小林泰彦のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
なぜか、ふと思い出して、久しぶりに読んでみた。
岩場が多くて、意外に中級向き(?)な山も一部あったりするんだけど、全般に″ポコポコ歩く山”という感じなのがいい。
個人的には、中学生の頃、山を始めようと近所の本屋で買った登山入門の本のイラストが著者だったこともあって。
この本のイラストを見ていると、あの頃の感覚が甦ってくるのもいいかな?w
ていうか、本当は“あの頃の山への情熱を思い出す”と書きたかったのだが、さすがに恥ずかしすぎるので“感覚が甦ってくる”にしておいた(爆)
著者は関東に住んでいるのか、関東の山だけで42座。
甲信越・東海のくくりだけど、石割山や足和田山、天城山なんかは、関東近郊 -
Posted by ブクログ
「山、高きを以って貴しとせず」。
標高1,500m以下で、日帰りで歩くことができ、危険がなく、特別な技術はいらず、並みの体力があればだれでも歩ける低山。低山が大好きで、あたたかいタッチのイラストで知られた著者が選んだ100の山。山歩きの楽しみ方もアレコレ満載のガイドブックです。
あっれ。このイラスト、ムカシ見た記憶がある。前書きを見て氷解しました。
高山病(?)を患っていた30年ほど前すでに「低山徘徊」というタイトルで、「山と渓谷」誌に掲載されていたんだそうです。歳をとったらこんな山歩きがいいなあと、その味わい深い絵と文を楽しみにしていましたっけ。それが、その歳になった今、なんともタイ -
-
Posted by ブクログ
小林泰彦『続日本百低山』ヤマケイ文庫。
『日本百低山』の続編。標高1,500メートル以下の山々をカラーイラスト紀行で紹介する山岳ルポルタージュ。今回も100山が紹介されており、これで正編と続編を併せて200山もの日本の低山が紹介されることになる。
『日本百低山』というタイトルは勿論、深田久弥の名著『日本百名山』を意識しているのだろう。
低い山といっても決して侮れない。登りで1時間以上掛かる山、難所のある山、活火山など様々な山がある。また山の天気は急変しがちで、平地では丁度よい気温でも、山頂は氷点下という場合もあるのだ。
続編でも東北、関東、甲信越・東海、関西以西の味わい深い1,500メ -
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレファッションの歴史として読むにはなかなかにオモロいし、参考になる。フレームパックや洋ナシ型デイパック、60/40繊維を絶対信仰してるあたりに昭和を感じるなぁ。
でも、こういうムーブメントがあったからこそ今のアウトドアブーム、登山もジョグもあるんだなぁと思うと感慨深い。自然との付き合い方としては変わっていない本質的な部分も描かれていて興味深かった。
ただ、ファッションムーブメントとしての側面が大きく(まぁ元はメンズクラブ発信なんだから当たり前なんだけど)、冬でも短パンの矜持だの、この服にはこれを併せるとイカすだのってあたりは興ざめ。そういうのはまぁどうでもいいんだよなぁ。
ヘビアイ(ヘビー