菅原和也のレビュー一覧

  • さあ、地獄へ堕ちよう

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    人体改造ーボディサスペンションという言葉を初めて知った加速ブッ飛び‼︎な小説
    確かミステリも混じっていたと思うが
    そういう面もとても楽しめた
    知的好奇心を最後まで掻き立てられる作品
    一気に菅原氏のファンへ。熱烈ダークサイド、大好き。

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    2021年04月12日
  • CUT

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    ネタバレ

    想像もしていなかった結末。
    珍しく2度読んでみようと思った作品。

    「SIX Sence」や「容疑者Xの献身」にも通じる。

    最後の大どんでん返しは、爽快であった。

    私の中では、文句なしの傑作。

    作者は高校中退で茨城出身。
    すごく興味出てきました。

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    2017年10月09日
  • あなたは嘘を見抜けない

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    残念ながら嘘を見抜くことはできませんでした……。  
    まさかあの人が嘘つきだったとは……。   
    よくある構成って言えばよくある構成だけど、全く想定していなかったので、してやられた。   
    そして、してやられた、嘘に。  
    何人もの人生を狂わせた嘘。  
    何人もの人生を狂わせた人。   
    なんて罪な人間なんだ。やばい。   

    面白かった。

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    2017年10月03日
  • CUT

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    帯を見て、後味が悪いとあったので楽しみにしていたんだけど...これは面白い。途中で、ん?と思うところはあったんだけど、指の話で混乱。最後はやられました。

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    2015年05月16日
  • あなたの罪を数えましょう

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    依存症って怖い。    
    無自覚って恐ろしい。    
    人間って言うのは本当に不気味な生き物だ。

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    2019年03月22日
  • 柩の中に生者はいらない

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    う~~~~~ん面白かった。     
    唸る面白さ。     
    よく練られた良質なホラーミステリー。     
    良いオチしてる。     
    これからも期待の作家だ。

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    2019年02月16日
  • あなたの罪を数えましょう

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    菅原和也『あなたの罪を数えましょう』講談社タイガ。

    なかなか面白いが、デビュー作『さあ、地獄へ堕ちよう』までのレベルではない。

    キャンプに行き、失踪した友人たちの安否を心配する海外旅行帰りの三浦という男が探偵の夕月と助手の亮太に友人たちの捜索を依頼する……

    ホラー映画の『SAW』のような設定と読者を迷宮に誘うような数々の伏線……探偵のキャラが立っていないのとミステリーのレベルが少し低いことが難点かな。

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    2019年01月05日
  • さあ、地獄へ堕ちよう

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    24歳でこんなものを書けるだなんて人生の経験値が違いすぎる。     
    しかもこれだけやっておいて最後はちゃんとしたミステリーとして仕上がっている。     
    なんだこれはたまげたなぁ。      
    読んでるだけで目が痛くなるし指が痛くなるし腕が痛くなるし背中が痛くなるし脚が痛くなるし、心が痛くなる。

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    2018年11月10日
  • あなたは嘘を見抜けない

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    廃墟探索ツアーで訪れた無人島での最愛の恋人の事故死を不審に思う高辻と、ツアー中に起こった首吊り死体の謎を探るハンドルネーム「ノラニンジン」と彼女を手伝う「カントク」が交互に語られ、次第に真相に迫って行く様子にわくわくする。復讐の為に容易く殺人に手を染める高辻の一途な狂気と逸脱。トリックにも騙された。

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    2018年10月14日
  • あなたは嘘を見抜けない

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    仕掛けを意識しながら読んだものの、最終盤まで見抜けなかった。仕掛けが判明した後の描写に凄みを感じました。

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    2017年08月14日
  • CUT

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    菅原和也『CUT』角川書店。

    デビュー2作目。女性を殺害後に首を切断するという凶行を繰り返すシリアルキラーを描くミステリー。かなり残虐な犯行が描かれるものの、キャバクラで働く透とキャバ嬢で探偵事務所のアルバイト・エコの凸凹コンビのユーモラスな掛け合いが、作品全体の雰囲気を巧く中和している。

