広尾晃のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレかのジャイアント馬場は読売ジャイアンツのピッチャーだったことはプロレスファンなら周知の事実だろう。どんなプロ野球選手だったのか?といえば、二軍ではそれなりに活躍をしたが、一軍では通用せずにひっそりとプロレスに転向をした、くらいにしか知らない人も多い。では実際にはどうだったのだろう?
本書は馬場正平の生い立ちから始まる。小学生の時から体がどんどん成長を来す。周囲の人たちの心無い言葉や態度は悪意の有無に関わらず、馬場少年の内向きに追いやって行く。ずば抜けた身体能力からの野球との出逢いも足に合うスパイクが入手できず一旦は断念するなど、何かを始める前から挫折に追い込まれていく。それでも馬場少年 -
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Posted by ブクログ
<目次>
プロローグ
第1部 日本野球「最新のリアル」
第1章 埼玉西武ライオンズのイノベーション
第2章 アナリストという仕事
第3章 トラックマン、ラプソード、ホークアイ、そして…
第4章 スポーツデータ関連ビジネスの進化
第5章 アマ球界のイノベーション
第6章 データ野球の実験場、ジャパンウインターリーグ
第7章 「素人」が切り拓くデータの世界
第2部 「数字のスポーツ」野球の歩み
第8章 「記録の神様」たちの時代
第9章 『マネーボール』がやってきた
第10章 「アソボウズ」と言う会社があった
第11章 MLBデータ野球、異次元の進化へ
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Posted by ブクログ
ネタバレジャイアント馬場がまだ馬場正平で、野球をやっていてジャイアンツに入団して退団するまで、少年が青年になるまでのお話だった。巨人症と脳手術、モルモン教についてたっぷり割かれていた。新潟のエピソードも多かった。オレも高校だったか予備校の時にモルモン教の宣教師にいろいろ話を聞いて親に心配されていたことを思い出した。確かに強く勧誘されなかった。その時、宗教と保証人はダメだときつく言われた。
もしボールをスナップを効かせて速い球を投げることができていたら野球選手として成功していたのだろうか。ずっと2軍選手だったが、きっと前と上を見て楽しかっただろうなあと思いを馳せずにいられない。
お風呂で転んで -
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Posted by ブクログ
<目次>
第1章 アンタッチャブルな記録たち
第2章 ベストナインで遊ぼう
第3章 守備記録の面白さ
第4章 打撃成績をめぐるあんな話、こんな話
第5章 「ファーム」もう一つのプロ野球の世界
第6章 記録で実感する「日米格差」
<内容>
世の中にはいろいろなマニアがいるが、この人は「記録マニア」。データをいろいろといじくって楽しむ。それに野球はぴったりとフィットする。見る野球においては、記録をネタにすることが多いし、近年はピッチャーの球の回転数や打者の打球の角度、スピードなどまでが測れて、記録化しているので、ますますそのフィット感は強いのではないか。本としてその分析に完全について -
Posted by ブクログ
著者は“野球の記録で話したい”というブログを開設するライターだそうです。“草創期のプロ野球解説者たち”、“「プロ野球ニュース」が変えた野球解説者”、“大リーグ放送が始まり、野球解説の視野が広がり、深まった”、“新時代のプロ野球解説者たち”、プロ野球解説者の「現場」”、“「私は解説者に育てていただきました」”の6章で構成されています。それぞれの時代の解説者の解説ぶりについて書かれ、それなりの楽しさ。
私が好きだったのは、鶴岡一人氏の話です。解説者になるときに鶴岡氏が立てた方針は3つ。「結果論は言わない」、「批評とは人を励ますことである」、「チームの財産である選手を傷つけない」。そんな鶴岡氏では