【感想・ネタバレ】野球独立リーグの教科書のレビュー

あらすじ

見えてきた独自のビジネスモデル。
2005年、球界再編と共に四国アイランドリーグがスタートして17年。「すぐに消えてなくなる」という世評を裏切るかたちで独立リーグは存続してきた。当初は四国4球団でスタートしたが離合集散はあったものの今は7リーグ30球団になっている。これらの球団は紆余曲折を経て「適者生存」に成功。ビジネスモデルは多様で、日本におけるスポーツビジネスや地域振興について多くの示唆を与えている。本書では、創設以来のリーグ運営者、球団経営者、関係者への取材をもとに、独立リーグが成功するために必要な経営資源は何か、どのようなビジネスモデルがあるかを提示する。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

独立リーグについての基本が分かって面白かった。
MLBは下部組織が独立リーグになっているのは知らなかった。MLBに興味がわいたのと、地方を盛り上げる活動を自分が独立リーグで出来ないかと少し考えた。

0
2023年05月12日

Posted by ブクログ

NPBの傘下に入れればとりあえず安泰、という事かも知れないが、それだと独立リーグの空気というものが失なわれてしまいそうでその不安は残る。

体験した限りで理想とする風景は「村の鎮守の神様の今日はめでたい御祭日」である。15年夏、藤川球児のいた高知球場は確かに鎮守の御祭だった。

05年のアイランドリーグの開幕戦、07年のBCリーグの開幕戦、09年の住之江球場の関西独立リーグ、シャトルバスで行った高松の香川戦、ああいった盛り上がりを感じる試合をどんどん増やして行って欲しい。

ジュンク堂書店大阪本店にて購入。

0
2023年05月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 サブタイトルが、内容をよく表している。
 その中途半端さが、独立リーグの現状といえる。メジャーな世界に行くための場所なのか。それとも、地方の存在感をもたらす場所なのか。
 文章中にもあるが、J3よりも規模が小さいというのは、本当にそれで大丈夫なのかという気にさせられる。その一方で、ソフトバンクは4軍制をひこうとしている。かつて、ベイスターズやオリックスは、独立した二軍チームを運営していた。
 もうちょっと有機的な運営ができないものなのか。色々と思い巡らされる一冊。
 
 

0
2023年03月29日

「スポーツ・アウトドア」ランキング