村上健司のレビュー一覧

  • ひどい民話を語る会

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    妖怪に詳しい方々が、
    トークイベント「ひどい民話を語る会」を開催した後、書籍化したもの。
    民話ってその土地に伝わってるお話ですよね。
    それは、作家の話じゃなくて、世間話に尾ひれをつけて、
    夜な夜な囲炉裏ばたで子どもにせがまれて爺婆が面白く話して聞かせたエンタメだったんだ、と。
    だから、いい加減な終わり方したり、他にも似てる話と混ざってしまったり、聞かせる相手が喜ぶからシモネタになっちゃったり、と素人っぽい雑さもあってひどい話になっちゃう。

    イベントのそのまま書籍化されたらしく、対談形式でツッコミが入ったり、楽しい雰囲気が伝わってきます。
    さくさくっと読めますが、いっぱい笑っちゃうので1人の時

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    2025年11月03日
  • 改訂・携帯版 日本妖怪大事典

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    凄くわかりやすい。私の好きなタタリモッケが載ってて嬉しい。妖怪のことが全て載っています。水木しげる先生の絵も可愛くてつい微笑んでしまう。妖怪好きにおすすめです。

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    2023年04月11日
  • 改訂・携帯版 日本妖怪大事典

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     水木しげるの“妖怪千体説”を基に、古来より語り継がれてきた様々な妖怪の特徴、出没地域、参考文献などといった詳細な情報をコンパクトにまとめた妖怪事典。水木しげる先生の作品や画集では判らなかった元となる資料や、どこまでが創作された情報なのかも明記されているため、大人向けだけど初心者向け。そして文庫版というハンディサイズな点も手を出しやすいポイント。ただし、内容はあくまで初心者向けの資料集という体なので、単純に水木しげる先生の妖怪画を楽しみたい人は別の『日本妖怪大全』をお薦めする。
     『妖怪ウォッチ』や『ゲゲゲの鬼太郎』などから妖怪に興味を持ち始めたけど、何から読めばいいのかと悩んでいる人には、ま

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    2015年11月14日
  • 妖怪事典

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    民俗資料、怪談集、随筆その他の日本の文献にみられる妖怪の事典。妖怪はすべて名称の五十音順で配列。妖怪は民間伝承、江戸時代までの文献によるものなどの出典から5つに分類して各妖怪ごとに分類番号を付した。また参考資料は各項目ごとに掲載。巻末に五十音順の索引を付す。

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    2009年10月04日
  • ひどい民話を語る会

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    【一言感想】
    学術的な価値は無いかもしれない民衆が作り上げてきた芸術作品

    娯楽の無かった時代に子ども達を楽しませる手段として先鋭化されてきた民話

    今も昔も子どもはシモネタを好む傾向があるのか、昔の民話では思いの外取り上げられているけれど、そういう作品は民俗学者から敬遠された結果遠ざけられた作品は多いそう

    「子どもが喜んで面白がってくれりゃいいか」で創作されているので、オチも無ければ謎が残ったままの話が多いが、キレイにまとまっていないから話として何度も聞きたくなったり、自分流にアレンジをしていくことで無数に民話が生まれていった側面もあるのだと本を読んで思いました

    民話をくだらない話だと切

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    2025年11月24日
  • それいけ! 妖怪旅おやじ

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    2020〜21年頃、判で押したように「同じ時期、同じ場所」へ修学旅行に行っていた当地の小学校も路線変更を余儀なくされたと聞いた。
    コロナ禍のためである。

    中止にするのはしのびないが、人が大勢集まるところに子どもたちを連れて行くのはリスクが高すぎるという判断で、学校により時期もまちまち、行き先は近場の史跡がある場所などになったようだ。
    テーマパークを楽しみにしていた子たちはさぞやがっかりしただろうが、先生たちにとっても苦肉の策だったはずだ。

    一方で、"地元の史跡"みたいな場所には(近すぎて)あまり行かないもので、この体験をきっかけにして「車で2時間ほど走ればこんなに面白い場所があったんだなあ

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    2025年08月22日
  • それいけ! 妖怪旅おやじ

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    村上先生の妖怪スポット本には大変お世話になっている。妖怪大好き、聖地巡礼·フィールドワーク楽しい!というオタクにはかかせない情報をくださるので手放せない。 
    その村上先生と、多田先生、編集者による妖怪珍道中。奇行?謎発言?の多田先生、それに文句のある村上先生。
    途中京極御大も参加しているのだが、強行軍が過ぎて居たか居ないか…御大の本のインパクトとはまったく間逆な影の薄さ。これは帯のキャッチコピー詐欺なのでは…。
    とまれ、現地での調査でしかわからないこと、現地の人との交流で得られる知られていない情報など、生のフィールドワークならではの発見や楽しさが読み取れて楽しい。
    本で知識を得るのはもちろん重

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    2024年09月30日
  • 改訂・携帯版 日本妖怪大事典

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    妖怪たちの特徴、言い伝え、出没地域、参考文献などを収めた妖怪事典。
    ロングセラー『日本妖怪大事典』を再構成し、巻末に索引を追加。
    総項目数1602、水木しげるの妖怪画357点

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    2020年01月22日
  • 妖怪百貨店 別館 (怪しくゆかいな妖怪穴2)

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    子供向けでちょっと物足りない感じがしたが、随所に遊び心があって面白い。蚊帳吊り狸はホントに化かされた気持ちに成ったw赤シャグマのページがなぜああなっているのか気になる…

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    2014年03月13日
  • ひどい民話を語る会

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    第一部がお下品過ぎて怯みそうになったけど、そこは博識な方々たちの含蓄あるトーク力でサクッと楽しく読み終えた。紹介されていた松谷みよ子さんの著作読んでみたくなった。

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    2025年11月17日
  • ひどい民話を語る会

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    子供の頃に聞いたことある民話もあって
    確かにひどいな…って思いました。
    コーヒー片手に読む本じゃあない!

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    2025年11月16日
  • それいけ! 妖怪旅おやじ

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    ネタバレ

    旅に妖怪。要素としてはどちらも良き。
    なんだけど、旅の様子が露悪的に書かれているというか素すぎるというか…。

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    2025年04月02日
  • 怪しくゆかいな妖怪穴

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    前書き読んで初めて「小学生新聞」に連載中のものと知ったのですが。…いい大人が読んでも、初めて知ることばかりで充分楽しめた次第です。きっと何かの暗喩もあるのだろうなぁと、更に深い民俗・民話本へ誘ってくれる一冊でした。

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    2017年02月10日
  • 妖怪百貨店 別館 (怪しくゆかいな妖怪穴2)

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    ネタバレ

    ・ページのデザインが色々工夫されていて面白い
    ・前作と比べて、ダーク系(自殺に追い込んだり、衝動的に人殺しをさせたくなったり)妖怪は少な目?
    ・かなり地域的な妖怪もいる

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    2015年05月05日
  • 妖怪事典

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    枕元において堪能中。
    地元の妖怪を見つけては一喜一憂。知らないのだ。祖父が生きていたらきけたのにと思うと切ない。
    他の本の中で出会う妖怪を調べてはニヤついてます

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    2009年10月04日