かせの場合は、小噺は短いので、子どもの集中力を途切れさせません。また、笑いのポイントがはっきりしているので、声の強弱や間をつけることで、子どもの反応を引き出せます。自分で演じる場合は、小噺は扇子と手ぬぐいだけで演じられるので、道具を用意する手間がありません。また、登場人物の数も少ないので、一人でも複数でも楽しめます。小噺は、自分のアイデアを加えたり、アレンジしたりすることもできるので、創造力や表現力を育てることにもつながります。

この本の中には、ちょっと難しい小噺もありますが、それも子どもと一緒に読んで、話し合って、笑ってください。落語は、人生の知恵や教訓が詰まったお話です。この本を通して、子どもと親子の絆を深めることができると思います。この本は、落語の入門書としてもおすすめです。落語に興味を持ったら、ぜひ寄席にも足を運んでみてください。落語の世界は、まだまだ広がっています。

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2023年11月11日

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