広尾晃のレビュー一覧

  • 野球独立リーグの教科書

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    独立リーグについての基本が分かって面白かった。
    MLBは下部組織が独立リーグになっているのは知らなかった。MLBに興味がわいたのと、地方を盛り上げる活動を自分が独立リーグで出来ないかと少し考えた。

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    2023年05月12日
  • 巨人軍の巨人 馬場正平

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     かのジャイアント馬場は読売ジャイアンツのピッチャーだったことはプロレスファンなら周知の事実だろう。どんなプロ野球選手だったのか?といえば、二軍ではそれなりに活躍をしたが、一軍では通用せずにひっそりとプロレスに転向をした、くらいにしか知らない人も多い。では実際にはどうだったのだろう?
     
     本書は馬場正平の生い立ちから始まる。小学生の時から体がどんどん成長を来す。周囲の人たちの心無い言葉や態度は悪意の有無に関わらず、馬場少年の内向きに追いやって行く。ずば抜けた身体能力からの野球との出逢いも足に合うスパイクが入手できず一旦は断念するなど、何かを始める前から挫折に追い込まれていく。それでも馬場少年

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    2020年06月09日
  • 野球の記録で話したい(新潮新書)

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    打球速度追求時代の今、野手はメジャーでの成功は難しい。
    投手は三振の取れるパワーピッチャーがメジャーで期待出来る。

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    2025年05月19日
  • データ・ボール―アナリストは野球をどう変えたのか―(新潮新書)

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    最近の野球業界における重要な要素の一つ。各球団、各選手が情報を集めて工夫しているのでしょうが、結果に結びついていない球団、選手があるのも事実。野球だからこそ様々な数字のデータから楽しめるスポーツだとも言える。しかし膨大なデータから何をつかみ取るのかファンも悩ましい。

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    2025年03月10日
  • データ・ボール―アナリストは野球をどう変えたのか―(新潮新書)

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    トラックマン、ラプソード導入後のトラッキングデータ活用で進化するプロアマ野球界の最前線を、これまでの概略とともに良く切り取っている。

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    2024年12月13日
  • データ・ボール―アナリストは野球をどう変えたのか―(新潮新書)

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    野球は数字と極めて親和性の高いスポーツ。トラックマン、ラプソードなど野球界を取り巻くのデータ解析、アナリストの世界を紹介する。スコアラー、公式記録から、また近年の打点や安打を偶然性が高いとして評価しない風潮など。
    個人的にはWBCでダルビッシュ、大谷が動作解析の重要性を日本球界にも広く伝えたことが、プロ野球の歴史には大きかったように思われる。

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    2024年11月04日
  • データ・ボール―アナリストは野球をどう変えたのか―(新潮新書)

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    よくまとまっていた。野球を数字で見るデータ野球は野村克也監督が重視していたが、ずいぶん前の話で今のプロには浸透しているものだと思ったが、そうでもないことがわかった。野球を多角的に観る上では必要な新しい指標だろう。数字は選手、ファンにとって新しい野球を創る上で今後欠かせないものになると思った。素人アナリストがプロ選手を指導する時代。すごいと思った。

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    2024年09月29日
  • データ・ボール―アナリストは野球をどう変えたのか―(新潮新書)

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    『マネー・ボール』の時代では、いわば、経営の世界でいうKPIのような指標を導入することが新しかったわけだが、現在では、よりプリミティブなレベルまで、測定対象はブレークダウンされてしまい、物理学の用語で選手のパフォーマンス状態を図る、ということが主軸になっている。
    ここから先は、膨大な物理データを用いたAI解析によって、競技人生全体を俯瞰して選手のパフォーマンスを最大化するような、いわばマクロ経済運用のようなものになっていきそうだな。

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    2024年09月01日
  • データ・ボール―アナリストは野球をどう変えたのか―(新潮新書)

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    <目次>
    プロローグ
    第1部  日本野球「最新のリアル」
     第1章  埼玉西武ライオンズのイノベーション
     第2章  アナリストという仕事
     第3章  トラックマン、ラプソード、ホークアイ、そして…
     第4章  スポーツデータ関連ビジネスの進化
     第5章  アマ球界のイノベーション
     第6章  データ野球の実験場、ジャパンウインターリーグ
     第7章  「素人」が切り拓くデータの世界
    第2部  「数字のスポーツ」野球の歩み
     第8章  「記録の神様」たちの時代
     第9章  『マネーボール』がやってきた
     第10章 「アソボウズ」と言う会社があった
     第11章  MLBデータ野球、異次元の進化へ

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    2024年08月31日
  • 野球独立リーグの教科書

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    NPBの傘下に入れればとりあえず安泰、という事かも知れないが、それだと独立リーグの空気というものが失なわれてしまいそうでその不安は残る。

    体験した限りで理想とする風景は「村の鎮守の神様の今日はめでたい御祭日」である。15年夏、藤川球児のいた高知球場は確かに鎮守の御祭だった。

    05年のアイランドリーグの開幕戦、07年のBCリーグの開幕戦、09年の住之江球場の関西独立リーグ、シャトルバスで行った高松の香川戦、ああいった盛り上がりを感じる試合をどんどん増やして行って欲しい。

