【感想・ネタバレ】ブラッド・アンド・チョコレートのレビュー

あらすじ

日々をだらだらと過ごす、19歳のフリーターのぼく。ある日ぼくは、フリージャーナリストである、従兄のダイ兄ちゃんに呼び出される。《知性の窓》という怪しげな能力研究団体の取材に、協力してほしいというのだ。なぜなら、主宰者の娘であり、「生きた奇跡」として団体のシンボルに祭り上げられているのは、ぼくの幼馴染である未来だったからだ。後日、ぼくたちは人里離れた山奥にある、団体の研究所への潜入に成功。いわくありげな研究員や数々の自称能力者たちと出会い、未来とも再会する。しかし、研究所内の密室で、首を切断された死体が発見され……。横溝正史ミステリ大賞作家が描く、鋭利な青春本格ミステリ。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

首切り殺人が起きた密室に出入り出来るのは娘一人。彼女が犯人ではない事を証明する→穴がある→それを埋める→繰り返し→真相なんだけど割合初期の穴を何でそこ無視するかなー、と思っていたら最後はちゃんと回収。そのシンプルさのせいか結末えげつないけど何故か読後感はすっきり。

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2016年09月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

登場人物の誰にも共感できなかった
それでも宗教とか超能力とか題材が魅力的
犯人当てに主眼はおいてなさそう
1番可哀想なのはリクくん。あぁ、そんなことをサラッと書けてしまうんだなぁ〜って思った
結末はだいたい予想通り

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2021年08月29日

Posted by ブクログ

何と言っていいか…読み終わってしばらく気持ちが沈んだ。途中から嫌な予感はあったけど、案の定だったよ。人は自分にも嘘をつける

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2021年06月14日

Posted by ブクログ

十九歳のぼくが従兄と共に超能力研究団体の取材に潜り込み、主宰の娘で生きた奇跡として宗教的に祭り上げられている飄々とした幼馴染の未来と再会する。密室で首を切断された遺体、通報すれば容疑者になってしまう未来の為に始める探偵ゴッコ。主人公側に正義がない意外性と畳み掛ける終盤、救われない着地の余韻の浸透感。

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2018年10月14日

Posted by ブクログ

『知性の窓』という怪しげな能力研究団体や密室で発見された首斬り死体、多重推理といったガジェットが魅力的ですし、サイコな結末や青春のほろ苦さが印象的。よくまとまっていると思いますが、予想を裏切る展開は想定内でやや残念。

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2016年05月19日

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