佐野菜見のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
さらば、この世で最も洗練された男子学生
始まれば、終わりがいつかは訪れるもの。この完結はいわば必然
坂本くんの美学溢れる生き方には、最早、憧れるのみ
こんな他に類を見ない、華麗な幕引きを目の当たりにしてしまえば、感想を書く事自体、野暮と感じてしまうので、長々とは語るまい
しかし、あえて、一つだけ言わせていただきたい
広辞苑の、スタイリッシュ、この単語の説明に是非、「『坂本ですが?』の主役、坂本のこと」と書き加えていただきたい
漫画家は、誰でもなく、自分の作品を超えてこそ本物。佐野先生、次回作、正直に言えば、一抹の不安こそありますが、楽しみにしております。不躾なのを承知で、次回作についての要望を -
ネタバレ 購入済み
うおおおおおおお
まさかの4巻で、、、、
最終回とか(ノД`)・゚・。
今まで楽しんで読めました!次回作にもアニメにも期待です!お疲れ様でした! -
Posted by ブクログ
最早、コメディ漫画、ギャグ漫画のジャンルには収まりきらないほどの破壊力を孕んだ漫画に到ったなぁ
佐野先生の漫画家としての器もさることながら、それを割らないよう、細心の注意を払って、ここまでの形に整え、それでも、まだ満足していない担当編集の地味だからこそ必要な努力があってこそ、だろう
ホント、何度も言っているし、他の読み手の方も知っているだろうが、星の数ほどもある漫画には無数の学生キャラが主役、サブ、脇役にこだわらなければいるも、この坂本って男子ほど「スタイリッシュ」が似合うDKもいない。半ば死語感が漂っていた、この単語に息を吹き返させたのは彼である
主人公としてのオーラが、何気ない立ち姿から、 -
Posted by ブクログ
スタイリッシュ、って人を誉めちぎる表現は、坂本の言動を賞賛するためだけに生まれた、と言わんばかりの、コメディ
天が二物を与えたカッコ良すぎるハンサム、などと陳腐な表現を使ったら、必ず、親衛隊にボコボコにされる
彼を讃えるのなら吟遊詩人と、オーケストラを用意せねばなるまい
行動全てが絵になってしまう男子高校生、ホント、何者なんだよ、お前?! そう読んでいてツッコミたくなるほどに、坂本の日常は果てしなくクール。焦りや恐れ、緊張などと言う感情は彼の中には存在すまい。いや、仮にあったとしても、それすら美しさとして外部に滲み出るのか
男も女も、子供も老人も、彼に惚れるしかあるまい
笑えてしまうから、この -
Posted by ブクログ
ネタバレ超がつくほどのクールぶりで不良の嫌がらせや先輩のパシリ、同級生の妬みをかわす坂本くんが主人公。顔もクールで何をやらせてもクールにやりきってしまうその行動に女子たちは釘付けだww
入り口の黒板消し落としトラップでは華麗に受け止め「おはよう…ございます」。教室に迷い込んだ蜂とはコンパスの針で互角に戦い、先輩の「パシリ」強要ではランチパックを盛り付ける、ジュースをカクテるなど一挙手一投足を真顔でこなすクールぶり。新しい表現のギャグ漫画かと思いますw
扉絵でも華麗に遅刻を回避したり、学食のパンをカードで買おうとするシーンなどが。最後まで一気呵成に読みましたw
とにかく気になったら一度読むべし!