    しかし、油断することなかれ…

    ミステリーとしては、しっかりとした造りになっており、犯人が犯行を繰り返す理由、結末の意外性にも十分納得が出来る。

    後味の悪い作品であることは確か。

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    2017年04月15日
  • ブラッド・アンド・チョコレート

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    ネタバレ

    首切り殺人が起きた密室に出入り出来るのは娘一人。彼女が犯人ではない事を証明する→穴がある→それを埋める→繰り返し→真相なんだけど割合初期の穴を何でそこ無視するかなー、と思っていたら最後はちゃんと回収。そのシンプルさのせいか結末えげつないけど何故か読後感はすっきり。

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    2016年09月11日
  • さあ、地獄へ堕ちよう

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    グロい。なんだろう、起きてることはそこそこの事なんだけど、やっぱりグロい。描画力の差か。でも、これが映画化されたらとても美しい作品になるんだろうなと思った。著者がこれを発表したのがわずか24歳とは、とても思えない。

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    2015年03月17日
  • さあ、地獄へ堕ちよう

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    醜くも美しく、グロテスクだけども清々しい、破滅と希望に溢れた珍しい気持ちの良い作品でした。逸材です。次回作が楽しみ!

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    2014年12月16日
  • さあ、地獄へ堕ちよう

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    前半は少しダラダラとした展開だったが、後半は非常にスリリングでおぞましい展開が続く。

    主人公は会員制のSMバーで働く22歳のミチ。ミチが幼馴染みのタミーと出会い、『地獄へ堕ちよう』という裏サイトを覗いた事から、次々と事件が起こる。次第に明らかになる『地獄へ堕ちよう』の秘密…

    金原ひとみの『蛇にピアス』も、ぶっ飛ぶような身体改造の描写。悪魔的な凄惨な殺人は、ウイリアム・ヒョーツバーグの『堕ちる天使』を彷彿とさせる。

    デビュー作にして、横溝正史ミステリ大賞受賞作。荒削りではあるが、かなり力のある若い作家がデビューしたものだ。

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    2014年09月01日
  • CUT

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    安永透は自分がが働くキャバクラの女性、エコ(廃園絵子)と首なし死体に遭遇.その縁で店長からエコを常勤者にスカウトする役目を与えられた.エコは探偵もやっており、透は彼女の動きに巻き込まれる.キャバクラで無銭飲食した月島の自宅で息子の彩人と隣室の平野了一に会う.2人目の首なし殺人事件が発生し、エコの動きが佳境に入る.容疑者として平野が浮上するが、最終的には意外な人物が犯人と判明する.エピローグを読んだ時の驚きで、何度も確認のため前の部分を読み返した.面白かった.

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    2014年03月02日
  • CUT

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    ちょっとグロいがなかなか面白い。
    ドンデン返しはありきたりっぽいが、稚拙な文章にあっていい味出してる感じです。
    食事中に読むことはお薦めしません。
    焼肉食べた後読んで、気持ち悪くなりました。。。

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    2013年11月26日
  • あなたは嘘を見抜けない

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    うーん…
    普通に面白かったかな。
    読み進めていってもなかなか先の展開が読めなくて、最後まで飽きずに読み終われた。

    ミキという女の子と出会ったばかりに、最初から最後まで高辻裕樹がただただ哀れで惨めだったな。
    救われない結末が可哀想だった…。

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    2025年10月19日
  • あなたは嘘を見抜けない

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    世の中は思ったよりも平和で、人は思ったよりも狂ってるという感じ。一途な男の復讐話と思いきや、ただの哀れな結末。恋人も大概だけど、恋人失った男に擦り寄る友人もなんだかんだと醜いなぁ。

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    2025年06月20日
  • さあ、地獄へ堕ちよう

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    2012年の横溝正史ミステリ大賞を当時の最年少で受賞した作品。初期作だからか、尖ってるというか作者の趣味が出過ぎてるというかグロが強い。強すぎる。最後のも、え?じゃあ死んだ人たちなんだったの?的なオチ。

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    2024年01月31日