    ジュンク堂書店大阪本店にて購入。

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    2023年05月14日
  • 野球独立リーグの教科書

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     サブタイトルが、内容をよく表している。
     その中途半端さが、独立リーグの現状といえる。メジャーな世界に行くための場所なのか。それとも、地方の存在感をもたらす場所なのか。
     文章中にもあるが、J3よりも規模が小さいというのは、本当にそれで大丈夫なのかという気にさせられる。その一方で、ソフトバンクは4軍制をひこうとしている。かつて、ベイスターズやオリックスは、独立した二軍チームを運営していた。
     もうちょっと有機的な運営ができないものなのか。色々と思い巡らされる一冊。
     
     

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    2023年03月29日
  • 巨人軍の巨人 馬場正平

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     ジャイアント馬場がまだ馬場正平で、野球をやっていてジャイアンツに入団して退団するまで、少年が青年になるまでのお話だった。巨人症と脳手術、モルモン教についてたっぷり割かれていた。新潟のエピソードも多かった。オレも高校だったか予備校の時にモルモン教の宣教師にいろいろ話を聞いて親に心配されていたことを思い出した。確かに強く勧誘されなかった。その時、宗教と保証人はダメだときつく言われた。

     もしボールをスナップを効かせて速い球を投げることができていたら野球選手として成功していたのだろうか。ずっと2軍選手だったが、きっと前と上を見て楽しかっただろうなあと思いを馳せずにいられない。

     お風呂で転んで

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    2017年06月06日
  • プロ野球解説者を解説する

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    昨今はプロ野球中継(とくにナイター)の地上波放送が少なくなってますが、個性豊かな解説者の名調子にはなんとも味わい深いものがあります。

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    2014年04月28日
  • プロ野球解説者を解説する

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    野球中継の歴史も交えつつ、新旧さまざまな解説者を解説。なつかしい話もあるし、各解説者についての見方も概ね共感できる。

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    2014年04月11日
  • プロ野球解説者を解説する

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    なかなか文章が上手くて面白かった。ここに出てくる解説者、みんないいように思えてしまうが、どうだろうな。かなり古い解説者も実際に知っているが、やっぱり古い解説者は根性論ぽくて、お決まりの言い回しが多かったよ。
    最近の話では、江川に対する指摘は鋭いな。現役を離れるに連れて、解説の鮮度も落ちているという。現役での経験を生かした技術の解説がいいように見えて、意外と最近はポイントを外しているんだよね。勉強不足?
    古田と野茂の話が面白かったな。放送の途中で二人で私語を始めちゃうとかね。

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    2025年11月08日
  • データ・ボール―アナリストは野球をどう変えたのか―(新潮新書)

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    データ戦略は、重要でそれを理解した上で、主体的に知りたいと思うこと、気づきが重要。誰かに言われても、それを活かすまでには至らない。

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    2025年09月15日
  • 野球の記録で話したい(新潮新書)

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    とかく野球は数字がつきもののスポーツ。打率、打点ら防御率などなど。そんなさまざまな記録をいろんな視点で楽しもうというのが本書。出身校でベストナインを組むなら?や記録にかんする四方山話は他の書籍、野球雑誌の企画でも目にする機会がおおいが、本書のなかで特に面白かったのは2軍成績についての深堀。2軍成績に着目した記事はあまり目にした記憶がなく、新鮮な内容だった。

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    2025年06月15日
  • 野球の記録で話したい(新潮新書)

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    <目次>
    第1章  アンタッチャブルな記録たち
    第2章  ベストナインで遊ぼう
    第3章  守備記録の面白さ
    第4章  打撃成績をめぐるあんな話、こんな話
    第5章  「ファーム」もう一つのプロ野球の世界
    第6章  記録で実感する「日米格差」

    <内容>
    世の中にはいろいろなマニアがいるが、この人は「記録マニア」。データをいろいろといじくって楽しむ。それに野球はぴったりとフィットする。見る野球においては、記録をネタにすることが多いし、近年はピッチャーの球の回転数や打者の打球の角度、スピードなどまでが測れて、記録化しているので、ますますそのフィット感は強いのではないか。本としてその分析に完全について

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    2025年04月29日
  • データ・ボール―アナリストは野球をどう変えたのか―(新潮新書)

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    なるほど…
    私は野球も何のスポーツもしていませんし、
    何の球団のオーナーでもないのですが、
    「おちおちしてられんな!」
    という気持ちにさせられました笑
    この本を読むと。

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    2025年02月27日
  • プロ野球解説者を解説する

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    著者は“野球の記録で話したい”というブログを開設するライターだそうです。“草創期のプロ野球解説者たち”、“「プロ野球ニュース」が変えた野球解説者”、“大リーグ放送が始まり、野球解説の視野が広がり、深まった”、“新時代のプロ野球解説者たち”、プロ野球解説者の「現場」”、“「私は解説者に育てていただきました」”の6章で構成されています。それぞれの時代の解説者の解説ぶりについて書かれ、それなりの楽しさ。

    私が好きだったのは、鶴岡一人氏の話です。解説者になるときに鶴岡氏が立てた方針は3つ。「結果論は言わない」、「批評とは人を励ますことである」、「チームの財産である選手を傷つけない」。そんな鶴岡氏では

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    2017年05月14日